イム・シワンが暴力男に？『不汗党』、邦題『名もなき野良犬の輪舞』で5/5より公開！予告動画で先取り

第70回カンヌ国際映画祭特別招待作品として上映され、各国のジャーナリストから大絶賛された韓国映画『不汗党（原題）』が邦題『名もなき野良犬の輪舞』で5月5日（土）より新宿武蔵野館ほか全国順次公開されることが分った！Youtubeにてオリジナル版の予告・キャラクター映像が公開されている。

『不汗党（原題）』は、80年代の香港映画やヨーロッパ映画のような古典的でスタイリッシュな映像は既存の韓国ノワールとは一線を画すハードボイルド映画として、昨年のカンヌでの上映を皮切りに、第54回大鐘賞映画祭、第37回韓国映画評論家協会賞、第38回青龍映画賞など主要な韓国の映画賞を席巻した2017年の韓国映画。

刑務所で出会った男2人が、ある出来事をきっかけに信頼し合い、一緒に働くことを誓う。このところ、韓国ドラマでも人気の男同士の絆“ブロマンス”をたっぷり魅せてくれる。劇中、刑務所の中と、出所後が交互に描かれ、韓国映画の良さがぎっしり詰まった映画だ。

中でもソル・ギョングの演技が高い評価を得て数々の主演賞を獲得した。彼の最高傑作といっても過言ではない作品と言っていいだろう。
また共演のイム・シワンは、「ミセン-未生-」などのドラマで演じるいつもの好青年の印象とは真逆な暴力的な男を演じる。彼のキャリアで最大の挑戦に挑み話題を呼んだ。

他にも『アジョシ』で強烈なインパクトを残したキム・ヒウォン、男勝りの冷酷な捜査官を演じた『王の運命-歴史を変えた８日間-』のチョン・ヘジン、また韓国映画界の重鎮で『黒く濁る村』など多くの作品で存在感を見せつけるホ・ジュノが特別出演している。

まさに、全員無慈悲な登場人物たちが、裏切りと復讐の雨を降らす『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』。野良犬たちの最後は映画史に残る衝撃を与えるに違いない！

■あらすじ
犯罪組織でナンバー1に成り上がるという野望を持つ受刑者のジェホ（ソル・ギョング）は、人生で一度も他人を信じたことはなかった。そんな彼が刑務所へ入所してきた野心的な新入りヒョンス（イム・シワン）と出会い、彼が奇襲からジェホを救って以降、二人はお互いに信頼しあい、一緒に働くことを誓う。

出所後、彼らはチームを組んで犯罪組織を乗っ取ろうとするが、次第にそれぞれの秘めた動機が現れ始める。彼らの信頼の下に潜む真実が姿を現すとき、二人の関係は哀しきものへと変わっていく。

信頼を求める男と、誰も信じられない男は、時には家族のようであり、兄弟のような固い絆で結ばれていた。しかし、ある真実が露見することで、その絆は加速度的に哀しみと憎悪を帯びていく…。

■スタッフ・キャスト
監督：ビョン・ソンヒョン『マイPSパートナー』
出演：ソル・ギョング『シルミド SILMIDO』 イム・シワン『弁護人』　チョン・ヘジン『王の運命―歴史を変えた八日間―』　キム・ヒウォン『アジョシ』　イ・ギョンヨン『ベルリンファイル』

◇Youtube『'불한당: 나쁜 놈들의 세상' 캐릭터 영상』（予告・キャラクター映像）日本語字幕なし

【韓国映画】【名もなき野良犬の輪舞】