吾郎と晴海の子どもが、しのぶ（夏帆）が獄中出産した勇介かもしれない！小泉今日子主演の「監獄のお姫さま」（TBS、火曜夜10時～）明日11月14日（火）放送の第5話では、カヨたち雑居房のおばさんたちの獄中育児が始まる！おばさんたちはしのぶと勇介を守れるのか… !?第4話のネタバレあらすじを紹介、第5話予告動画は番組公式サイトで公開している。

前回は、吾郎(伊勢谷友介)と晴海（乙葉）の間の勇介(前田虎徹)が、しのぶが産んだ子かもしれないという想定外の展開になった。
刑務所内で産まれた子は、1年間は母親と共に所内で生活でき、1歳を迎えた子は乳児院へ。刑期を終えた母親の暮らしぶりによって我が子が引き取られるか否かが決まるようだ。
ここまでの流れでは、しのぶに罪を擦り付けた吾郎が、乳児院の我が子を引き取って育てたということになるが、クドカンファンがこんなわかりやすい結末に納得するだろうか？また、女たらしの野心家ではある吾郎だが、そこまでの悪党にも見えない。
果たして真犯人、勇介の父親は本当に吾郎なのか？最終回まで目が離せない。

また、前回は、カヨ(小泉今日子)、千夏（菅野美穂）、明美（森下愛子）が女子刑務所に収監される事情を、彼女たちを罪人にした男たちの面会と回想シーンで紹介した。3人とも結構ヒドイ人生だが、さすがクドカン、カヨの夫、千夏の父、明美の愛人たちを伊勢谷友介で妄想させるサービスで笑わせた。
3人の事情はこうだ。
■カヨの事情
出来過ぎる妻カヨへの面当てに浮気をした夫（赤堀雅秋）が開き直ったことで、カッとして包丁で刺した。面会に来た夫は、ケガも全治し、カヨの大変さが今になって分かったといい、カヨを恨んでないと。そう言いながらも離婚届を差し出した。
■明美の事情
元指定暴力団組長（高田純次）夫人だった明美は、組長のヤクの取引に同行させられその場に置き去りにされ、取引の犯人として警察に逮捕されたのだった。面会に来た組長は「出所したら迎えに来るから」と、形だけの離婚を申し出て、明美は離婚届に印を押した。
■千夏の事情
千夏の父（ベンガル）は使い捨てカメラなどの製造業をして、千夏の幼少期はそこそこ裕福な暮らしをしていた。ところが事業に失敗して父が失踪。貧乏のどん底に落ちた千夏は、金がこそが全てと奮起し、経済アナリストになったが、脱税と所得隠しで逮捕された。千夏の脱税を週刊誌に売ったのは、千夏は情けで雇っていた父だった。

■第4話「秘密」ネタバレあらすじ
馬場カヨ（小泉）ら4人の元女囚と元女看守だったふたば（満島）に誘拐されてしまったEDOミルク社長の板橋吾郎（伊勢谷）。カヨたちはこの吾郎こそが6年前の“爆笑ヨーグルト姫事件” 真犯人だと考えていた。そして、それを吾郎に認めさせるのが目的で誘拐事件を起こした。

事の始まりは、6年前の“爆笑ヨーグルト姫事件” の犯人としてしのぶ（夏帆）が自立と再生の女子刑務所に収監されてきたときから始まった。会社の社長令嬢しのぶが、恋人・吾郎が学生時代から交際していた彼女・ユキを、海外の犯罪代行サイトで知り合った不法滞在者男性にユキの殺害を金で依頼した、というのが事件のあらまし。しかし、同房になったカヨたちは、しのぶの言動から彼女が犯人なのか疑っていた。

そんな中、テレビタイムで吾郎が晴美（乙葉）と結婚前提で交際していることを知ったしのぶは、自分が裏切られたことを知り、自分が殺人を犯していないことをカヨに告白した。
さらに、しのぶが妊娠していることに気づいたカヨは、ふたばに相談しようとするがうまくいかない。そこで千夏（菅野美穂）にしのぶのことを相談。千夏はしのぶが冤罪によって収監されているのではないかと、考えていた。そしてここには他人の罪をかぶって服役している女囚が結構おり、明美（森下愛子）もその一人だと明かした。

現在。カヨからの着信履歴を見た検事・長谷川（塚本高史）が折電。ふたばは吾郎が、しのぶが妊娠していたことに気づいていたのかと確認。

28週で切迫早産と診断されたしのぶは、体調の回復後に工場へ復帰。雑居房のカヨたちは、吾郎がノー天気に「王様のブランチ」に出演しているのを観て吾郎を非難する。そんな中、検事の長谷川がカヨの面会に来た。先月カヨの息子・公平は面会に来たが、カヨのランクが落ちたために月1回の面会制限のために会えなかったと報告に来たのだ。この報告のためにまた、公平の面会は来月に持ち越し。文句を言いながらもカヨは長谷川に「再審請求」について尋ね、その後相談に乗ってもらうことにした。

しのぶがカヨたちの雑居房に戻ってきた。労わってくれるカヨたちにしのぶが、みんなの勇気とお節介で生まれる我が子の名前を“勇介”にしたこと。そして、この子を守るためにここに来たのだと。それまでお嬢さま気取りだとしのぶを醒めた目で見ていた千夏が、しみじみと「あんたって本当にお姫さまだね…」とつぶやいた。

現代。勇介の名づけ親がしのぶで、服役中に生まれた子供だとカヨが吾郎に伝えた。認めるかと詰め寄るふたばに、吾郎は黙ってうなずいた。

しのぶが産気づき、カヨたちは出産のために運び出されるしのぶを江戸川乳業のテーマソングで見送った。

■第5話
板橋吾郎 (伊勢谷) が行方不明になってから3時間経過。そんな中、弁護士が動画サイトで吾郎の姿を発見。それは、カヨ (小泉今日子) たちが “爆笑ヨーグルト姫事件” の裁判やり直しを要求するため、吾郎に文面を読ませたものだった。再審の難しさを訴える検事の 長谷川 (塚本) に 若井 (満島) は食って掛かる。

ついに刑務所に赤ちゃん (勇介) を連れたしのぶが戻ってくる。所内で子育て、今までにないケースに迷う 護摩所長 (池田成志) は…。
一方、カヨは美容資格取得を目指す。

TBS夜10時よりの火曜ドラマ「監獄のお姫さま」。脚本：宮藤官九郎。主題歌：安室奈美恵『Showtime』。出演：小泉今日子／満島ひかり／伊勢谷友介／夏帆／塚本高史／猫背椿／池田成志／坂井真紀／森下愛子／菅野美穂ほか。

番組公式Twitterアカウント「pripri_TBS」。番組公式Instagramアカウント「pripri_tbs」。PR動画は番組公式サイトで視聴できる。

◇TBS火曜ドラマ「監獄のお姫さま」番組公式サイト

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