忽那汐里×萩原健一のほっこりするドラマ「鴨川食堂」第2話は別れた夫のとんかつ探し!予告動画

2016年01月17日11時21分ドラマ
(C)NHK

京都の食堂を舞台に忽那汐里と萩原健一が親子役で、悩みを抱えた客たちの思い出の食を再現する「鴨川食堂」(NHKBSプレミアム)は、柏井壽の「鴨川食堂」「鴨川食堂おかわり」(小学館刊)が原作のハートフルドラマ!1月17日(日)第2話は井上晴美をゲストに迎え、別れた夫のとんかつを再現!番組公式サイトに予告動画が公開されている。

京都が舞台だけに主演の忽那汐里と萩原健一ははんなりした京都弁を使う。少々ぎこちない二人の京都の言葉だが、妙役の岩下志麻の粋な着物姿や柔らかい京言葉が十分に京を感じさせてくれる。客の間違った食べ方にはドスの利いた岩下のアドバイスには、『極道の妻たち』シリーズを思い出させくすりと笑わされた。
また、萩原扮する料理人・流が、調査のために現地に赴き現地の人と触れ合う姿も、このドラマの見どころとなりそうだ。

第1話は、特撮ヒーロー出身の半田健人が演じる伊達久彦が、亡き母の肉じゃが再現を依頼。母が亡くなった後すぐに父が再婚し、そのことを素直に受け入れることのできなかった伊達。中学生の時に継母が自分だけに肉のない肉じゃがを準備しているのをみて、継母の仕打ちを恨んでいつか見返してやろうと、今では若き経営者として大成した。
こいし(忽那)の聞き取りと流(萩原)が伊達の故郷広島での調査の結果、みごと肉じゃがの再現に成功。そして肉じゃがの真相にもたどり着いた。
実は、伊達が継母を恨んだ肉なしの肉じゃがは、亡き母のレシピ通りに再現したものだった。偏食の激しかった伊達のために、亡き母は肉じゃがに缶詰の肉を使っていたのだった。煮込むと固くなるために出来上がる寸前に缶詰の肉を加えるつもりだったのだ。継母は、伊達のために先妻の残したレシピ通りに料理を作っていたのだった。継母の肉じゃがもまた伊達を愛するおふくろの味だった…という展開だった。
久々の半田の出演にファンも大喜びの第1話だった。

鴨川■第2話「母の肉じゃが」
やってきた依頼人は手に包帯をした女性・廣瀬須也子(井上晴美)。捜してほしいのは以前、別れた夫が作ったとんかつだという。3年ほど前まで京都、出町柳に「かつ傳」と言う店があったのだが今は店を閉じてしまった。そこは元夫の店だった。いまは入院していて料理もできないが、何とかして元夫の作ったトンカツを再現して食べさせたいのだと、こいしと流(萩原健一)に依頼する。
早速、出町柳に出向いての調査が始まった。

今夜の第2話は、山口から来たら依頼人。今は別れた夫との思い出のとんかつを再現して欲しいと言う。

■第2話ゲスト:廣瀬須也子(井上晴美)

忽那汐里と萩原健一が父子役で悩める人に勇気を与えてくれるドラマ「鴨川食堂」は、NHKBSプレミアムにて1月10日(日)よる10時スタート。再放送はBSプレミアム 翌週土曜 よる23時45分から。予告動画は公式サイトで公開。

NHKBSプレミアムドラマ「鴨川食堂」
NHKオンデマンド「鴨川食堂」
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