忠実さが全く見られないレアケースの家臣です!「トッケビ」ユク・ソンジェ(BTOB)インタビュー!予告動画
超話題の韓国ドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」でコン・ユ扮するキム・シンの家臣のユ・ドクファを演じたのは、K-POPアイドルグループBTOBのメンバーのユク・ソンジェ!キャスト陣のマンネ(末っ子)として参加した本作への熱い思いも語ったインタビューが到着したのでご紹介!日本版予告動画は番組公式サイトにて公開している。
「トッケビ」は、高麗時代に神の力によって不滅の命を与えられ“トッケビ”となってしまった男が、900年の時を経て、その命を終わらせることができる唯一の存在“トッケビの花嫁”と出会ったことで始まる壮大なファンタジーラブロマンス。
コン・ユはじめ他のキャストのインタビューや、モデルと考えられる人物、トッケビの意味などは【「トッケビ」を2倍楽しむ】で紹介している。
【ユ・ドクファ役:ユク・ソンジェ(BTOB) インタビュー全文】(提供:コンテンツセブン)
■演じたユ・ドクファという人物について教えてください。ソンジェさんと似ているところ、違うところといえば?
僕が演じたユ・ドクファというキャラクターは、僕ととても似ている部分が多いと思います。なぜなら、いつでも自信満々で、根拠のない自信を持っていて、見栄っ張りで、ちょっとツンデレなところもあって…。“おじさん”たち(キム・シン&死神)や、ウンタクにうるさく文句を言いながらも、結局はちゃんと面倒を見てあげる、そんな姿が僕とよく似ていてカワイイ奴です。僕がカワイイという訳じゃないですけどね(笑)。
■ユ・ドクファという人物はどのような人物なのですか?
ユ・ドクファは、代々、トッケビに仕えるユ氏一族の家系です。だから、代々のご先祖様たちは主人であるトッケビに忠実に仕えてきたのですが、彼だけ唯一例外みたいで、家臣として主人に仕える忠実さが全く見られない特別なケースの子孫なんです。
■今回の作品には多くの先輩方が出演されているのでプレッシャーも大きかったと思いますが、本作を選んだ理由は? また撮影中、出演して良かったと感じた瞬間といえば?
第一の理由は、信じてついて行ける脚本家の先生と監督だったことです。それから僕がぜひとも出演しなくてはと決心した一番の決め手は、コン・ユ兄さんとドンウク兄さんが出演されることでした。これから僕が俳優としての道を進んでいくために、とても参考になると、だからこの作品に出なければと思いました。また、実際に出演してみて、この作品に出ると決めて本当に良かったと、いつも思っていました。素敵なお兄さん、お姉さんたちと一緒に演じられることも誇りでしたし、学ぶことも多かったので、本当に一場面、一場面が大切でしたし、とても楽しかったです。
■撮影現場の雰囲気はいかがでしたか? 一番のムードメーカーは誰でしたか?
ドラマの撮影もクライマックスが近づいてくると、みんな疲れているし、多少敏感になったりするものですが、ひとりもそんな人はいなくて、みんな疲れていても笑顔を絶やさずに撮影をしていました。特にウンタク役のゴウン姉さんが本当に明るく元気なんです。だから一番のムードメーカーだったと思います。はしゃぎ過ぎて兄さんたちが飽き飽きしているのを尻目にひとり盛り上がって、兄さんたちが「いいかげんにしてくれ」と、困ってしまうくらいでした(笑)。
■現場では末っ子でしたが、やはりマスコットのように可愛がられていたのでしょうか?
兄さんたちがいつも僕のことをSUPER JINIORだと…(笑)。「BTOBって誰だよ? SUPER JINIORだろ?」ってからかわれていたんです(笑)。それからドンウク兄さんが、撮影序盤のよそよそしい雰囲気を和ませようと、“ジェスチャーゲーム”をしようと言い出して、撮影をしながら、いきなりジェスチャーゲームが始まることもありました。撮影現場の雰囲気はとても良くて、楽しかったですね。
■劇中、ウンタクはろうそくの火を吹き消してトッケビを召喚します。ソンジェさんが個人的に今一番召喚したいものといえば何ですか?
召喚したいものですか? 金(黄金)かな…(笑)。「金よ、出て来い、出てこいこい」ってね(笑)。一度金を出せたら、それでまた違うものを召喚することもできますしね(笑)。
■劇中、一番心に残る感動したシーンといえばどのような場面ですか?
イエル姉さん(※『赤い服の女』役)が演じているシーンの中に、ウンタクの卒業式に行って、彼女をいじめていた担任の先生に向かって胸をすくようなセリフを言うシーンがあるんです。「もっとマシな先生にはなれなかったの?」って。そのシーンがとても胸に刺さりましたね。
■ユ・ドクファは天真爛漫な財閥三世ですが、劇中、そのドクファとは全く違う姿を見せるシーンがありましたが、どのようなことに気を遣いましたか?
ユ・ドクファというキャラクター自体がとにかくいつもハイテンションだったんです。だからワーッと騒いでいたのに急におとなしくなると、実はそれだけで違って見えるんですよね(笑)。だからそれほど難しくはありませんでした。難しく感じたのは、台詞をゆっくりと言いながら、少し重みを持たせなければならないことでした。そんな演技を今まであまりしたことがなくて、兄さんたちの助けをたくさん借りました。
■コン・ユさんやイ・ドンウクさんからはどのようなアドバイスをもらいましたか?
今のユク・ソンジェの気分はどうなのか、ちゃんと考えろと…。自分の感情をコントロールしてはじめて、感情をこめた演技ができる、そして、自分の感情がドラマの演技の中にも反映されるのだからと…。例えば僕が今嬉しい気持ちだったら、悲しい演技をしてもその喜びが入ってしまうから、自分自身の感情をコントロールしなければならないという話をしてくれました。それから、カッコいいとも言ってくれて、それが一番嬉しかったです(笑)。
■現場ではアドリブも多かったそうですが、ソンジェさんはどのようなアドリブをされたのですか?
兄さんたちといるときよりも、むしろキム秘書と一緒にいるときにアドリブをすることが多かったですね。でも、お互いに笑わそうとするものだから、キム秘書とのアドリブは、ほとんどカットされてしまいました。2人とも相手を笑わすことに専念したのでカットされた部分が多かったし、もともとキム秘書役のチョ・ウジンさんは、与えられたセリフを少しアレンジするタイプなので…。例えば劇中、キム秘書がなかなか望んでいることを言ってくれなくて、僕がイライラして箸をへし折るシーンでは、もともとはそんなセリフじゃなかったのにキム秘書が付け加えながら、さらに僕に聞いてくるんです。「もっとじらしてやろうか? もっとイライラさせようか?」と…。そんな部分においても、キム秘書と一緒の撮影は、とても盛り上がって楽しかったです。
■そのほかの共演者の皆さんとはどうでしたか?
皆さんベテランの俳優さんなので、僕はついて行くのが精いっぱいでしたけど、それだけたくさんのことを学べた気がします。本当に楽しかったです。
■有名な脚本家キム・ウンスクさんの作品に出演が決まった時、BTOBメンバーの皆さんの反応はいかがでしたか?
メンバーのみんなが「がんばれ」と応援してくれていました。ヒョンシク兄さんは、「パリの恋人」以来、一度もドラマを観たことがなかったそうなのですが、今回の「トッケビ」は観てくれていました。どちらもキム・ウンスク先生の作品ですよね。ドラマを観て兄さんが「さすが神ってるウンスク先生だ!」と言っていました(笑)。それにヒョンシク兄さんも、チャンソプ兄さんも、前の出演作も良かったけど、今回の「トッケビ」での僕の姿が、本物の俳優のようだったと言ってくれたんです。それがすごく嬉しかったですね。
■今回の作品は、俳優ユク・ソンジェにとってどのような作品でしたか?
これから俳優をしていくための素晴らしい経験と、俳優の道を進んで行こうという強い決心を僕に与えてくれた作品になりました。役者としてのこれからの抱負を得ることができましたし、ベテランの先輩方の演技を見ながらたくさん学ぶことができました。これからの役者ユク・ソンジェについて、いろいろ悩ませてくれる、そんな作品でした。
■最後に「トッケビ」を楽しみにしている日本の皆さんにひとことメッセージをお願いします。
皆さん、「トッケビ」を楽しくご覧いただけましたでしょうか? こんなふうに素敵なドラマを通して皆さんとお会いできて、本当に光栄です。これからもときどき、僕が演じたユ・ドクファや、「トッケビ」を観て楽しんだ記憶を思い出していただければありがたいです。それから僕は、今後BTOBとしても日本で積極的に活動を展開していく予定なので、BTOBのこともたくさん関心を持って、愛してくださいね。以上、ユク・ソンジェでした。ありがとうございます。
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◇「トッケビ」公式サイト
◇Youtube予告動画
【作品詳細】【「トッケビ」を2倍楽しむ】
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2018年2月2日(金)発売
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2018年3月2日(金)発売
レンタルDVD vol.8~15、
トッケビ~君がくれた愛しい日々~ 召喚スペシャル
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