濡れ衣を着せられた思悼世子~苦難の道を歩む思悼世子「大王の道」第26~30話あらすじと関連動画-BS日テレ

2016年09月02日12時50分ドラマ
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ムン淑媛によって英祖と思悼世子の間に出来た溝はますます深まる!世子の息子サンは、ソンな祖父と父との不仲に胸を痛める…BS日テレで月~金の昼12時から放送の「大王の道」9月5日(月)第26話~30話のあらすじとドラマ視聴に役立つ見どころや豆知識を一緒に紹介!YouTubeで予告動画を背景に主題歌の流れるミュージックビデオが公開されている。
最近の韓国史劇は、美しいメロディーのドラマ音楽やクラシック調の壮大な音楽を使うことが多いが、本作は、まだそうした試みがされる前の作品。大音響のちょっぴり古いオープニング曲を楽しまれたい。
【「イ・サン」を2倍楽しむ】で、朝鮮王朝や党派について詳しく紹介しているので参考にされたい。

【作品詳細】 【各話あらすじ】

■第26話濡れ衣を着せられた思悼世子 
ムン淑媛は、禁酒令が出ているにもかかわらず、思悼世子が酒を飲んでいると英祖に匂わせた。英祖は、思悼世子の弁明を聞かず決めつけ、世子は酒を口にしていなかったにも関わらず、どうせ信じてもらえぬだろうと、飲酒を認めたのだった。ところが、この後、飲酒のことを問い詰めに来た官吏ともめた世子は燭台を倒してしまい、就善堂は火事に…。英祖は、思悼世子がわざと火をつけて火事を起こしたと責め、世子の地位から退けようとする。濡れ衣を着せられた思悼世子は行方をくらましてしまうが、それに喜びの笑みを浮かべる者たちがいた。
父である英祖から疎まれた世子の精神はすでにボロボロ。歴史書「朝鮮王朝実録」に、義父のホン・ボンハンが、世子の病状について「はっきり言い表すことのできない、病気のような病気でないような症状が時々でる」と述べたとある。推察するに、世子は躁鬱病を患っていたようだ。

■第27話 寵愛されるサン
時は流れ英祖35年(1759年)。大王大妃と貞聖王后が亡くなり、宮殿は喪中。英祖と思悼世子の距離は縮まることはなかったが、息子と娘の成長をほほ笑ましく見つめる思悼世子は、幸せな日々を過ごしていた。だが、息子サン(後の正祖)は英祖と思悼世子の不仲に気付き、悲しみの涙を流す。ムン淑媛は2人の娘を持ち、さらに3人目の子を身ごもっていたのだが…。
臣下たちの興味はもっぱら次の王妃に誰がなるかということ。それを察知した英祖はホン・ボンハンに適任者を見つけてくるように指示。そして、ホン・ボンハンはかつて自分の家に奉公していたキム・ハングという人物の娘に目をつける。
そんな中英祖が危篤に…。
ホン・ボンハンが適任者として選んだキム・ハングの娘こそ、「イ・サン」で影の黒幕となる後の貞純王后・キム氏。当時、英祖は65、6歳。キム氏は14、5歳。2人の出会いのなれ初めについては「イ・サン」第30話の見どころで紹介している。

■第28話 父子間の疑い 
危篤に陥った英祖だったが、一命を取りとめて、元気な姿を取り戻す。病状に伏した英祖のそばを片時も離れず看病し、医師の手配もしたのも思悼世子だったが、そうとも知らず英祖は冷たく突き放す。その光景を悲しそうな目で見つめる恵嬪ホン氏がいた。英祖は新王妃としてキム・ハングの娘を迎えることになる。貞純王后は内命婦の紀綱を正すべく動き出す。
そんな中、宮殿ではイ・サンの世孫冊封の儀式が執り行われることになるのだが…。
貞純王后ももちろん実在の人物。「朝鮮王朝実録」によれば、映嬪の生んだ思悼世子を嫌い、父のキム・ハングの言うまま、世子の非行を英祖に密告などしたとある。

■第29話 父の愛情 
息子の即位式にも出席を許されなかった思悼世子は、英祖を憎むあまり、とうとう自らの手で臣下を殺してしまう。英祖と思悼世子の対立は深まるばかりで、収拾のつかない状況に陥っていた。
王の自分が、絹の購入を禁止したり禁酒令を出したりして節約しているのに、世子は経費を使いすぎ!と叱ったり、ついには謀反の疑いで世子の行動を調査させるなど、どうにもならない状態。そんな中、王妃と世子の恋という噂も飛び出し、世子夫妻は心を痛める。
そんな中、思悼世子は民の暮らしを見せようと、息子を連れて宮中から外出する。そして息子に自分の夢を託し日記を手渡す。
世子がサンに渡した日記は、『日省録(イルソンノク)』。サンが世子から託されて後、書き始め、即位後創設した奎章閣閣員が代筆し,王みずから加筆削正した。その後、正祖以下4代各王が公的日記として執筆。

■第30話 苦難の道を歩む思悼世子 
慶熙宮へ移った英祖がサンに会いたがり、威厳ある行列で慶熙宮へ。一方、世子の行列では、兵士を与えない英祖。世子の挙兵を心配してのこと。
息子サンは思悼世子と英祖の間に立たされ、誰を信じればいいのか分からなくなってしまう。そして思悼世子を侮辱する英祖を見て、不信感を覚える。一方、思悼世子は英祖との対立に嫌気が差し、智異山に別天地を求めて、すべてを捨てて宮中から出て行こうとする。
世子が別天地を求めた智異山は、全羅南道・全羅北道・慶尚南道にまたがる広大な山。いろいろなドラマに登場するこの山は、生活苦や病気、反体制活動など多くの人々の避難場所となっている。詳しくはコチラで説明

YouTube「周炫美1998 大王の道 主題歌」MV
BS日テレ「大王の道」番組公式サイト
 ※2016.08.01~  月~金の12:00~12:55

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