癒し系イルイル韓国ドラマ「おバカちゃん注意報~ありったけの愛~」ここが見どころ!予告動画
韓国には、平日夜に毎日放送されるイルイルドラマ(毎日ドラマ)がある…日本でいえば、昼ドラや朝ドラのようなもので、イルイルドラマといえば、ドロドロの復讐愛憎劇や男女の三角、四角関係から不倫まで、韓国ドラマの鉄板!という作品が多いが、家族皆で見られる心温まるホームドラマが多いのも、イルイルドラマが多くの国民から愛される理由。
今回はその中から、本日12月25日(月)より月~金の午後3時からDlife(BS無料放送)にて放送開始する心温まるホームドラマ「おバカちゃん注意報~ありったけの愛~」をご紹介しよう。本作はDVDも好評発売中で、youtubeにて予告動画も公開されている。
本作は、主演は「輝くか、狂うか」のイム・ジュファン、「未生~ミセン~」のカン・ソラ、K-POPガールズグループAOA(エーオーエー)のメンバー・ソリョンや「応答せよ1997」のシン・ソユルなど、日本でも人気のスターが出演している。
イルイルドラマはとにかく長い。100話を超えるものはざらで、本作品も133話とかなりの長編だ。当初は120話だったのだが、韓国国内であまりに好評だったため、133話まで延長になった。
なぜ、本作品をオススメしたいのか。
ひとことでいえば、癒されてほしいから。
生まれながらにして誰しもが持っているやさしさや温かさを再認識して、明日からの活力にしてほしいからだ。
ではまず、簡単なあらすじからご紹介しよう。
主人公のコン・ジュンス(イム・ジュファン)はある事情から両親を亡くし、わずか13歳の時から3人の弟妹を育てている。
ある時、弟のヒョンソク(チェ・テジュン)が誤って友人を殺してしまうが、ジュンスは自分が罪を被り10年間服役することになる。
もともと血のつながりのないジュンスを疎ましく思っていた弟妹が出所した兄を受け入れるはずがなく、前科者のジュンスに世間の風も冷たく当たるのだった。
それでも、ジュンスは無償の愛で大切な家族たち愛し続ける。自分への見返りなど微塵も考えずに、ただただ愛し続けるのだ。
そんなとき、ジュンスにも思いがけず愛が訪れる。お相手は大企業の令嬢ドヒ(カン・ソラ)。
ドヒは一見、何不自由なく暮らしている大企業の令嬢だが、父親が若い女性と再婚したこともあり、誰にも心を開けない女性だった…。
本作品には、タイトルどおりジュンスの“ありったけの愛”が溢れている。
ジュンスの亡くなった母が遺した言葉が印象的で、その言葉を糧にジュンスは家族を必死で守っているのだ。
その印象的なセリフはドラマ序盤で語られるので、ぜひ作品中でご確認いただきたい。
なにしろ、ジュンスの周りの人に対する無償の愛が、これでもか!というほど心に響く。
自分はこんなに人を愛しているだろうか、家族を大切にしているだろうか、周りの人にやさしくしているだろうか…と自問自答したくなる場面がドラマの随所に溢れているのだ。
ジュンスが携帯電話を初めて持つシーンは必見。その携帯電話には連絡先が3件入っている。ジュンスはそれを「僕には3人も連絡できる人がいるんだ」と、とても幸せそうにドヒに自慢する。一方、ドヒは数百件というアドレスを持っているが、なにか満たされない。
私たちは往々にして、「あるもの」ではなく、「ないもの」に焦点を充てがちではないだろうか。ないものを欲することも悪いことではないが、今あるものに感謝して、それをより一層大切にするということがどれほど大事なことなのか、この作品を見ていると日頃忘れかけていた大切なことがひしひしと思い出されてくる。
そして、無償の愛で周りの人を大切にし、誰かが笑顔になってくれることが自分の力になると、ジュンスから教えられているかのようだ。ジュンスによって、頑なだった人たちの心が次第にほぐれていくのを見ながら、ドラマを見ているこちらの心までもが少しずつほぐれていくのがわかる。
このような愛に溢れた作品に出会うと、韓国ドラマを見ていて本当によかったと思えるのだ。
クリスマスの今日から放送開始の「おバカちゃん注意報~ありったけの愛~」は、まさに神様からの贈り物のような作品。ぜひ多くの方にご覧いただき、この寒い冬を思いやりのある温かい愛でいっぱいにしていただきたい。
◇Dlife「おバカちゃん注意報~ありったけの愛~」番組公式サイト
2017.12.25スタート 月-金 15:00-16:00
※見逃し配信も!
◇YouTube「おバカちゃん注意報」トレーラー
【作品詳細】【各話あらすじ】