オクニョと養父の仲の良さに宿敵の怒り爆発?「オクニョ 運命の女(ひと)」取材会再現レポート②-予告動画

2017年05月16日08時07分 
(2017年05月16日09時03分 更新)
ドラマ
写真と取材:navicon

5月15日(月)東京・渋谷NHKにて開催された韓国ドラマ「オクニョ 運命の女(ひと)」(原題:獄中花、日曜よる9時~)の取材会、再現レポート後半。
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以下、 (赤文字) はその場の雰囲気や記者の感想など。本人がしゃべった日本語は下線

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「オクニョ 運命の女(ひと)」取材会
日程:2017年5月15日(日)
会場:NHK
ゲスト:チン・セヨン(オクニョ役)、パク・チュミ(チョン・ナンジョン役)、チョン・ウンピョ(チ・チョンドク役)

Q2:本作で共演した互いの印象と撮影時のエピソードは?
セヨン:私は楽しくお話しできないので、楽しいエピソードについては、面白く話してくださるチョン・ウンピョ先輩にお任せしたいと思います。台本読みの時はいつもパク・チュミ先輩が横に座ってくださいました。オンエアになった放送を見た時に、先輩はどの撮影のシーンがどれだけ大変だったかということなど、イ・ビョンフン監督の撮影スタイルをよくご存じなんで、ねぎらってくださったり、ほめてくださったりしました。でも、現場で先輩とご一緒させていただく機会はあまりなかったんです。
okunyoウンピョ先輩は、私にとっても第二の父のような存在で感謝の気持ちでいっぱいです。大変な時もオクニョとチョンドクが一緒のシーンがあると、癒しの時間になるなと思ったほどです。ウンピョ先輩は、精神的な助けになってくださいました。(本当の父娘のよう。セヨンさんがコメントしている間もじっと見守り、タイミングを見計らってお水を取ってやり、飲むタイミングも一緒)

チュミ:セヨンさんとは実際に顔を見て演技をする機会はあまりなかったんですが、全51話中で私のもっとも多かったセリフは「オクニョ!」という台詞でした。(いろんな言い方、イントネーションでオクニョを連呼!)だから、いつもオクニョが隣にいるような感じがしていました。
オクニョお二人の間は本当に私が見ても温かいものでした。美談というものは本人より傍で見ていた者が話す方が分かるので、一つご紹介しますね。セヨンさんが真夏の炎天下で韓服を着てのアクションシーンがありました。その時、「スイカが食べたい」と小さくつぶやいたようなんです。すると、翌日ウンピョさんがこっそりスイカを買って準備されていたんです。撮影中にそういうことをするのは大変。でも、私には夏が過ぎて秋になってもスイカを買ってくれませんでした。(爆笑)

ウンピョ:ドラマは準備期間を含めて真冬に始まり真冬に終わる1年がかりの撮影でした。私は普段から感情移入をしていたようです。なので、セヨンさんは娘のようでした、チュミさんが演じたチョン・ナンジョンという役は、私の演じた役とは身分の差が大きくてあまり接点がなかったんです。第1話で彼女が典獄署に来た部分がほとんどで、それ以外はたぶんなかったかと。(詳細は第1話のシーンで)
ですから、オフの時間もチュミさんはオクニョをいじめる嫌な役だというイメージが付きまとっていました。オクニョオクニョ本当はオフの時は一俳優に戻るべきでしたが、感情移入のせいでそうなってしまいました。だから、セヨンさんがスイカを食べたいと言ったので、冷やしたスイカを準備してあげました。その翌々日に、スイカを買ってきたことを聞きつけたチュミさんから「なぜ私にはくれないの」と言われ、「なんでオレが買わなきゃいけないの?いやだな」と思いました。(笑) それもチュミさんの悪役の演技が凄かったから。でも、今年の夏はチュミさんにもスイカを贈りたいと思います。(ここで指切りで約束、爆笑)

Q3:現代劇と違う時代劇の楽しみ、苦労した点は?
オクニョウンピョ:現代劇の場合はコチラで準備をすることもあったりしますが、時代劇はすべてテレビ局で準備をしてくれるので、俳優としては身一つで行けばいいので、その点については楽です。でも、時代劇の場合は、現代的なものが見えないように山の中で撮影します。ですからいつも同僚と「ネオン下でアメリカーノを飲みながら演技がしたいものだ」とも言ったりします。時代劇は今自分が持っているすべてを捨てなければなりません。そこが難しくもあり、時代劇の面白さでもありとても魅力があります。

okunyo okunyoセヨン:ウンピョ先輩のおっしゃったように、山の中や川のそばで撮影ができるのはいいところだと思います。でも、そのためには遠方まで行かなければならないのでデメリットですね。そして、女優ならではものとしては、時代劇はキレイな伝統的な韓服が着られるドキドキ感があります。ですが、オクニョは役柄上、美しい韓服を着たのは1度か2度。きれいな衣装のチュミ先輩を見てうらやましかったです。もちろん、先輩は普段から美しいので、一層チマ・チョゴリ(韓服)が映えたのだと思いますが、本当にうらやましかったです。一方、カツラ(カチェ)をかぶらなくてよかったのがメリットでした。(劇中おしゃれはできなかったけれど、今日は指の先まで素敵です!)

チュミ:セヨンさんが着ていた伝統服は小ざっぱりしながらも美しさを表していましたが、私の衣装は朝鮮時代の権力を表す衣装でした。イ監督は服飾面においても昔をそのまま再現しようと努力していました。カツラですが、美しいですが5㎏ほどあります。カツラの大きさは権力の大きさも表しており、当時の演じたチョン・ナンジョンは、権力のトップにあったので、大妃よりも大きなものでした。カツラについて解説
okunyo今の韓国の時代劇でも、あのようなちゃんとしたカツラをかぶって撮る作品もそんなにありません。ですから、視聴者も私自身も満足感がありました。朝鮮王朝はこうだったんだと、その美しさを世界に発信することができたと思います。

ウンピョ:韓国で時代劇によく出る男性俳優は、髭をくっつけるので肌が荒れて皮膚病になる方が職業病としてあります。女優さんの場合は、重いカツラを使うので首を痛める方もいらっします。(大変!)

質疑応答はここまで。3人は一旦退席。

【写真撮影】
オクニョインタビューでは自分のコメントだけでなく、お互いのコメントを受けてコメントを繋げたりと仲の良い雰囲気がたっぷり伝わったが、写真撮影の時にも、肩を寄せあったり、指で小さなハートを作ったり、カメラマンの声に応えてくれたりと仲睦まじいイ3人の様子をたっぷり見せてくれた。

 ●別画面で取材会写真一覧を見る

「オクニョ 運命の女(ひと)」は、NHKBSプレミアムにて毎週日曜日、よる9時~20時まで放送。スペシャル番組の放送は6月18日(日)同時刻に放送。

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NHKBSプレミアム|韓国ドラマ 「オクニョ 運命の女(ひと)」
 2017.04.02スタート 毎・日21:00-22:00


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