高校野球、日本文理、中京大中京が決勝進出!準決勝ハイライト-朝日放送

「第91回全国高校野球選手権大会」は第14日目、準決勝の残り2試合、県岐阜商(岐阜)対日本文理(新潟)、花巻東(岩手)対中京大中京(愛知)が行われた。
県岐阜商対日本文理は県岐阜商・山田、日本文理・伊藤の両エースによる投手戦に。ランナーを許しても後続をしっかりと抑えて4回まで両チームとも0が並んでいく。そして試合が動いたのは5回裏、日本文理は先頭の1番切手が3ベースで出塁し、チャンスを作ると、2番高橋隼がライト前にタイムリーヒット。貴重な先制点を日本文理が獲得する。さらに6回裏には、二死二塁から9番中村がタイムリーヒットを放ち1点を追加。2-0とリードを広げる。そしてこのまま迎えた9回表、県岐阜商は二死一塁から代打古川がレフトオーバーのタイムリー2ベース1点を返し、なおも同点のチャンス。しかし伊藤が続くバッターをショートゴロに打ち取って試合終了。2-1で逃げ切った日本文理が初の決勝進出、伊藤は4戦連続の完投勝利を飾った。
もう1試合は花巻東対中京大中京。花巻東は故障を抱えるエース菊池をベンチに温存、吉田が今大会初のマウンドに。しかしその吉田に中京大中京打線が襲いかかる。初回に1点を先制すると、4回裏には5番磯村がソロホームラン。さらに代わった猿川を攻め立て1点を追加し、なおもニ死満塁とすると、ここで花巻東は菊池をマウンドに。この場面で中京大中京の3番河合が走者一掃のタイムリー3ベース。大きな追加点を獲得して5-0とリードを広げた。5回以降も中京大中京打線は手を緩めず、毎回得点。一方の花巻東は7回に併殺打の間に1点を返すのがやっと。菊池は5回にもソロホームランを許し、5回終了時点でベンチに下がった。結局4本のホームランを放った中京大中京が11-1で快勝し、43年ぶりの決勝進出を決めた。
朝日放送の「第91回全国高校野球選手権大会」特設サイトでは、ダイジェスト動画と試合後のインタビューを配信中。遂に明日決勝戦、日本文理(新潟)と中京大中京(愛知)が対戦する。
ABC「第91回全国高校野球選手権大会」ダイジェスト