NHK×TBSコラボで「ザ・ベストテン」復活!「トットてれび」最終回見逃した方のためにあらすじと関連動画

2016年06月19日16時40分ドラマ
(C)NHK

芸能界の重鎮、森繁久彌(吉田鋼太郎)と、徹子(満島ひかり)の50年に渡る心温まる交流を描く最終話のネタバレあらすじを紹介!NHKなのに「徹子の部屋」(テレビ朝日)、「ザ・ベストテン」(TBS)も登場!NHK総合「トットてれび」最終回は6月18日に放送された。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。
なお、最終回の視聴率は8.4%だった。

テレビ創世記から活躍している黒柳徹子の半生は、日本のテレビ界の歴史そのものと言っても過言ではない。ドラマ「トットてれび」は、黒柳徹子と親しかった昭和のスター、作家を取りあげた。
直木賞作家で人気脚本家の向田邦子(ミムラ)、『男はつらいよ』で国民的大スターになった渥美清(中村獅童)。そして最終回に登場したのが、芸能界の重鎮・森繁久彌(吉田鋼太郎)。没後の2009年、森繁は国民栄誉賞を授与されている。
映画『社長シリーズ』(全33作)、『駅前シリーズ』(全22作)など、テレビが始まる前の映画全盛期には、数々の人気シリーズの主演を務め、テレビでは「だいこんの花」(NET、現テレビ朝日)、「七人の孫」(TBS)などで活躍。舞台では1967年から86年にわたり『屋根の上のバイオリン弾き』で主人公・デビィエを演じた。

2009年11月10日、老衰のため96歳で死去。テレビではニュース速報、新聞は号外が出るほどで、日本にとって森繁久彌がどれほどの存在だったかが窺える。くしくも11月10日は、森光子(享年92)、高倉健(享年83)の命日と同じである。
 
「トットてれび」最終回の劇中では、「徹子の部屋」の記念すべき第1回ゲストとして出演した森繁久彌が、アントニオ古賀のギター演奏で自ら作詞作曲した「オホーツクの舟唄」(「知床慕情」の原曲)を披露している。このシーンは当時、徹子が着ていた衣装からして「徹子の部屋」を完全再現した。

最終回、最後のシーンはTBSの人気番組だった「ザ・ベストテン」。NHKとTBSの夢の共演(?)と言えよう。タカタカタカとボードが変わるランキングボードにミラードアも復活。昭和を懐かしむ一夜となった。

■最終話あらすじ
テレビ創世記から活躍する徹子(満島ひかり)、民放でも活躍の場を広げ「ザ・ベストテン」「徹子の部屋」で大忙しだった。そんな「徹子の部屋」25周年記念に、芸能界の重鎮、徹子とは50年もの付き合いになる俳優・森繁久彌(吉田鋼太郎)が出演してくれたのだが、森繁は終始無言。徹子が何をいっても反応がなく、撮影は一端中止となった。そこから徹子は森繁との思い出を振り返る…。

テレビ放送25周年記念の特別番組で共演することになった徹子と森繁。番組ディレクターが持参した台本が「つまらん」と言いだし、徹子と一緒にコントをやろうと勝手に盛りあがる。結局、50年後、70歳の徹子と90歳の森繁という設定で、コントを披露した。

50年もの長きに渡る徹子と森繁の交流。森繁は徹子に会う度に「1回どう?」と聞くのがお決まりだった。親しかった後輩が次々と自分より先に逝ってしまい、哀しみに明け暮れていた晩年、徹子が森繁と会った最後の日も「1回どう?」というあいさつが交わされた。

ドラマのエンディングは、主演の徹子(満島ひかり)、7歳の徹子(藤澤遙)、そして本物の黒柳徹子が一同に揃って、「ザ・ベストテン」が再現された。お馴染みのミラードアから懐かしい仲間たちが登場した。

NHK総合「トットてれび」(全7回)最終話は6月18日放送。再放送は総合23日(木)午後4時20分より放送。出演は満島ひかり、中村獅童、錦戸亮(関ジャニ∞)、ミムラ、濱田岳、安田成美、松重豊、大森南朋、武田鉄矢、吉田栄作、岸本加世子、吉田鋼太郎、黒柳徹子ほか。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。

NHK総合「トットてれび」番組公式サイト
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