朝ドラ【わろてんか】第19週 最高のコンビ ミスリリコ&シロー誕生!あらすじ・場面写真と予告動画
ほろ苦いデビューとなったリリコ(広瀬アリス)と四郎(松尾諭)だったが、てん(葵わかな)は“ミスリリコ&シロー”に新しい漫才の可能性を見いだし、奮闘!一方、てんの息子・隼也(成田凌)はアメリカで勉強してきたショウビジネスの知識を生かせずイライラし…NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「わろてんか」2月5日(月)からの第19週「最高のコンビ」各話のあらすじと写真を紹介!予告動画は番組公式サイトで公開中。当日昼12時からNHKオンデマンドで見逃し配信する。
公式サイトには、18週で朝ドラ初登場を果たした成田凌が、母親役の葵と一緒に「親子共演」について語った映像が公開されている。
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第18週は、てん(葵)が女興行師としての第一歩を踏み出した週だった。
藤吉(松坂)亡きあと、てんは芸人300人を抱える北村笑店の社長に、伊能(高橋)は役員として経営に参加。進歩派の伊能と何かと対立する風太(濱田)は「漫才大会日本一」開催を提案、伊能はエンターテイメント界の今後を視野にいれ、新しいスターの発掘をてんに勧めた。
女興行師ならではの仕事がしたいと考えたてんは、新しい女流漫才を作ることに決め女優のリリコ(広瀬)に白羽の矢を立てた。トキ(徳永えり)と歌子(枝元萌)、そして楓(岡本玲)が漫才作家として加わり女性だけの漫才プロジェクトがスタート。
相方は四郎(松尾諭)に決まった。音楽家を目指していた彼は夢叶わず無声映画の伴奏楽士をしていたが、トーキー映画の台頭で失業、伊能の紹介で仕方なくやってきたのだ。帰国した隼也(成田)の命名で“ミスリリコ&シロー”とコンビ名は決まったものの、リリコは四郎のやる気のなさを見抜いており、2人は喧嘩ばかり。しかし本心ではお互いの才能を認めていた。
てんにハッパをかけられた2人は「漫才大会日本一」の高座へ。しかし四郎は緊張のあまり何も話せずオドオド…。リリコがそれを逆手にとって四郎をこき下ろし、客に大ウケ!最後は四郎のアコーディオン伴奏とリリコの美声で流行歌を聞かせて初舞台をやり終えた。
下馬評通りキース・アサリが優勝。大賞は逃したもののリリコと四郎は新たな漫才の第一歩を踏み出した。
■ミスリリコ&シローのモデルは?
ヒロインが吉本興業の創業者・吉本せいをモデルとしているだけに、エンタツ・アチャコ(キース・アサリ役/大野拓朗・前野朋哉)や初代桂春団治(月の井団吾・団真役/波岡一喜・北村有起哉)、漫才の父とも言われる漫才作家・秋田實(万丈目吉蔵役/藤井隆)など実在した昭和初期のお笑い界の大物をモデルとしたキャスト陣が、物語をにぎわしてきた。
ミスワカナ・玉松一郎この時期、忘れていけないのがエンタツ・アチャコと並ぶ人気のミスワカナ・玉松一郎だ。機関銃トークで話の主導権を握る女とアコーディオン抱えた無口なブ男(失礼!)の夫婦漫才は、漫才界でも幅を利かせていた“男社会”に風穴をあけた。後にミヤコ蝶々・南都雄二、ミスワカサ・島ひろし、島田洋之介・今喜多代など“女性上位”というひとつの型を作った。
ちなみにミスワカナを名乗った人物は4名で、2代目は後のあの“ミヤコ蝶々”だそうだ。
初代のミスワカナと一郎をモデルにしたのが、第18週ですったもんだの末コンビを組むことになったリリコ(広瀬)と四郎(松尾諭)だ。第18週後半では、ワカナの美声や読み書きができないといったエピソードや相方をこき下ろす芸風をみごとに見せてくれた。波乱の人生を歩んだといわれるミスワカナ・一郎を、朝ドラのミスリリコ・四郎はどう魅せてくれるのか?いよいよ本格デビューとなる第19週が楽しみだ。
【第19週(2018/2/5-10)あらすじ
■第104話(月)
てん(葵わかな)は女興行師として、リリコ(広瀬アリス)と四郎(松尾諭)の漫才をさらに売り出そうと躍起になる。息子の隼也(成田凌)は北村笑店で働かせて欲しいとてんに頼み込み、風太(濱田岳)のもとで丁稚(でっち)修業さながらのきつい下働きを始める。なかなかリリコと四郎の漫才が上手くいかず悩むてんは、伊能(高橋一生)に相談。伊能からは一旦やると決めたことは絶対にあきらめるなとクギを刺される。
■第105話(火)
リリコ(広瀬アリス)と四郎(松尾諭)をどうにかして売り出す方法を考えていたてん(葵わかな)。楓(岡本玲)は、北村笑店自前の月刊誌を作って、リリコと四郎の特集を組み二人の魅力を伝えようと、てんに提案。さらに映画スターのようなブロマイドを作り、寄席に女性客を呼び込むために豪華な弁当を売り出すなど、斬新なアイデアをどんどん実現させる。一方、寄席で下働きを始めた隼也(成田凌)は地道な仕事にうんざりしていたが…。
■第106話(水)
てん(葵わかな)はリリコ(広瀬アリス)と四郎(松尾諭)の漫才がなぜウケないのか、原因がわからず焦っていた。そんな中、二人の漫才の欠点をキース(大野拓朗)とアサリ(前野朋哉)に指摘され、やっと解決の糸口が見つかってホッとする。
一方隼也(成田凌)は風太(濱田岳)から任せられた売店の売り上げが上がらず苦心していた。そんな隼也に亀井(内場勝則)が、その昔てんがどんな工夫をして寄席の売り上げを増やしたかを語り出す。
■第107話(木)
てん(葵わかな)はリリコ(広瀬アリス)と四郎(松尾諭)に、しゃべるのはリリコだけで四郎はしゃべらない漫才をやってみようと奇妙な提案をする。だがしゃべくり漫才にこだわるリリコと四郎の2人は大反対。てんと二人の間に大きな溝ができてしまう。見かねた風太(濱田岳)は、女興行師になるのはあきらめろとてんに意見する。
一方、かつてのてんがした工夫に刺激を受けた隼也(成田凌)は売店の売上げを伸ばすためのアイデアを次々に考え、実行に移していく。
■第108話(金)
四郎(松尾諭)は、てん(葵わかな)を訪ね、リリコ(広瀬アリス)との漫才コンビを解消したいと申し出る。てんは風太(濱田岳)からも、リリコに新しい相方を見つけてやり直せとアドバイスされるがあきらめ切れない。悩んだてんが伊能(高橋一生)に相談すると、リリコだけがしゃべって四郎がしゃべらない漫才の何が面白いのか、そのポイントを的確に、かつ情熱的に二人に伝えて説得すべきだと背中を押される。
■第109話(土)
リリコ(広瀬アリス)と四郎(松尾諭)は、解散の危機を乗り越えて再起をかけた高座に上がることに。その朝、てん(葵わかな)は女興行師としての成長を見て欲しいと藤吉(松坂桃李)の仏壇に手を合わせる。隼也(成田凌)の売店では、芸人の似顔絵まんじゅうの売り上げが好調で、楓(岡本玲)たちが創刊した月刊キタムラなども販売されてにぎわっている。そしてついにリリコと四郎、渾身の漫才が始まった。
NHK連続テレビ小説「わろてんか」はNHK総合にて月~土曜8:00~8:15、再放送は12:45~13:00。BSプレミアム7:30~7:45、23:30~23:45、土曜9:30~11:00は1週間分放送。NHKオンデマンドで当日昼12時から見逃し配信される。
出演は葵わかな,松坂桃李,成田凌,濱田岳,徳永えり,広瀬アリス,大野拓朗,前野朋哉,堀田真由,内場勝則,高橋一生,岡本玲,藤井隆,,松尾諭ほか。
主題歌は松たか子の「明日はどこから」。
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