スバル インプレッサに、より高性能の「WRX STI spec C」を追加発売、インタビュー動画も公開

2009年07月23日16時54分商品・CM
スバル インプレッサ WRX STI spec C

富士重工業は、「スバル インプレッサ WRX STI」に、あらたに「WRX STI spec C」(337万500円と368万5500円の2タイプ)を追加設定し、本日から発売を開始した。
同車は、スバルを代表するスポーツモデルであるWRX STIをベースに、エンジン、シャシー性能の強化、車体の軽量化を実施。ベース車の持つロードスポーツとしての走る愉しさ、優れた運動性能をさらに高め、モータースポーツでの使用を前提にパフォーマンス向上を追求したモデル。
エンジンは、ボールベアリングターボや専用ECUの採用により、アクセル操作に対する優れたレスポンスを実現し加速性能を向上させている。また、インタークーラーウォータースプレイを採用し、吸気温度の上昇を抑制し充填効率を高めることで、連続した高負荷走行時でも安定してエンジン性能を発揮する。
シャシーは、専用の仕様を施した前後サスペンションの採用やシャシー剛性の向上などにより、限界領域での走行においてもドライバーの意思に忠実かつ安定した走行性能を実現している。
フロントサスペンションは、クロスメンバーのエンジンマウント結合部と車体取り付け部を補剛し、ステアリング操作に対する優れた応答性を実現。リヤデファレンシャルギヤに機械式LSDを採用し、旋回時などでの強力なトラクション性能を確保している。
タイヤは、ブリヂストン製「ポテンザRE070」(245/40R18)を採用し、特にドライ路面での優れたグリップ特性により旋回性能とコントロール性を高めている。また、スペアタイヤを廃止しパンク修理キットを装備するなど、車両全体での軽量化により運動性能を向上させている。ホイールは、軽量タイプの専用18インチ鋳造アルミホイールを採用し、特に車体バネ下部の重量低減を図ることで路面接地性を高めている。
車体は、アルミ製フロントフード、軽量ガラス、小型バッテリーなどの採用により軽量化を図り、運動性能を向上。フロントウィンドゥ、フロント&リヤドアウィンドゥに軽量ガラスを採用して、車体上部の重量低減により旋回時の走行安定性も向上させている。
更に、燃料ポンプの構造変更により高負荷旋回時などで安定した燃料供給を実現。ボディカラーは、サンライズイエロー、ピュアホワイトの2色の専用色を採用、ブレンボ製ブレーキのキャリパー部にゴールド色の塗装を施している。
オフィシャルサイトでは、森宏志(スバル商品企画本部プロジェクトゼネラルマネージャー)、新井敏弘(PWRCドライバー、SUBARUチームARAI代表)、山野哲也(ジムカーナドライバー、SUPER GTドライバー、COMDRIVE Inc.代表)のスペシャルインタビューと同車の走行風景を見ることができる。
森宏志は、開発の意図と、エンジンのレスポンス、回頭性、軽量化などについて、新井敏弘は、WRX STIとWRX STI spec Cとの違いについて動力性能や操縦性から乗り心地まで、山野哲也は、操縦性と動力性能、軽量化などについて、それぞれがたっぷりと語っている。

「スバル インプレッサ WRX STI spec C」オフィシャルサイト