美和(水川あさみ)の贖罪と最後の願い…綾瀬はるか主演4日「わたしを離さないで」第8話あらすじと予告動画

2016年03月04日10時00分ドラマ

美和(水川あさみ)は最後の提供の前に恭子(綾瀬はるか)、友彦(三浦春馬)の3人で陽光へ行きたいという…3人が訪れた陽光はすっかり変わり、生気のない顔をした提供者となる子どもたちがいた…名子役・鈴木梨央が再登場!TBS4日(金)夜10時「わたしを離さないで」第8話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開。

現在放送中NHK朝ドラ「あさが来た」で主人公・白岡あさの幼少期を演じた人気子役・鈴木梨央が第8話で再び登場する。「わたしを離さないで」でも、主人公・恭子(綾瀬はるか)の幼少期を演じた鈴木だが、今回は回想シーンではなく現代、つまり大人になった恭子と共演する。その意味するところは…本当にこのドラマはテーマが重く、毎回見るたびに「人間とは何か」を考えさせられてしまう。原作者カズオ・イシグロが意図するものが、このドラマでもきちんと描かれていることの表れではないだろうか。

恭子役を熱演する綾瀬はるかは、3月19日スタート、NHK総合「精霊の守り人」(4回)にて、主役の女用心棒バルサを演じる。この物語は昨年、『鹿の王』(講談社)で見事「本屋大賞」を受賞した上橋菜穂子作のファンタジー小説のドラマ化で、原作はシリーズ全12巻、累計発行部数370万部突破の大ベストセラーである。このシリーズは、児童文学のノーベル文学賞と呼ばれている国際アンデルセン賞を受賞。ジャンルとしては児童文学だが、大人のファンも決して少なくない、幅広い年齢層に愛される作品である。過去にアニメ化(NHK)はされたものの、実写ドラマ化は今回が初。主人公「短槍使いのバルサ」は男顔負けの槍使いの名人という役どころ。綾瀬はるかはスタントなしでアクションシーンをこなしたそうだ。原作どおりだとすれば、相当大変な格闘シーンだったはず。原作ファン、綾瀬はるかファンにとって、3月19日の放送日が待遠しい。

NHK放送90年大河ファンタジー「精霊の守り人」番組公式サイト

■前回のあらすじ
美和(水川あさみ)に対する様々な思いを抱えながら介護人を続ける恭子(綾瀬はるか)。しだいに恭子は美和に対する憎しみが薄れ、自分も美和を必要としていたことに気づく…。そんなある日、恭子のもとに美和の次回の提供資料が届く。そこに書かれていたのは3種同時提供。すなわちそれは即時解体、美和の死を意味するものだった。恭子はなんとか阻止しようとするが結局為す術もなかった。そんな中、美和が最後のわがままを聞いて欲しいと恭子に頼む。それは恭子、友彦(三浦春馬)、そして美和の3人でもう一度陽光学苑へ行きたいと言う。恭子は戸惑いを隠せなかったが、どうせなら言い出しっぺの美和が友彦に手紙を書いてはどうかと提案。美和は友彦に3人で会いたい、陽光に行きたいと手紙を書く。手紙を受け取った友彦は、提供後の体力回復が芳しくなく、すぐに返事を出すことができなかった。友彦の介護人・中村(水崎綾女)の代筆の手紙が届き、友彦の外出許可が下りなかったので、こちらに会いに来て欲しいと書かれていた。
約束の日、恭子と美和はクルマで友彦がいる回復センターへ向かう。到着すると友彦が待っていた。するとすぐさまクルマに乗り込む友彦は「行って!」と言った。職員らの目を盗んで無断で外出した友彦。やがて3人はかつて陽光学苑があった場所に到着するのだが…。

■第8話あらすじ
美和(水川あさみ)は最後の提供の前に、恭子(綾瀬はるか)友彦(三浦春馬)の3人で陽光があった場所へ行きたいと言う。3人でその場所を訪れると、かつての陽光はすっかりかわっていた。そこには提供者として育てられている子どもたちがいたのだが、誰もみな生気のない顔をしていた。その中に、昔の恭子と瓜二つの女の子(鈴木梨央)もいた。
美和は恭子に今までのことを謝罪し、友彦と「猶予」の時間と過ごして欲しいと願うのだが…。

TBS 2016年3月4日(金)夜10時より「わたしを離さないで」第8話を放送。大ベストセラー作家カズオ・イシグロの衝撃作を実写ドラマ化。主演は綾瀬はるか×三浦春馬×水川あさみ、共演は柄本佑、水崎綾女、馬場園梓、真飛聖、伊藤歩、麻生祐未ほか。番組公式Twitterアカウントは「@NLMG_tbs」。8話予告動画は番組公式サイトにて視聴できる。「TBS FREE by TBSオンデマンド」ならびに「TVer」にて無料見逃し配信中。

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