歴史に“暴君”と名を遺した王の最期は?甲子士禍~燕山君の最期「王と妃」第181-最終回あらすじ!配信情報も

2016年04月12日15時50分ドラマ
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昨年夏からスタートしたドラマもいよいよ最終回へ!生母ユン氏毒殺にかかわった臣下の皆殺しをした甲子士禍という2度の粛清をしたエピソードは、「宮廷女官チャングムの誓い」や「女人天下」の冒頭、または「王と私」のラストで描かれている!韓国で視聴率44.3%獲得!陰謀うごめく朝廷の光と闇をリアルに描くBSフジにて好評放送中正統派史劇「王と妃」4月13日(水)第181話~186話(最終回)のあらすじを紹介、本作はSHOWTIMEでも配信中で、第1話~4話まで無料視聴できる。

※4月21日(木)からは、<イ・サン>をつなぐ朝鮮王朝最大の“謎”を解き明かす、悲劇の「米びつ事件」を新たな視点から描くミステリー時代劇「秘密の扉」を放送する。

kandoratop【作品詳細】【各話あらすじ】

■キャスト
首陽大君/世祖役:イム・ドンジン
インス大妃役:チェ・シラ
シン・スクチュ役:イ・ジョンギル
ハン・ミョンフェ役:チェ・ジョンウォン
燕山君役:アン・ジェモ
端宗役:チョン・テウ
成宗役:イ・ジヌ
恵嬪 ヤン氏役:キム・ヘリ
譲寧大君役:シン・グ
クォン・ラム役:キム・ガプス

■第181話「甲子士禍」
貴人たちを殺した燕山君は周囲が止めるのも聞かず、廃妃に関わったすべての人々を追及すると言い出す。さらに、大王大妃こそ廃妃を殺した張本人だと言ってのける。官僚たちは怖気づいてついにその夜のうちに廃妃を王妃として追尊すると決める。だが燕山君の怒りは収まらない。こうして甲子士禍が始まった。燕山君はいまや復讐の鬼と化し、宮殿は血に染まっていく。

outokisaki■第182話「根競べ」
大王大妃は廃妃の真相を燕山君の義兄シン・スグンに語って聞かせていた。廃妃し、自決させることに同意した官僚たちに重荷を負わせるためだった。大王大妃はその重荷によって成宗代は泰平だったと語る。そんな大王大妃に燕山君は一言詫びれば済むと詰め寄る。だがその一言だけは決して口にできない大王大妃だった。痺れを切らした燕山君は夜半に大王大妃のもとへと向かう。

outokisaki■第183話「仁粋大王大妃崩御」
大王大妃殿で狼藉を働く燕山君。だが大王大妃は決して怯まず、さらに燕山君を怒らせる。宮殿はもはや無法地帯と化していた。燕山君は大王大妃が生きている間に廃妃の追尊の儀式を執り行うと宣言する。だが奇しくも儀式の前日に大王大妃はこの世を去ってしまう。儀式で大王大妃に惨めな思いをさせ、復讐を成し遂げるつもりでいた燕山君の計画はついに果たせなかった。

outokisaki■第184話「続く圧政」
謝罪のことばなく逝った大王大妃に対し、燕山君は不快感をあらわにするのだった。葬儀の格を下げ、人々が悲しみの涙を流すことすら禁じてしまう。こうして朝鮮王朝4代に渡り、権勢を誇った仁粋の時代が終わった。だが葬儀のあとも燕山君は国政に戻ろうとせず、不平をもらす官僚らに口を慎むという意味の札、慎言牌を首に掛けさせ、官帽に忠誠の文字を刻ませる。

outokisaki■第185話「加速する乱行」
大王大妃の死後、燕山君の行動は改まるどころか、さらに無謀を極めていく。その裏にはいまや燕山君から絶対的信頼を得たイム・サホンの姿があった。すべてを手に入れながら満たされず、自分自身を持て余す燕山君に周囲もなす術がなかった。内官キム・チョソンは決死の覚悟で苦言を呈するが、燕山君は聞き入れるどころかむしろ激怒し、老いた内官に向けて矢を放つ。

outokisaki■第186話(最終回)「燕山君の最期」
幼い頃からかわいがってくれたキム・チョソンを殺してしまったことを悔やむ燕山君。だがすでに踏み外した道を戻すことはできなかった。水面下ではユ・ジャグァンや月山大君夫人の弟パク・ウォンジョンらが謀反を企んでいた。こうしてついに中宗反正が起こる。燕山君は喬桐県に送られ、寂しい最期を迎える。新たに即位したのは燕山君の腹違いの弟、晋城大君だった。

kandoratop【作品詳細】【各話あらすじ】

BSフジ「王と妃」番組公式サイト
 2015.7.30スタート 月~金15:00-15:58
YouTube「予告動画」
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