漆師屋後継ぎ騒ぎの次は塩田引退問題?!一徹(葉山奨之)の決意!NHKテレビ小説「まれ」第19週あらすじと予告動画

2015年08月03日11時00分ドラマ
(C)NHK

圭太(山﨑)のために仕組んだ父・博之(板尾)の計画通り、圭太は組合員たちの協力を得て無事5代目に!希(土屋)も姑(藤吉久美子)からの厳しい女将修業を受けるが、今度は元治(田中)が塩田職人を引退するという!さらに一徹(葉山)が驚くべき決心を口にする…「まれ」前週あらすじと、8月3日(月)~8日(土)第19週「潮時じゃがいもがレット」のあらすじを紹介、番組公式サイトに予告動画が公開されている。番組放送後、NHKオンデマンドで見逃し配信する。
※8月6日(木)の「まれ」は、「広島平和記念式典」中継のため、朝8:35-8:50の放送となるのでご注意を!

前週の後半から突如クローズアップされたのは、圭太の母、希にとっては姑、直美役の藤吉久美子だ。このところ、ヒロイン希のキャラクターについて、「大輔と付き合ったと思ったら、圭太との初恋を実らせ、今度は遠距離結婚で夫のピンチにも気づかない。それでいていつの間にか自分はスーシェフ…」と、辛口評価をよく聞く。もちろん、「結婚しても家庭に縛られない新しい女性の生き方」として希を応援する声もたくさん聞こえる。それでも4週連続で視聴率20%割れはいかんともしがたい。そんな中、18週後半は、ネットの辛口批評を姑の直美の口を借りてドーンを吐き出させるという荒業に打って出た。さあ、残り3分の1!嫁いびりに遭いながら希がどうやってパティシエとして復活するのか?今後の展開から目が離せない。

まれさて、前週は…。
希を手放すことを認めたくない大悟。希は、何度も課題の「横浜ロールケーキ」を作り直すが、大悟のOKは出ない。大輔も輪子も大悟を説得しようとするが、大悟は聞く耳を持たない。そんな中、希は店の常連客から、希が初めて作ったケーキを大悟が気にかけ、ケーキを買った客に毎回電話で感想を聞いていたことなど、大悟はどれほど希に期待し、大事に育てていたかを知った。改めて師匠の大きな愛を知った希は、最後にもう一度課題のケーキを作った。だが、それも不合格。結局、大悟は希にクビ宣告!本気で店の後継ぎとまで考えていた大悟にとっては、そのような形でしか希を手放すことができなかったのだった。

一方、希が帰ってきて、忙しいものの圭太との初めての嬉し恥ずかしの同居生活をスタート。だが、弥太郎の「圭太を5代目にする」の一言で、希は姑の直美から厳しい塗師屋の女将&嫁修業が始まった。さらに、「圭太では頼りない!」と、漆器組合のメンバーから申し入れが!このピンチを救ったのは圭太の父博之だった。弥太郎との不仲に加え、漆かぶれがあり漆職人の道を選ばず市役所勤めをしていた博之が、自分が5代目を継ぐと名乗り出たのだ。これには組合のメンバーも異存なし。圭太も喜んだが、博之が陶胎漆器断念をぶち上げた。これに圭太は必死で反論するものの相手にしてまれもらえない。ところがそんなとき、博之が将来の市長選を見据えて5代目を申し出たという話が圭太にも伝わった。激怒の圭太は、父への対抗心が強烈な後押しとなり、自分で描いた陶胎漆器のデザインを見てもらおうと、連日蒔(まき)絵師のもとに押し掛けた。そのあまりの熱心さと、陶胎漆器を成功させることで、長年漆のために奮闘してきた弥太郎の花道を作ってやりたいという圭太の気持ちが組合員たちの心を動かした。

実はこれは、情報通のキミ子をうまく利用した博之の“圭太応援計画”だった。自分が悪役になることで圭太を発奮させ、組合員たちと一つにさせるためのシナリオだった。キミ子はそんな博之の狙いを知っていてうまく計画に乗せられた振りをしていた。だが、キミ子は希にだけは博之の親心を話した。希は圭太に博之の本心を伝えようとも思ったが、博之の気持ちを慮ってあえて圭太には教えなかった。

第19週は、桶作元治が塩田引退を言い出す。

 【2015年春ドラマ一挙紹介】 【「まれ」関連・各話あらすじ】

※キャストの紹介は、本記事最後に移動しました。

■第19週(8/3-8/8)
まれ【第109話】8/3(月)
圭太(山崎賢人)が紺谷弥太郎の5代目を引き継ぐことが決まり、親方になるための厳しい修業が始まった。一方希(土屋太鳳)も、塗師屋を支えるため、姑・直美(藤吉久美子)からの厳しい女将修業。そのころ桶作家では、塩の袋づめ作業をしながら、元治(田中泯)が考えを巡らせている。そしてその夜、元治は弥太郎(中村敦夫)を呼び出し、酒を酌み交わしながら…。

まれ【第110話】8/4(火)
今年限りで塩づくりを引退すると宣言した元治(田中泯)は希(土屋太鳳)に、塩田の小屋を使ってケーキ店を開けと言い出す。周囲は、希にケーキ店を開かせるために引退を決意したのかと問いかけるが、元治はこれを否定。去年と比べて塩の味が落ちているからだと説明。何とか思いとどまらせようと、希は去年と今年の塩の味を比べるが、舌が敏感な希でさえも味が落ちているとは感じない。そんな元治の姿を一徹(葉山奨之)は、ある思いを持って見つめていて…。

まれ【第111話】8/5(水)
希(土屋太鳳)は、塩づくりからの引退を決意した元治(田中泯)が落ち込んでいるのではないかと心配になり桶作家を訪ねるが、ご近所さんたちと楽しそうに宴を開いて歌って踊っている。そんな希に対して元治は、これから始まる第二の人生では、世界中の祭りを見に行くと笑顔で答える。希はほっと胸をなでおろし、塗師屋に帰って弥太郎にこの報告すると、弥太郎から意外な答えが返ってくる。

まれ【第112話】8/6(木)
弥太郎は後継ぎがいないことを寂しく思っていたのだ。一徹(葉山奨之)が、デイトレードを辞めて元治(田中泯)の塩田を継ぐと言い出した。塩田での力仕事は一徹には向かないと希(土屋太鳳)は説得するが、頭を使えばなんとでもなると、意志は固い。みのり(門脇麦)によると、一徹が塩田を継ぐと言い出した背景には、徹(大泉洋)の存在があるらしい。頭脳派の一徹は、洋一郎(高畑裕太)に海水をまかせながら、最小限の体力で出来る効率的な潮まきを分析する。そんな一徹のもとに元治が現れて…。

まれ【第113話】8/7(金)
一徹(葉山奨之)の意思が固いことを知った希(土屋太鳳)は、姉としてできることを考える。そして、一徹には塩田は継がせないという元治(田中泯)を説得させるため、一徹を塗師屋に連れて行き掃除や家事を手伝わせ、輪島の町をマラソンさせるなど、体力づくりのサポートに乗り出す。一方、徹(大泉洋)は、一徹が父のようになりたくない一心で塩田を継ぐことを決めたと知り、ますますいじけてしまう。

まれ【第114話】8/8(土)
希(土屋太鳳)たちを前に一徹(葉山奨之)は、元治(田中泯)の塩田を継ぎたいと言った本当の理由を語りだす。その理由を聞いた元治と文(田中裕子)は、なおさら一徹には塩田を継がせるわけにはいかないと言い張る。そんな彼らのやりとりを聞いていたみのり(門脇麦)は、一徹には塩田をやりたいもうひとつの大きな理由があるのだと言い出す。そしてついに一徹は、元治と文に自分の強い思いを伝える。数日後、「まいもん」でお祝いの会があるが、そこで希は店主から思いがけない話を持ちかけられる。

■キャスト相関図(NHKサイトへ)
ヒロイン・紺谷希(旧姓・津村希)役:土屋太鳳(少女時代:松本来夢)
父・津村徹役: 大泉洋
母・津村藍子役: 常盤貴子
弟・津村一徹役:葉山奨之
祖父代わり・桶作元治役:田中泯
祖母代わり・桶作文役:田中裕子
同級生・紺谷圭太役:山﨑賢人
同級生・寺岡みのり役:門脇麦
同級生・蔵本一子役:清水富美加
同級生・角洋一郎役:高畑裕太
同級生・二木高志役:渡辺大知
紺谷弥太郎役:中村敦夫
<横浜の人々>
オーナーパティシエ・池端大悟役:小日向文世
大悟の妻/天中殺オーナー・輪子役:りょう
大悟夫妻の息子・大輔役:設楽優弥
大悟夫妻の娘・美南役:中村ゆりか
パティシエ・浅井和也役:鈴木拓
パティシエ・矢野陶子役:柊子
謎の料理人・珍文棋役:孫成順
語り・魔女姫役:戸田恵子


■「まれ」本編
・放送は2015年3月30日(月)~9月26日(土)、全156回予定。
・NHK総合(月~土)8:00~8:15/12:45~13:00(再)
・BSプレミアム(月~土)7:30~7:45/11:00~11:15(再)
・BSプレミアム(土)9:30~11:00(1週間分)

NHK「まれ」番組公式サイト
NHKオンデマンド「まれ」視聴ページ
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 【朝ドラ一覧】 【2015年夏ドラマ】 【「まれ」関連・各話あらすじ】



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