【最終回】2人の夢で終わった猶予…綾瀬はるか主演18日「わたしを離さないで」あらすじと予告動画

2016年03月17日21時00分ドラマ

猶予の話はウソだった…ショックを受けた友彦(三浦春馬)に3度目の提供指示が届く!3度目に耐えたとしても不自由な体になる、そんな自分を見られたくない友彦は恭子(綾瀬はるか)に介護人を辞めて欲しいと言うのだが…TBS18日(金)夜10時より「わたしを離さないで」最終回を放送。予告動画は番組公式サイトで公開。

陽光出身の提供者は特権として、2人が本当に愛し合っていることを証明できたら「猶予」がもらえる…というまことしやかな噂を信じ、恵美子先生(麻生祐未)を探した恭子(綾瀬はるか)と友彦(三浦春馬)。こんなぬか喜びをさせておいて、奈落の底へ突き落とすような現実…前回(第9話)は見ているだけで胸が詰まる思いがした。せめて最終回、友彦、恭子たちが「生まれてきてよかった」と思えるような結末であってほしい。

18日放送の最終回に、お笑い芸人・かもめんたる槇尾がゲスト出演する。友彦を元気づけるため、恭子は少年サッカーを見につれていくのだが、チームに所属する男の子の父親役を槇尾が演じる。この親子には、とある秘密があるらしい…。それは見てのお楽しみ!

■前回のあらすじ
恭子(綾瀬はるか)は友彦との「猶予」を勝ち取るため恵美子先生(麻生祐未)を探した。友彦に次の提供の指示が出るまえに猶予を得たいと焦っていた。友彦以外の提供者の介護をしながら、空いた時間にかけずりまわり、やっと手がかりを見つける。それは友彦が図書室から借りてきた本の表紙。装丁にはかつて恭子が陽光で描いた絵が使われていた。その出版社へ問い合わせ…恭子はついに恵美子先生の居場所を突き止めた。恭子が恵美子宛に手紙を書くと、会って話をしましょうと返事が届いた。
友彦は、猶予の判断に使ってもらうため、描きた溜めた絵を持っていく。猶予の話は噂かもしれない…でも、わざわざ恵美子先生から返信が来たのだからと期待に胸を膨らませる。
恵美子先生の家に到着した2人を出迎えたのは、マダムさん(真飛聖)だった。体が弱った恵美子の面倒をマダムが見ていた。あれ以来、初めて恵美子先生と会う恭子と友彦。2人は懸命に猶予がほしいと願い出る。しかし恵美子先生の口から出た言葉は「あげられるなら差しあげたい。でもそんなものはないのです」。恵美子先生から聞かされた陽光設立の経緯は、衝撃の告白だった。
恵美子先生の父親は科学者で、クローン人間を作った人だった。そして恵美子先生本人が、母親のクローンだったのだ。人間はクローン人間を手に入れ、病魔に苦しむことがなくなった。人間はそんな生活を手放すはずがない。そのためにクローン人間は、自分達と同じ人間ではないと思い込もうとしている。恵美子先生は自分が人間ではな、クローンだと知って絶望した。そして父親が犯した罪を償うため、せめて提供者たちにできる限り人間らしい生活をさせたいと、父親の遺産で陽光を設立した。
衝撃の事実を知り、猶予という夢が打ち砕かれた2人。友彦は悲しみのあまり、雄叫びを上げた…。

■最終回あらすじ
猶予の話は噂でしかなかった…その事実を知ってショックを受けた友彦(三浦春馬)のもとへ、3度目の提供指示が届く。提供者の多くは3度目を乗り切ることができない。わずかながら乗り切ったとしても、1人でトイレに行くこともできないほど体は弱ってしまう。友彦はそんな自分の見せたくないので、恭子(綾瀬はるか)に自分の介護人を辞めて欲しいと言うのだが…。恭子、友彦、そして美和(水川あさみ)ら提供者には、生まれてきた意味があるのか? 彼らは自分たちが生まれてよかったと思えるのだろうか…。

TBS 2016年3月18日(金)夜10時より「わたしを離さないで」最終回を放送。大ベストセラー作家カズオ・イシグロの衝撃作を実写ドラマ化。主演は綾瀬はるか×三浦春馬×水川あさみ、共演は柄本佑、水崎綾女、馬場園梓、真飛聖、伊藤歩、麻生祐未ほか。番組公式Twitterアカウントは「@NLMG_tbs」。最終回予告動画は番組公式サイトにて視聴できる。「TBS FREE by TBSオンデマンド」ならびに最新話は「TVer」にて無料見逃し配信中。

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TBS 1月15日(金)スタート「わたしを離さないで」番組公式サイト