翔太から突然のプロポーズ…聞いた覚悟に葵は!?運命の日に、あかりが向かったのは…!?「恋仲」第8話 予告動画-フジテレビ

2015年09月06日17時00分ドラマ

ラスト2話「恋仲」第8話であかり決断の時!あかり(本田翼)に翔太(野村周平)はこれまでのことに対する謝罪と、自分の正直な気持ちを告げ、プロポーズをする!その現場をたまたま見てしまった葵(福士蒼汰)は、自分の気持ちを改めて見つめなおすことに…そんな中、公平(太賀)が七海(大原櫻子)の就職祝いを開催、その場にあかりがやってきて…!?あかりが選ぶのは、葵、それとも翔太…?そして、翔太の覚悟に葵は!?「恋仲」第8話は9月7日(月)夜9時から放送、予告動画は番組サイトで公開中。

心音(大友花恋)の一件を経て、改めてあかり(本田翼)への想いを痛感した翔太(野村周平)は、あかりを抱き締め、結婚してくれないかとプロポーズする。手紙のことを言いだせず5年間嘘をついてしまったが、あかりを想う気持ちに嘘はなかった。今度は葵(福士蒼汰)ではなく俺に会いに来て欲しい。8月31日…7年前、あかりが葵に宛てたメモに残したあの場所で待っていると翔太は続けるのだった。偶然そんな2人の光景を見てしまった葵は、あまりの衝撃に動くことが出来ず…。
翔太を見て、自分には“あかりの将来を支える”覚悟はまだないと自信を失った葵。とぼとぼと仕事から帰宅すると金沢公平(太賀)が、七海(大原櫻子)の就職祝いのために、パーティーの準備をしていた。そこへ七海が、あかりを連れて帰ってくる。あかりの教員採用試験合格も一緒に祝おうと言うのだ。
気まずさを感じながらもパーティーは進む。そんな中、葵と二人きりになったあかりは、翔太からプロポーズされていることを相談する。何も言わない葵に背中を向けたあかりを葵は引き留めることは出来なかった…。

いよいよ残り2話。葵とあかり、そして翔太の三角関係も大詰め。あかりは2人のどちらを選ぶのか…?
さて、このドラマ、往年のラブストーリー王道を走っているようで、今を生きる現代の若者のヒューマンドラマとしても楽しめる。
第7話の中で葵が言った“俺が造らなくても世の中には優秀な建築家がたくさんいる”というこのセリフ。なんだか悲しい言葉だったが、同じように感じたことがある方もいらっしゃるのでは。
無駄な努力や衝突は避けようとする。また、他人の目を気にし、やたら気遣う特徴も持つ現代の若者のことを“さとり世代”だという言葉で表すことがあるという。この特徴、どこかドラマの登場人物たちにも当てはまっているようにも感じられないだろうか。
仕事のことも、そしてあかりのことも、どこか自分で限界を定めて、がむしゃらに頑張るということをしない葵。周りのことを考え、本当の自分の気持ちを表現できないあかり。親友であり、自分を救ってくれた葵と同じ人を好きになってしまっても、真正面から衝突することを逃げた翔太。
この三人だけ見ても、なんだか共感できる…というキャラクターが一人はいるのでは。見事に若者の特徴をとらえた人物設定になっている。

このキャラ設定、そしてセリフを作り上げたのが脚本家・桑村さや香だ。これまで「So long!」や「SHARK」シリーズ、「BAD BOYS J」等の脚本を手掛けてきたが、ゴールデンタイムの脚本は今回が初めて。しかもそれがいきなりの月9という大舞台だというのに、プレッシャーは跳ね除け、ターゲットである現代の中高生から支持を集める作品を作り上げて見せた。
ドラマを見ている最中は胸キュンでもうそれどころではないかもしれないが、登場人物たちのどこか自分に似ている様子に考えさせられる…ということもあるかもしれない。

「恋仲」第8話は9月7日(月)夜9時から放送、予告動画は番組サイトで公開中。

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