2人は猶予を手に入れられるのか…綾瀬はるか主演11日「わたしを離さないで」第9話あらすじと予告動画

2016年03月10日21時00分ドラマ

友彦(三浦春馬)との愛を証明し「猶予」を勝ち取りたいと恭子(綾瀬はるか)は必死に恵美子先生(麻生祐未)を探す!残された時間はあとわずか…果たして恭子と友彦は、猶予を勝ち取り2人だけの時間を過ごすことができるのか!?TBS11日(金)夜10時「わたしを離さないで」第9話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開。

前回(第8話)でとうとう美和(水川あさみ)が逝ってしまった。介護した恭子(綾瀬はるか)にとって、美和にとっても、最後に一緒に過ごした時間が一番幸せだったのだろう。互いに意地を張ったり、見栄を張ったりすることなく、理解し合い、穏やかな時間が過ごせたようだった。

この物語は臓器移植を目的とした人間が製造され、しかも彼ら自身には人格があり、自分の運命を受け入れているという、衝撃的な物語である。美和が最後の提供のため手術室へ連れて行かれる際、恭子に向かって「わたしを離さないで!」と泣き叫んだ。恭子は美和の手を取り、陽光時代に教わった「あなたたちは尊い使命を持った天使」だと美和に言い聞かせていた。そのシーンを見て、たとえ尊い使命だと言われようとも、それすなわち自分の死を意味しているとしたら…どこの誰ともわからない人のために、命を捨てられるだろうか。なぜ、提供者たちは、人格が与えられてしまったのだろう。それこそが、このドラマの本質であり、次回(第9話)で解き明かされる陽光学苑設立までの経緯なのだ。

■前回のあらすじ
美和(水川あさみ)は最後の提供の前に、恭子(綾瀬はるか)友彦(三浦春馬)の3人で陽光があった場所へ行きたいと言う。3人でその場所を訪れると、かつての陽光はすっかりかわっていた。警備員に見つかった3人は施設内に入れられ、身元照会がなされた。そこで3人が見たものは…生気のない顔をし、提供者として育てられている大勢の子どもたち。その中には、恭子の子どものころに瓜二つの少女(鈴木梨央)もいた。
美和は恭子と友彦に2人の時間を奪ってしまったことを謝罪。そして2人で「猶予」を勝ち取ってほしいと言い、友彦に恵美子先生(麻生祐未)の住所を手渡した。その後、美和は最後の提供をしてこの世を去った。
美和の遺品を整理していた恭子は、生前美和が作った手と手が握りしめられている石膏のオブジェを見つける。それを見た恭子はあることを決意する。
以前から、介護人を恭子にとリクエストしていた友彦。恭子はそのリクエストを受けることにした。そして、やっと2人は一緒になることができたのだが…。

■第9話あらすじ
恭子(綾瀬はるか)は友彦との「猶予」を勝ち取るため恵美子先生(麻生祐未)を探した。友彦に次の提供の指示が出るまえに猶予を得たいと焦っていた。その甲斐あって、2人は恵美子のもとを訪れることができたのだが…。

TBS 2016年3月11日(金)夜10時より「わたしを離さないで」第9話を放送。大ベストセラー作家カズオ・イシグロの衝撃作を実写ドラマ化。主演は綾瀬はるか×三浦春馬×水川あさみ、共演は柄本佑、水崎綾女、馬場園梓、真飛聖、伊藤歩、麻生祐未ほか。番組公式Twitterアカウントは「@NLMG_tbs」。9話予告動画は番組公式サイトにて視聴できる。「TBS FREE by TBSオンデマンド」ならびに「TVer」にて無料見逃し配信中。

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