女性もシニア層も熱烈支持するカップ麺!真剣にふざけるエースコック社長がカンブリアに登場!予告動画

2016年03月02日17時08分政治・経済
(C)テレビ東京

低カロリーの「スープはるさめ」や「減塩」ラーメンなど、女性やシニア向けから、麺増量「スーパーカップ」など若者向けまで、カップ麺の常識変える“エースコック”戦略!明日3月3日(木)「カンブリア宮殿」では、同社の村岡寛社長をゲストに迎え、そのユニーク戦略に迫る!番組公式サイトには、MC村上龍のコメントと予告動画が公開されている。

世は健康ブーム。カップ麺は体に悪そう…、というイメージを、エースコックが覆した。2001年に発売した「スープはるさめ」は、麺の代わりに「はるさめ」を使い、これまでのカップ麺よりカロリーを半減。ダイエットに敏感な女性に受けて大ヒットし、今でも「カップスープ」部門で売り上げ11年連続No.1を誇っている。また、最近では従来のカップ麺と比べ塩分を40%抑えた「かるしお」シリーズを販売し、「国立循環器病研究センター」が認定する“減塩”商品に、加工食品として初めて選ばれた。
こうしたこれまでの常識を破る商品で勝負するエースコック。年間に投入するアイテムはリニューアルを含めて150以上。もちろんメーン顧客である男性若者層に訴えかける“がっつり系”商品など幅広いラインナップを充実させることも重要。本社では、日夜、開発担当者が商品作りのための「食べ合わせ試食」が行われていた。
また、商品のネーミングもとても重要な要素だという。消費者が売り場で見かけて一瞬で手に取りたいと思わせるためだ。会議の合言葉は、「真剣にふざける!」。どんなに変な提案でも決して否定してはならないというルールがある。そんなユニーク戦略が、独自商品を生み出す原動力になっている。

エースコックの歴史は、現社長の父・村岡慶二が、「パン」の製造販売を開始したことに始まる。その後、日清が即席麺を誕生させた1年後、即席麺業界に参入。1963年、麺にワンタンの皮を入れるというアイデアで「ワンタンメン」は大ヒット。その他にも、業界初の「カレー味のカップ麺」や、餅を入れた「力うどん」など、他社にはない斬新な商品を開発し業績をのばしていく。しかし、1980年代に入ると売上げが低迷。そんな時期に、商品開発部のトップになったのが現社長の村岡。危機感を募らせた村岡が注目したのはカップ麺の“量”。「昔と比べて若者の体格も大きくなった。もはや普通の量では客は満足しない」と、日本初の大盛りカップ麺「スーパーカップ」を発売。半年で1億食、160億円を売り上げ異例の大ヒットを飛ばした。200年に入ると「健康ブーム」にいち早く目をつけ、あの「スープはるさめ」、塩分控えめの「かるしお」、今では食べるだけで乳酸菌も同時に摂取できるような商品の開発にも乗り出している。村岡は「カップ麺=体に悪いというイメージが、今でもあるが、きちんと理解してもらうためにも「健康」を意識した商品にこれからも挑戦していきたい。」と話す。

エースコックの全体売上げの内、約半分が海外の売上げだ。番組では、いち早く仕掛けてエースコック流の海外戦略も紹介する。

【ゲスト】エースコック 代表取締役社長 村岡寛
【メインインタビュアー】村上龍
【サブインタビュアー】小池栄子
【放送日時】 毎週木曜日22:00~22:54
【同時放送】TX・TVO・TVA・TSC・TVh・TVQ

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