「推理の女王」エピローグは「推理の女王2」のプロローグ？最終回をサクッとおさらい！

クォン・サンウ×チェ・ガンヒ共演の韓国謎解きラブコメディ「推理の女王」最終回は、謎を残したまま続編「推理の女王2」にバトンタッチした！続編を楽しむためにも最終回をしっかりおさらいしておこう！予告動画は公式サイトで公開されている。

【「推理の女王」を2倍楽しむ】では、各話の詳しいあらすじと見どころやキャストの魅力、インタビューなどまとめて紹介している。

■キャスト
刑事：ハ・ワンスン役：クォン・サンウ
主婦：ユ・ソロク役：チェ・ガンヒ
派出所所長：ホン・ジュノ役：イ・ウォングン
弁護士：チョン・ジウォン役：シン・ヒョンビン
検事：キム・ホチョル役：ユン・ヒソク
弁当店オーナー：キム・ギョンミ役：キム・ビョンスク
暴力課チーム長：ペ・グァンテ役：アン・ギルガン
ほか

「推理の女王」は、熱血刑事ワンスン（クォン・サンウ）と推理マニアの主婦ソロク（チェ・ガンヒ）がタッグを組んで難事件に挑む謎解きラブコメディ。

主人公カップルの名前から推測できるようにあのシャーロック・ホームズを意識した推理ドラマで、もっぱら推理するのはソロク。彼女はフツーの主婦だけに食材や洋服などからヒントを読み取って真相究明の糸口を発見するなどその推理方法は、まさに生活密着型。ソロクを邪険に扱っていたワンスンが次第に彼女を認めるようになり、ラブを超えた強い絆でバディを組む。ソロクの才能を誰よりも早く見抜いたイケメン警察官ジュノ（イ・ウォグン）との関係もドキドキの連続。また、終盤にはジュノにとっては何とも迷惑なワンソンとのブロマンスも始まった。

これまでなかった爆笑必至の本格犯罪ドラマは韓国で放送直後から同時間帯視聴率1位を独走し、早くから続編を望む熱烈な声が沸き上がり、なんと1年後にシーズン2「推理の女王2」が放送！日本でもKNTVにて5月に初放送され(ナビコン紹介記事）、9月現在一挙再放送中だ。そんなシーズン2を楽しむためにも、「推理の女王」の最終回を詳しくご紹介しよう。
（以下、ネタバレするので、未視聴の方はご注意下さい。また他の回の詳しいあらすじと見どころは【「推理の女王」を2倍楽しむ】で紹介）

■「推理の女王」最終回ネタバレ
ドチャン殺害容疑で拘束されているワンスンは、コ刑事に拉致されたソロクを助けるために、ウ警監の協力の下、警監の高価な血のりを大量に使って脱走に成功。そして警察の包囲から逃れるために、刑事をやめて父ハ代表の言うとおりにハ＆チョン法律事務所を引き継ぐ約束をしてソロク救出に向かった。ところが、ソロクはコ刑事の隙を見て脱出をはかり、銃で撃たれて負傷。コ刑事はそのまま逃走し、ワンスンはソロクをお姫さま抱っこして病院へダッシュ。

手術の後、誰もいなくなった病室で、昏睡状態のソロクをじっと見つめるワンスン。「好きになって見てるんじゃない」と前置きしながら、これが最後と言いながら「真実なんかどうでもいい。もう過去から抜け出したい。アジュンマ（ソロク）ももう俺のことは忘れろ。危険にさらしたくないから。すまなかった、ご両親のこと。犯人を捕まえたかったがここまでだ…」となんとも男前な言葉で病室を後にした。

ソロクの意識は戻り、ワンスンは渡米。

帰国したワンスンは高級スーツに身を包み、父の望み通りにハ＆チョン法律事務所の事務局長としてできるビジネスマンになっていた。
一方、ソロクは夫と距離を置いて独り暮らし。嫁依存症の姑ギョンスクと小姑ホスンもソロク無しでどうにか日々の生活をしているものの、ソロクが恋しくて仕方がない。もっと寂しがっているのは済州島に転勤になった夫のホチョルのようで、後悔を口にしている。親友ギョンミとラブラブになったペ班長の相棒は、せっかくのエリートの道を捨てて自ら7課に異動してきたイケメンのジュノ…。
車中のワンスンとソロクがすれ違うシーンもあったりで、なんとも尻すぼみの最終回だと思ったが、ちがった！

実は、病室での恋の告白にも聞けるワンスンのひとりごとをソロクはしっかり聞いていた。ソロクはそんなにやわじゃなかった！2人は、ペ班長やジュノと一緒に壮大な罠を仕掛けたのだった。もちろん罠の企画立案はソロク。ワンスンは密かに動いて情報収集と秘密チームのアジトと活動資金のねん出。だからワンスンは高級ブランドをすべて換金して、彼が身に着けているのはコピー品。

準備が整ったところで、ワンスンはジウォンを使って恋人のヒョンスをアメリカで見つけたと信じ込ませ、ヒョンス殺害に関わった輩をあぶりだす計画を決行。
まんまと罠にかかったハ代表は焦って、ヒョンスの死を確認しようと、遺体の掘り起こしとDNA鑑定を指示。殺人に関わった全員が揃って遺体を掘り起こしたその時、ワンスンたちが現れて、ハ代表以下全員を殺人および殺人教唆、死体遺棄の容疑で逮捕した。

白骨のヒョンスの指にはワンスンがプレゼントした指輪がハメられていた。ワンスンは涙で過去との決別をした。切なさは残るもののなんとも痛快な逮捕劇だった。…が、事件は終わっていなかった。

父ハ代表は面会に来た息子ワンスンに、ヒョンスには裏の顔があったこと、ハ代表が犯行に関わったのは、ヒョンスの死を疑うワンスンを救うためだったこと。そして事件は解決しておらず、自分はすぐに釈放されるだろうと。この言葉にワンスンはラスボスがいることに気づいた。何より、キム室長は依然としてベールに包まれたままだ。その後、コ刑事が何者かに殺害され、ヒョンスのDNA鑑定も判読不能だった。

ソロクは本格的に刑事になるために勉強を始めるが、刑事に復職したワンスンは、捜査に行き詰まると何かとソロクを引っ張り出し、勉強がはかどらないのだった。

Licensed by KBS Media Ltd. ⓒ 2018 KBS. All rights reserved 最終回エピローグで逆光の中、キム室長とヒョンスがすれ違う姿も映し出された。「推理の女王」終わりは「推理の女王2」の始まりでもあった。

果たしてキム室長は誰なのか？ヒョンスは生きていたのか？ラスボスは？そして、何より続編でソロクは警官になれるのか？
全ては「推理の女王2」で明かされるはず！

楽しい推理ラブコメだった本作。恋人の死の真相を辿る辺りは、マット・ボマーとティム・ディケインが共演した米犯罪捜査ドラマ「ホワイトカラー」を思い出した。「ホワイトカラー」はシーズン6まで続いたが、果たして「推理の女王」は？2018年9月現在、シーズン3の声はまだ聞こえてこない。

◇「推理の女王」公式サイト

【作品詳細】【「推理の女王」を2倍楽しむ】