オクニョ、今度は典獄署長補佐係?NHK「オクニョ 運命の女(ひと)」第11話あらすじと見どころ、予告動画
文定大妃の前でパク・テスの死の真相をつまびらかにしたオクニョは、体探人をやめて典獄署の茶母に戻ることができたが、今度は典獄署の署長の補佐係となる!一方、窮地に立たされたチョン・ナンジョンは邪魔な存在の抹殺を次々と計画!明日6月17日(日)放送の「オクニョ 運命の女(ひと)(原題:獄中花)」(NHK、日曜夜11時~)第11話のあらすじとみどころを紹介、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。
【「オクニョ」を2倍楽しむ】では、ドラマの時代背景や見どころ、キャストの紹介などをまとめて紹介している。ここでは、15日に開催された取材会の再現レポートも公開している。
■キャスト⇒相関図(1~4)(5~)NHK
オクニョ役:チン・セヨン
ユン・テウォン役:コ・ス
明宗役:ソ・ハジュン
文定大妃役:キム・ミスク
ソン・ジホン役:チェ・テジュン
ユン・ウォニョン役:チョン・ジュノ
チョン・ナンジョン役:パク・チュミ
チ・チョンドク役:チョン・ウンピョ
©MBC■第11話あらすじと見どころ
絶対的権力を持つ文定大妃に謁見したオクニョ。師であり体探人(チェタミン、密偵)のパク・テスがユン・ウォニョンの差し金で殺されたことを話し、大妃はその言葉を信じる。
オクニョは望みを聞かれ、典獄署の茶母に戻してほしいと頼む。
大妃は、チ・チョンドクとチョンドンの放免を命じ、キ・チュンスは典獄署チョン・デシク署長に、オクニョやチョンドクが戻ってもこれまでの経緯を追及してはならないと厳命する。チョン署長はこのことからオクニョの背後に内禁衛のキ・チョンス、その後ろには大妃がいると考え、オクニョに自分の補佐係となってほしいと、あることを頼む。
理由も聞かされず、ただチョンドクたちの放免を言い渡されたた捕盗庁のソン・ジホンは面目丸つぶれ。
一方、署長の補佐係となったオクニョは茶母ルックから女官ルックに変わるのでお楽しみに。悪徳役人のデシクだが、オクニョに自らの頭が悪いと告白したり、全財産の管理までまかせるとはなかなかいじらしい。好感度UP?そんな小悪党はオクニョに何を頼んだのか?
典獄署に戻ったオクニョはテウォンに礼を言い、テウォンは獄中のコン大行首の世話を頼む。商団の仕事に興味があるなら通訳として雇うというテウォンの申し出を断るオクニョは、もう一度安国洞の奥様に合わせてほしいと頼む。
大妃の命に背いたユン・ウォニョンは全ての官職を剥奪され、典獄署に一般罪人として投獄される。キ・チュンスは、彼がユン・ウォニョンだとは内密にして一切の面会も禁じるようにと署長に命じる。
ウォニョンが投獄されたのはコン・ジェミョンや部下たちの房。ウォニョンの正体を知らないジェミョンたちは、素素楼からのご馳走を一緒に食べようと誘うが、ユン・ウォニョンだと名乗る新入りの横柄な態度に、彼を足蹴にしてしまう。
この後、新入りの正体がユン・ウォニョンだと知ったジェミョンたちはどうするのか?
署長から栄転のために必要な小遣い稼ぎの方法を教えてほしいと頼まれたオクニョは、囚人の中で一番の金持ちで、闇市で大きな紙店を営むイ・ミョンウとの取り引きを思いつく。その取引とは、彼を日中外出させてやり、その対価をもらうと言うもの。さらに、イ・ミョンウと取引すれば、チョン・ナンジョンは大打撃を受け、コン大行首を投獄させたナンジョンの復讐ができると考えたオクニョは、テウォンに計画を持ち掛ける。コン大行首に面会し、許可をもらったテウォンはオクニョの計画に乗る。
第1話で養父チ・チョンドクの借金のために、法の知識を総動員した詐欺すれすれの正攻法で錬金したオクニョだが、今回は完全に法を犯している。体探人を経験したオクニョは怖いもの知らずなのか?だが、この計画のために、また一大事件が起きてしまうことをこの時オクニョはまだ知らない。
父ウォニョンが投獄されたことを知ったテウォンは複雑な心境。素素楼に出向いて妓生ソジョン相手に酒を飲む。
すでにソジョンにとってテウォンは気になる存在。二人でどんな話をするのか?ここでソジョンがファン・ジニという妓生の名前を出すが、これは卓抜した技芸の才能で差別や偏見の多かった朝鮮王朝時代に反旗を翻し、女流芸術家として生きた実在の妓生、黄真伊のこと。ハ・ジウォン主演でドラマ化された「ファン・ジニ」の主人公。
外出したイ・ミョンウはさっそくテウォンと接触する。ナンジョンの商団と取引しているイ・ミョンウだが、彼もまたナンジョンに痛い目に遭わされていた。テウォンはウォニョンが投獄されている事実を話し、ナンジョンと手を切るチャンスだと、コン商団との取り引きを持ち掛ける。
何とか大妃の怒りを解こうと思案するチョン・ナンジョンは、大妃が最も恐れている人物、先代王に仕えていた元女官を探し出すことを思いつく。唯一の生き残りの女官を殺せば、大妃への最高の贈り物と考えたのだ。
先代王を自分たちが毒殺したという噂が、明の皇帝に届くことを、大妃は何より恐れていた。
町で安国洞宅の使用人ミョンソンとナンジョンの商団の女行首ミン・ドンジュが話しているのを目撃したオクニョは、二人の関係を怪しみ、テウォンと落ち合って安国洞の家を訪ねる。声をかけても出てこないのを気にしたテウォンたちが部屋に入ると、奥様が吐血して倒れていた。オクニョはその血から毒を疑う。
駆けつけた医者の診たてはストレスが原因の「火病」。これは韓ドラ史劇に度々登場する「心虚症」。怒りの抑制を繰り返すことでストレス性障害を起こす精神疾患のこと。アメリカ精神科協会では、火病を朝鮮民族特有の文化依存症候群の一つとして登録している。この病についてはドラマ「光宗大王-帝国の朝-」第36話でも紹介している。
その頃、オクニョから頼まれたパク・テスの孫探しを本格的に始めたチョンドンは、町で見覚えのある女人を見かける。その女人とは、かつてチョンドンがオクニョと同じ指輪をすった女人だった。
朝、囚人たちの点呼に回っていたチ・チョンドクは、房の中で首を吊っている囚人を発見する。
首を吊った囚人は誰か?
【作品詳細】【「オクニョ」を2倍楽しむ】
◇NHK|韓国ドラマ 「オクニョ 運命の女(ひと)」
2018.04.08スタート 毎・日23:00-24:00 再放送、地上波初
2017.04.02-2018.04.01 毎・日21:00-22:00 BSプレミアム、BS初
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