キリンビール、高良健吾が現代に舞い降りた侍に扮する「淡麗 極上〈生〉」TVCMを公開

2016年04月04日16時40分商品・CM

キリンビールは、発泡酒「淡麗 極上〈生〉」のCMキャラクターに、映画『密のあわれ』が公開中の高良健吾を起用しTVCM2本を公開した。
新CMシリーズ「淡麗侍」は、高良健吾が、現代に舞い降りた侍であり、都内で働く中間管理職のサラリーマン“淡麗侍”を演じる。
その淡麗侍が、部下がトラブルを起こした際に馬で駆けつけて謝罪したり、馬に乗ったまま会議室に飛び込んで怒られてしまったりと、不器用ながらも同僚や部下のために日々汗を流す、「淡麗なる生き方」を描いた。

TVCM「登場篇」と「謝罪篇」は、高良健吾演じる淡麗侍が「時代は変わっても、人は変わらない。俺たちは侍だ」と心の中で言いながら、昼休みのビルの屋上でたたずんでいる。彼の周囲では、彼が生きた時代を感じさせる町人などが思い思いに遊んでいる。
そのとき、部下から1本の電話が入り、彼は「分かった。今すぐ行く」と言うと、馬にまたがって街中を疾走し、部下の元へさっそうと駆けつける。
取引先の会議室では、部下が松重豊演じる悪代官(クライアント)に「どういうつもりだ」と言われ、「ですから、その・・・」と返答するが、「誰が責任を・・・」と問い詰められる。
彼が馬に乗ったまま入っていくと、部下は「課長!」とすがるような声を出し、彼は「すべて私の責任です」と謝罪する。しかし、悪代官は驚いた様子で「馬で来るなよ!」と一喝する。
彼が「失礼!」と馬上から潔く謝罪するが、悪代官に「上から言うな!」と更に手痛い指摘を受けて思わず苦笑いする。場面は夜のお酒の席に替わり、彼は部下から「余計ダメでしたね!」とツッコまれて苦笑いする。

撮影は、CMでは街中を馬で駆け抜けたり、会議室に馬で登場するという驚きのある映像だが、これらは、街中を走ったり会議室のセットで馬と撮影するなど、CGではなく実際に撮影を行っている。
高良健吾は、以前、ドラマの撮影で馬に乗ったことがあり、乗る前には必ずポンポンと馬をなでるなど、慣れた手つきで馬とコミュニケーションを図る。侍姿という慣れない衣装でも、軽々と馬を乗りこなす姿は、まさに“現代に舞い降りた侍”といった様子だった。

キリンビール「淡麗 極上〈生〉」ブランドサイト