歴史的快挙!桂小五郎(東山紀之)、坂本龍馬(伊原剛志)ら、薩長同盟に向け動き出す!「花燃ゆ」34話あらすじと予告動画
夫・久坂玄瑞(東出昌大)を死に追いやった薩摩藩とわが長州藩が手を組む!?美和(井上真央)は納得できずにいたが、義兄・伊之助(大沢たかお)より俗論派の椋梨藤太(内藤剛志)の最期を聞き、考えが変わったのだが…NHK大河ドラマ「花燃ゆ」23日(日)夜8時より第34話を放送。予告動画は番組公式で公開。
幕末の歴史に詳しい人はもちろんのこと、そうでない人も「薩長同盟」という言葉は聞いたことがあるだろう。「花燃ゆ」では長州藩が朝敵とみなされ、薩摩藩から猛攻撃を受けた。その敵対する薩摩と長州が手を組む? そんな歴史的快挙がなされたのには深い訳があった。
当時薩摩藩は海外や琉球(沖縄)との貿易で藩の財政は潤っていた。幕府はそこに目を付け、これ以上薩摩が力をもたぬようあえて長州を攻めよと命じた。戦いたくもない相手と戦うおとで、藩の財政は厳しくなり、犠牲者も増すばかり。一方長州藩もこれ以上戦いを続けることは決して好ましくない状態だった。そんな中、坂本竜馬をはじめ、日本を異国から守るためには、今の幕府では無理、新たなる体制を整えなければ! と考える人材が増えていった。薩摩はこれ以上戦いたくない、長州は武器が欲しい、倒幕したい…この両者の利害関係が一致し、幕府にナイショで薩摩は長州に武器を提供。これにより長州藩は攻め入ってきた幕府軍に勝利することができた。
この2つの藩の話し合いの仲介役となったのが、坂本竜馬だと言われており、西郷吉之助(後の西郷隆盛)、桂小五郎らが同盟を結ぶことを了承した。
■前回のあらすじ
美和(井上真央)の働きで、兄・梅太郎(原田泰造)が毛利敬親(北大路欣也)へのお目通りが叶った。梅太郎は高杉晋作(高良健吾)と話をし、萩に攻め入らないよう約束してくれたことを敬親に話す。野山獄に繫がれていた小田村伊之助(大沢たかお)も解放された。椋梨藤太(内藤剛志)は政からはずされ、なんとか敬親にお目通り願いたいと奥御殿にやってくる。都美姫(松坂慶子)は一言「ならぬ、殿のご意思じゃ」と椋梨を拒否。椋梨は美和に付き添われ、奥を後にしたのだが…「お前が私を追い出すというのか…まさか城で最期に合うのがお前とはな…」と意味深なことを言った。美和は「私の兄を陥れ、夫を追い詰め、多くの人の命を奪ってまで椋梨様が求めたものは…」と問うと、椋梨は「私もお前も、人一人の力は大きな流れの中では無力だ」といって去って行った。その後、椋梨は行方を眩ませたが捕らえられたとの知らせが奥に届く。
一方、銀姫(田中麗奈)は無事世継ぎを出産。名を「興丸」と名づけ、美和を興丸の守り役に命じた。
椋梨が政から身を引いた後、伊之助は敬親に城を山口に戻すことを提案。さっそく引っ越しすることになったのだが、美和の実家から父・百合之助(長塚京三)の具合が良くないとの知らせが入る。できることなら一度実家に戻ってほしいと亀(久保田麿希)が美和に頼むのだが、一度奥に入った身としては、そう簡単に実家に戻ることはできなかった。
人づてに美和の父の具合が悪いと聞いた銀姫は、山口への出立前日、半日だけ里帰りを許すと美和に行った。美和は、ここで実家に戻ってしまったら、心が折れて城に戻ってこないかもしれない、というと銀姫は「それでもよいではないか」と言った。結局、実家に戻った美和。久々家族揃って過ごしたが、父はかなり衰えていた。山口へ移ったらもう二度と萩へは戻ってこれない…その覚悟を持って、翌朝、美和は銀姫のもとへ帰って行った。
■第34話「薩長同盟!」あらすじ
高杉晋作(高良健吾)は毛利元親(三浦貴大)に大胆な提案をする。幕府に対抗するため、今まで長州と犬猿の仲だった薩摩と同盟を組むことを提言。小田村伊之助(大沢たかお)、桂小五郎(東山紀之)らは坂本龍馬(伊原剛志)との出会いから、新しい日本のために、薩摩と長州が手を組むことが必要だと認識。
その話を聞いた美和(井上真央)は、夫・久坂玄瑞(東出昌大)を死に追いやった薩摩と同盟を組むことは許しがたいことだった。しかし伊之助はそんな美和に椋梨藤太(内藤剛志)の武士としての最期を語り、これからの長州に何が必要かを話すのだが…。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第33回は8月23日(日)NHK総合は夜8時から。BSプレミアムは夜6時から放送。予告動画は公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。またNHKオンデマンドでは見逃し番組として配信を行っている。
◇NHK大河ドラマ「花燃ゆ」番組公式サイト
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各話:216円/3日間、見放題パック:972円/毎月(自動更新)
【大河ドラマ紹介】 【2015年NHK大河「花燃ゆ」各話のあらすじ】
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