ヨンファとイ・ジヌク、喧嘩をやめて~♪「三銃士」第5話あらすじと見どころ:俳優キム・ソンミン紹介、予告動画

2016年10月01日16時00分ドラマ
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「世子の命令には絶対服従、これを超えるのは王命だけ!」ソヒョン世子(イ・ジヌク)がダルヒャン(ジョン・ヨンファ)に教えたこの鉄則が、大変な騒ぎを引き起こすことに!ダルヒャンとユンソ(ソ・ヒョンジン)が彼女の部屋で2人きりでいるのを目撃した世子は…来年2017年1月のDVD発売も発表したジョン・ヨンファ主演「三銃士」10月2日(日)放送の第5話「決闘」のあらすじと見どころを紹介!番組公式サイトに予告動画が公開されている。また、本作は、ヨンゴルテ役のキム・ソンミンの遺作でもあり、豆知識で紹介している。

【「三銃士」を2倍楽しむ】では、時代背景や豆知識、放送にあわせて各話のあらすじと見どころをまとめて紹介している。
「あらすじ」を読んでから視聴されても楽しめるように配慮しておりますが、詳しいあらすじを知りたくない方は、「見どころ」と「豆知識」だけご覧になって、「あらすじ」は視聴後の確認用にどうぞ。

■キャスト
パク・ダルヒャン役:ジョン・ヨンファ
ソヒョン世子役:イ・ジヌク
ホ・スンポ役:ヤン・ドングン
アン・ミンソ役:チョン・ヘイン
ユンソ 役:ソ・ヒョンジン
ミリョン役:ユ・イニョン
パンチョ役:イキョン
仁祖(インジョ)役:キム・ミョンス他

ヨンゴルテ■第5話「決闘」
ダルヒャンはヨンゴルテを銃で狙うが、何者かに妨害される。
その頃、王宮ではチェ・ミョンギルが、このままでは戦争になってしまう。今からでも「ヨンゴルテを殺害せよ」という命令を取り消し、捕えた使臣団を釈放するよう、王に進言。だが、王命を取り下げては朝鮮の面目がつぶれると騒ぎだす重臣たちの声で、朝廷は大混乱に。

一方、“手紙”が無くなっていることに気づいた世子妃ユンソは、事が公になる前にソヒョン世子に話そうと思うが、なかなか切り出せない。諦めて部屋に戻る途中、世子に会いに来たダルヒャンを見かける。失くしたモノがないかと問われたユンソは、人払いをしてダルヒャンを自分の部屋へ。ユンソが燃やしたはずの手紙を見かけたこと、女官の中に間者が潜んでいると教え、至急間者を突き止めるように頼む。

詳しく事情を聞こうとするユンソに、これ以上は秘密だとダルヒャン。御簾の向こうで「王宮が嫌いだ、誰も信じられない」と涙を流すユンソ。「愛されていないのですか」と問うダルヒャンにユンソは…。その時、世子が訪ねてくる。部屋に入ったユンソの頬に涙の跡を見た世子は、隠れているダルヒャンを見つける。ユンソは手紙を失くしたことを告白する。

世子と二人になったダルヒャンは、慕華館でのいきさつを報告し、「次は世子の番だという」ミリョンの言葉を伝える。だが、「世子が忠誠を尽くすほどの人物ではない」という言葉は飲み込んだ。さらに、ミリョンが世子妃の筆跡を練習していたことから、近々何かを仕掛けるつもりだと進言。
そして、世子妃を守るためにもミリョンとの関係を教えてほしいというが、妻は自分が守ると世子。そして、その純情は認めるが、これ以上は許さない、と強い口調で武官・ダルヒャンの態度を非難する。
ク内官に世子妃付の内官を親族に至るまで詳しく調べるように命じた世子は、再びユンソの元へ。ひたすら謝罪するユンソに、すべては自分のせいだといい、「これからは、自分が守るから心配するな、信じろ」、と笑顔を見せるのだが…。

ヨンゴルテが世子の前に引き出される。世子は、自分はヨンゴルテの友だといい、ヨンゴルテも朝鮮との戦いを望んでおらず、国書をみて仁祖からの適切な返事が欲しいだけと、本心を明かす。

帰ったはずのダルヒャンが侍講院に現れる。院の中にヨンゴルテが匿われているかどうかを調べるというダルヒャンを、スンポとミンソが止める。騒ぎを聞きつけた世子が姿を見せ、ダルヒャンに帰るよう命じる。だが、「王命が最優先」と世子から教えられた鉄則を口にするダルヒャンは帰ろうとしない。「王命を口実に恋人を奪った世子に反抗している」と、激怒する世子は、ダルヒャンに剣での勝負を挑む。

■第5話見どころ
冒頭、ハアハアしながらセリフをいうヨンファ(ダルヒャン役)が、アクション撮影の大変さを物語っている。今回は、ヨンゴルテに注目しよう。ダルヒャンとの見事な剣アクションや竹の投げ技、馬での疾走などなど、みごとなアクションとイ・ジヌク(世子役)との緊迫の対面シーンに圧倒される。演じたのはキム・ソンミン。
ダルヒャンの銃を邪魔した、風変わりな投げ武器にも注目しよう。

前回の「キス寸止めのお札奪い」に続いて、今回もそのおっちょこちょいな性格のおかげでユンソはソヒョン世子の胸に抱かれることに。いったいなぜ?
それでいて、ダルヒャンと密会では、切ない涙の演技を見せるソ・ヒョンジン(ユンソ役)。「愛されていないか」というダルヒャンの質問になんと答えるのか?彼女のコミカルと切なさを行き来するチャーミング演技から今回も目が離せない。

イ・ジヌクも変わり身の演技を見せる。妻と元カレの密会を目撃した時。元カレ=ダルヒャンに向ける冷徹な態度、妻=ユンソには優しい慰めの言葉。もっとも帰り際にはいつものドSキャラ発動。さあ、なんといってユンソを困らせるのか?これまで興味を示さなかったお飾りの妻を間に、ひょっとして焼きもち?ピンチに立たされた国勢以上にこの三角関係が気になる。

今回は、ヨンゴルテ役のキム・ソンミンと交わすイ・ジヌクの流暢な後金の言葉(モンゴル語?)もお聴き逃しなく。回想シーンで、ヨンゴルテを生け捕りエピソードが見られるので、こちらもお見逃しなく。

ヨンゴルテが連れていかれた侍講院。これは、世子の教育を担当する官庁。「秘密の扉」第11話:■豆知識で詳しく解説している。

■豆知識:俳優 キム・ソンミン(1973年2月14日 - 2016年6月26日)
かつては、キム・ソンテクという名前で活動していた。「人魚姫」「ファンタスティック・カップル」「僕の妻はスーパーウーマン」「掃部の栄光」「人魚姫」などの名作に出演した硬軟演じ分けられる演技巧者。
だが、プライベートでは2010年12月4日、麻薬類であるヒロポンを密搬入、所持及び常習投薬容疑で緊急逮捕、拘束された。この事件でKBSとMBCの出演禁止に。衛星・ケーブルテレビに関しては、2012年JTBSドラマ「私たち結婚できるかな」で復帰したが、地上波での出演禁止は解かれていない。2015年3月、再び麻薬投与容疑で検挙され、執行猶予期間での犯罪だったため、懲役10月と罰金70万ウォンの実刑を受けた。
出所後、2016年6月24日、夫婦喧嘩の後に浴室で自殺。享年43歳。本人の意志に従い、家族は臓器寄贈を希望し、心臓、肺、小腸を除く角膜、腎臓、肝臓を5人の患者に寄贈した。
2014年の「三銃士」が彼の遺作となった。

ドラマ「三銃士」は9月4日より、NHKBSプレミアムにて毎週日曜日午後9時から放送している。時代劇ファンの方も、時代劇はあまり見ないという方も楽しめる新感覚時代劇の放送をお楽しみに!

NHKBSプレミアム「三銃士」番組公式サイト
 2016.9.4スタート 毎・日21:00-

kandoratop【作品詳細】【「三銃士」を2倍楽しむ】