女たちの恨み、晴らします!テレビ朝日29日、東山紀之主演「必殺仕事人2015」あらすじと予告動画

2015年11月28日18時30分ドラマ

東山紀之主演「必殺」最新作「必殺仕事人2015」(テレビ朝日)が29日(日)夜9時より放送!和久井映見、松岡昌宏(TOKIO)、知念侑李(Hey! Say! JUMP)らに“流れの仕事人”として遠藤憲一と山本美月が夫婦役で参戦!弱い女たちを食い物にする悪党どもを成敗する!予告動画は番組公式サイトで公開。

藤田まこと扮する中村主水が主人公の大人気時代劇「必殺」シリーズ。その後継ドラマとして東山紀之主演でスタートしたのが2007年。以降、2009、2010、2012、2013、2014、2015年とスペシャルドラマとして続いている。

中村主水の肩身の狭いムコ殿キャラを見事に受け継いだ渡辺小五郎(東山紀之)と、花御殿のお菊(和久井映見)、経師屋の涼次(松岡昌宏)、リュウ(知念侑李)の4人が“仕事人”として悪を成敗していく物語。スペシャル版となってからは、毎回豪華なゲスト、意外なキャスティングで話題になっている。昨年放送された「仕事人2014」では、中村梅雀、佐々木希、永島敏行、高橋英樹らが出演した。

そしていよいよ11月29日(日)放送される「必殺仕事人2015」では、レギュラーメンバーの仕事人に加え、風来坊の仕事人“瓦屋の陣八郞”役として遠藤憲一、陣八郞の妻で同じく流しの仕事人、泣きぼくろのお宮役に山本美月が出演する。

本作の悪人は、やむにやまれぬ事情で夫と離縁を望む女たちが駆け込む“縁切り寺”の住職・燕天役に竹中直人。燕天と裏で繋がっているらしい寺社奉行の江田島兼良役に中丸新将。謎の浪人・雉沢清十郎役には、現在放送中「オトナ女子」に出演、脇役だが存在感を増してきた丸山智己が出演。竹中直人がどんな悪人ぶりを発揮するのか楽しみである。

注目は、ファッション誌『CanCam』の専属モデルで女優としても活躍している山本美月が、エンケンこと強面の遠藤憲一の女房役で出演。しかも流しの仕事人というクールな役だ。ランナウェイを歩く山本美月が仕事人で悪人を成敗! これはファンなら必見、ファンじゃなくとも一見の価値アリではないだろうか。

その他、小五郎の嫁・ふく(中越典子)、姑・こう(野際陽子)、小五郎の上司・増村倫太郎(生瀬勝久)、同僚の結城新之助(田口浩正)らレギュラーメンバーも出演。

時代劇だが現代にも通じるテーマを取り上げる¥「仕事人」シリーズ。今回はDV(ドメスティック・バイオレンス)夫から逃れた女たちが逃げ込む「縁切り寺」が舞台。今で言うDVシェルターと同じような役割を担っているところのようだ。いつの世も、DVに苦しむ女性はいたのだ。
折しも11月26日は映画『駆込み女と駆出し男』のDVD&Blu-ray発売日。この映画も、DV夫から逃げだした女たちを描いた物語である。この映画の原作は井上ひさし東慶寺花だより (文春文庫)という書籍だが、実際江戸時代には幕府公認の“縁切寺”東慶寺が実在していた。
映画『駆込み女と駆出し男』公式サイト

■あらすじ
江戸の街に、DV夫から逃げた妻たちが駆け込む「縁切り寺」と呼ばれる寺で、住職とそこへ逃げ込んだ女たちが斬り殺されるという残忍な事件が起きた。ちょうどそのころ、小五郎(東山紀之)と妻・ふく(中越典子)は夫婦ゲンカをして、ふくが家出していたこともあり、もしやふくが被害者の1人ではと小五郎は現場へ駆けつける。
一方、裏家業で「仕事人」をやっている“瓦屋の陣八郞(遠藤憲一)”と、その妻“泣きぼくろのお宮(山本美月)”が江戸に流れてきた。偶然この夫婦を見掛けたお菊(和久井映見)は小五郎に、あの2人には近づかないよう釘を刺す。
事件後、寺社奉行・江田島兼良(中丸新将)の鶴の一声で、燕天(竹中直人)という怪しげな坊主が新たな住職になった。僧侶の修業経験があるリュウ(知念侑李)は、燕天らに違和感を覚える。
何事もなかったかのように、再び女たちの駆け込み寺となった「縁切り寺」だが、その裏では女たちの弱みを握り、食い物にしようとする陰謀が渦巻いていた…。

テレビ朝日11月29日(日)夜9時よりスペシャルドラマ「必殺仕事人2015」を放送。出演は東山紀之、和久井映見、松岡昌宏(TOKIO)、知念侑李(Hey! Say! JUMP)、野際陽子、中越典子、生瀬勝久、田口浩正、山本美月、竹中直人、遠藤憲一ほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

テレビ朝日11月29日放送「必殺仕事人2015」番組公式サイト