「相棒16」特命係(水谷・反町)が甲斐(石坂)の配下に!第3話ゲストは菊池桃子!予告動画と2話ネタバレあらすじ

2017年10月31日20時19分ドラマ
©テレビ朝日

初回視聴率15.9%に続いて、第2話も16.6%とさすがテレビ朝日の看板ドラマの貫録を見せてくれた「相棒」season16!明日11月1日(水)第3話は警視庁長官官房付・甲斐(石坂浩二)の配下となった特命係の右京(水谷豊)と亘(反町隆史)の初仕事!結婚25年目の夫婦に訪れた運命の分岐点を描く!番組公式サイトでは予告動画が公開中だ。(視聴率は、ビデオリサーチ調べ、関東地区)

2話連続拡大版での放送となった「検索捜査」は、検察官が特命を潰そうとする陰謀と、大富豪による殺人の証拠を見つける捜査、という2つが絡み合って進行した。検察を敵に回した右京と亘のコンビネーションは抜群で見ごたえたっぷりだった。しかし、第2話に入ってからは大富豪の事件のなぞ解きが主で、特命係vs検察官の構図はこれといった進展はなく、なんとも後味の悪い結末だった。しかし、これこそが「相棒」の魅力。

田臥(田辺誠一)を使った特命潰しの計画は失敗したものの、日下部(榎木孝明)は使えそうな青木(浅利陽介)に近づき、衣笠(大杉漣)は特命+甲斐(石坂浩二)をいっきに潰すべく、特命係の統括を甲斐に押し付けた。衣笠の狙いを知りながらもそれを引き受けた甲斐。百戦錬磨のつまもの2人の対峙はいつ見ても痺れる。

どうやら、今シーズンは各話で起きる事件を通して、特命係、検察官、衣笠の三つ巴の争いが静かに同時進行していくのかもしれない。

次回は、甲斐から下りた最初の命令。銀婚式を迎える夫婦に起きた事件を特命係が捜査する。
結婚25周年の銀婚式を迎えた夫婦役を川野太郎と菊池桃子が演じる。菊池は水谷豊のファンを公言しており、最終日に撮ってもらった写真を宝物にするらしい。21歳で落馬事故に遭い、現在まで車いす生活を続けている瀬川楓役を演じる。

■第2話「検察捜査」後半ネタバレ
田臥(田辺)は、決定的な証拠のない大富豪・平井(中村俊介)による連続殺人事件の指揮を取り、特命係を一切の捜査から閉め出した。捜査権のない特命係を違法捜査で立件しようという計画だ。
だが、こんなことで引き下がる右京(水谷)と亘(反町)ではない。連続殺人が平井の犯行だと確信している右京は、亘と共に証拠を掴むため、平井事件の供述調書を改めて整理した。
一番目の妻は、彼女の体をよく拭かないままドライヤーで髪を乾かす癖を利用して風呂上りに感電死させた。
2番目の妻は、夕食後プールで泳ぐ癖があるのを利用して、高価な指輪を用意し、それをプールに落し、指輪を取りに行く彼女のまとめた髪を解いて、排水口に吸い込まれて溺死させた。
不用になった妻たちを、彼女たちの癖を利用して殺害したのだ。

その頃、田臥は、伊丹(川原和久)と芹沢(山中崇史)を呼び出した。「特命係の2人を違法捜査で立件する」と手の内を明かし、捜査権のない2人が捜査をしていることを証言してほしいと頼んだ。

右京たちは決定的な証拠が見つけられず、平井の弁護士・慶子(中村)とコンタクトを取り、事情を聞くと共に、3人目の妻の殺害について実況見分するために平井邸を見て回り始めた。

供述によると、3人目の妻は、慣れない浴衣を着て、ベランダから下りるときに仕掛けておいたピアノ線に躓いて転落死。しかし、右京はどうもこの供述が信じられなかった。

そこに、伊丹たちも現われ、田臥に言われた通り、一度は違法捜査への警告を発した。そんな中、1人寝室を見分していた右京が当日、妻が着ていた浴衣と下駄をベッドの下から発見。妻の他の品は処分されているのに、なぜこれだけがここに残っているのか?
2つの疑問を持った右京は、着物に詳しい花の里の女将・幸子(鈴木杏樹)に来てもらい、それが安い吊るしのセットだと確信した。
もう一つの疑問は、浴衣をくるんでいた風呂敷。安物の浴衣を包むに似つかわしくない高価なものだった。

そんな中、美彌子(仲間由紀恵)が、田臥が日下部の子飼いで、日下部が後ろで糸を引いていると教えた。一方、なんとしても無実になりたい平井は判事を金で買収しろとまで言い出す始末。
ところが、ついに特命係が真相を突き止めた。

地方地検などでの聞き込みの結果、風呂敷が慶子の物だと判明。右京たちは平井邸で慶子と待ち合わせた。頼まれてやってきた青木(浅利陽介)と、情報が洩れて伊丹たちもついてきた。
右京はビデオメッセージを平井に贈るからと、慶子にカメラを回させた。そして右京は3人目の妻殺害の真相を語り始めた。
その真相とはこうだ。

2人の妻たちは計画犯行だったが、3人目の妻は突発的に殺害してしまった。そこで慶子に泣きつき、彼女が、供述のようなストーリを考えた。だが、急なことで高価な浴衣を用意することができずに普及品を用意した。ところが、平井の几帳面さが災いした。平井は慶子が用意してくれた浴衣は本人に返そうと、以前預かっていた風呂敷に包んで、彼女に返そうと用意していたのだった。

しらを切る慶子だったが、青木に用意してもらった付近の防犯カメラに、事件当日、スーパーの袋を持った慶子が映っていた。

任意同行しようとする伊丹に応じず、「田臥検事の標的はあなたたち二人です」と吐き捨てるように言い放った。

その後事態は急転。平井が出した告訴は不起訴となった。弁護士慶子は犯人隠匿の容疑で逮捕さて、ついに真相を語った。右京の推理通りだった。

警視庁内の3階留置場で田臥と出くわした右京たち。亘は「俺たちを立件するそうじゃないか」といい、「首を洗って待っていてください」と田臥。なぜそうまでして目の敵にするのかと聞く亘に、「僕は法を犯すものを許せない」とごまかした。

今回、特命係を守ったのは他でもない衣笠(大杉漣)だった。今、特命係を潰しても目障りな警察庁官房付・甲斐(石坂浩二)はつぶせない。そこで、平井事件の捜査に特命係の参加を許可し、田臥の「特命係の違法捜査立件」計画を潰した。

警視庁副総監室。衣笠は改めて、特命係の指揮監督を甲斐に頼んだ。特命係もろとも自分を潰そうとしていることを見抜きながらも、甲斐は指揮統括を引き受けることにした。

特命係が甲斐の配下に置かれたことが、右京と亘の耳にも入った。

■第3話「銀婚式」
大手商社専務・瀬川巧(川野太郎)と、車椅子の妻・楓(菊池桃子)は、銀婚式のパーティーを間近に控えていた。そんな中、家に灯油がまかれる騒ぎが。
甲斐(石坂浩二)から内々に頼まれた亘(反町)は、右京(水谷)と共に瀬川家へ。道中、楓を乗せた車椅子が大破した事故現場に遭遇。車椅子に細工がされていた可能性を感じた右京は、灯油の一件との関連を含め調べ始める。

「相棒season16」は、テレビ朝日にて毎週水曜よる9時から放送。主演は水谷豊、共演は反町隆史、仲間由紀恵、鈴木杏樹、川原和久、山中崇史、山西惇、浅利陽介、神保悟志、片桐竜次、小野了、榎木孝明、大杉漣、石坂浩二 他。
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