LGBTをテーマにしたドラマが増えた中、NHKが最上級にハートフルなLGTBドラマを制作！家族の愛、パートナーとの愛を描いた物語！田亀源五郎原作の人気コミックが佐藤隆太×把瑠都で実写ドラマ化！NHK BS 4日（日）夜10時より「弟の夫」（全3話）第1話を放送！予告動画は番組公式サイトで配信。NHKオンデマンドで配信！

2017年から18年にかけ、セクシャルマイノリティを扱ったドラマが増えそうだ。現在放送中、フジテレビ月9「海月姫」には瀬戸康史が女装美男子を熱演。1月には志尊淳がトランスジェンダーのヒロインを演じた「女子的生活」が放送され、話題となった。

昨年はWOWOWで東野圭吾原作「片想い」が実写ドラマ化された。この物語は中谷美紀が性同一性障害の主人公を演じ、これまでにないスタイリッシュでボーイッシュな出で立ちで登場した。

そして一昨年放送され話題となったあの家政婦が戻ってくる。TOKIO松岡昌宏が女装して家政婦になる「家政婦のミタゾノ」が4月クールで連続ドラマとして放送される。

セクシャルマイノリティをテーマにしたドラマなど、一昔前なら考えられなかった。そのドラマを民放の深夜枠ではなくNHKがプライムタイムに放送するというこは、それだけで大きな意義がある。

3月4日より、NHKが手がけるのが「弟の夫」。原作はゲイ・エロティック・アーティストの田亀源五郎原作の人気コミック。多くの方は田亀源五郎の名前をご存じないだろうが、LGBTカルチャーにおいて、この人の名前を知らなければモグリ！

これまで数多くのハードコア・ゲイ・コミックを手がけ、海外でも高い評価を得ている漫画家・イラストレーターである。その田亀源五郎が初めて一般青年誌・『月刊アクション』で連載を持ったと話題になったのが『弟の夫』（全4巻／双葉社）である。

田亀源五郎の画風はガチムチ、ヒゲ、クマ系な男性を好む方向けの作品が多いのだが、『弟の夫』はいつものバリバリな画風を70％ぐらい抑え、かなりソフトな感じで描かれている。

主人公・弥一は佐藤隆太、そして弟の夫・マイク役には把瑠都という見事なキャスティングが実現した。原作の雰囲気をまったく壊すことなく実写化されている。佐藤隆太はともかく、今回連ドラ初出演となった把瑠都の演技に注目したい。

■第1話あらすじ
シングルファーザーの弥一（佐藤隆太）は、娘の夏菜（根本真陽）と2人暮らし。そんなある日、カナダからマイク・フラナガン（把瑠都）という男がやってきた。マイクは、弥一の双子の弟・涼二（佐藤隆太）の同性婚パートナー。2人はカナダで暮らしていたのだが、涼二が亡くなり、マイクは弥一と夏菜に会いに、日本にやって来た。

弥一は同性愛者（ゲイ）に対する偏見がどうしても拭えないのだが、夏菜はすぐマイクと仲良しになった。弥一はマイクとどう接してよいか分からず…。

NHK BSプレミアム3月4日（日）夜10時より「弟の夫」（全3話）第1話を放送。原作：田亀源五郎作『弟の夫』（双葉社）。出演：佐藤隆太／把瑠都／中村ゆり／根本真陽／大倉孝二／野間口徹ほか。第1話予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

◇NHK BSプレミアム「弟の夫」番組公式サイト
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