スピルバーグ×トム・クルーズ、異星人の侵略と戦うSF大作「宇宙戦争」BSプレミアムにて放送!Huluでも配信中

2016年06月19日19時51分映画
Paramount Pictures

明日6月20日(月)NHKBSプレミアムでは夜9時からの「プレミアムシネマ」でトム・クルーズ演じるダメ親父が、子供を救いたい一心で奔走するうちに異星人から地球を救い出す物語『宇宙戦争』(2005年、字幕)を放送する!本作はHuluでも字幕版と吹替え版で配信している。

本作は、「SFの父」とも呼ばれる人気作家H.G.ウェルズ原作によるもので、「タイムマシン」「透明人間」など世界的ベストセラーを生み出し後の世に影響を与えてきた。火星人のイメージがタコのような姿をしているのはこの作品の影響に他ならない。
これまでにも度々映像化されてきたSF古典とも言える作品を巨匠・スピルバーグが手掛けたのがこの作品だ。主演は定番の人気俳優トム・クルーズとあって大ヒットの要素間違いなしであり、事実日本だけでも60億円を超える興収を記録した。この作品ではトムがこれまでの二枚目とは違い、離婚して別れた子ども達と久々に会うものの、子ども達に軽んじられるダメな父親役を演じている。妻にも離婚を言い渡され頼りないイメージの強い男が、異星人の地球侵略に遭遇し子供たちの父親としてその救出に奔走する過程で異星人たちに反撃を始める。

トム演じるレイ・フェリエの2人の子を演じるのは、2009年公開のハリウッド映画「DRAGONBALL EVOLUTION」で孫悟空を演じたジャスティン・チャットウィン、7歳で出演した映画『アイ・アム・サム』で名子役として新人賞を総なめにしたダコタ・ファニングという豪華キャスティングなのも大きな魅力だ。地球人たちが必死で異星人侵略と戦う間に、離れていた父子の間に徐々に芽生えてくる信頼感と絆もまたこの映画の主軸となっている。作品中には異星人からの襲撃で行方不明となった人たちを探す掲示板の張り紙やジャンボ旅客機の墜落など、スピルバーグが敢えて9・11を連想させるシーンを登場させたことでも話題となった。これまで『未知との遭遇』や『E.T.』、地球人と友好的な異星人を描いてきたスピルバーグが一転して地球侵略を企む異星人をテーマにしたのも大いに興味深い。宇宙兵器、アクション、ヒューマンドラマ、多くのみどころが詰まった娯楽大作に仕上がっている。

■あらすじ
別れた妻から息子と娘を預かっていたレイは、不思議な落ち方をする雷を見た。やがて雷が落ちた場所から、巨大な3本脚のマシンが出現し、街を、車を、人々を、容赦なくなぎ倒していく。子供たちを連れて逃げだしたレイだったが、世界中が同時に襲われていて…。

【製作】キャスリーン・ケネディ、コリン・ウィルソン
【監督】スティーブン・スピルバーグ
【原作】H・G・ウェルズ
【脚本】デビッド・コープ、ジョシュ・フリードマン
【撮影】ヤヌス・カミンスキー
【音楽】ジョン・ウィリアムズ
【出演】トム・クルーズ、ダコタ・ファニング、ティム・ロビンス ほか
製作国:アメリカ
製作年:2005
原題:WAR OF THE WORLDS
備考:英語/字幕スーパー/カラー/レターボックス・サイズ

映画『宇宙戦争」は6月20日(月)よる9時からNHKBSプレミアムシネマにて放送。Huluでも配信中。

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