名優ソル・ギョングが大根役者に?韓国映画『22年目の記憶』本編映像解禁!

2018年12月11日11時00分ドラマ

韓国映画『殺人者の記憶法』のソル・ギョング主演『22年目の記憶』が2019年1月5日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほかにて公開!本作の<予告編>が解禁された。

『22年目の記憶』は韓国と北朝鮮の南北首脳会談のリハーサルが行われたという実在の報道記事から着想を得て、自身を北朝鮮の最高指導者と思い込む俳優の父親と、そんな父に翻弄された息子が織り成す物語を描いたドラマ。監督・脚本は『ヨコヅナ・マドンナ』『彼とわたしの漂流日記』など、独創的な設定と演出力で知られるイ・へジュン。
22主演は、『1987、ある闘いの真実』『殺人者の記憶法』など、演技力・興行力を兼ね備えた韓国を代表する俳優、ソル・ギョング。共演にはもう一人の演技派、『天命の城』『神弓-KAMIYUMI』のパク・ヘイル。そのほか『オクジャ/Okja』のユン・ジェムン、『殺人者の記憶法』でソル・ギョングと共演したイ・ビョンジュン、『あいつだ』のリュ・ヘヨンなど、実力派俳優が脇を固める。

今回解禁された<本編映像>では、抜群の演技力・憑依力を見せる名優ソル・ギョングが、なんと稀代の大根役者として登場!売れない役者・ソングン(ソル・ギョング)が代役として立った舞台でスカウトされたある<オーディション>での一幕だ。登場するなり「ハムレット」のクライマックスを演じ始めるが、棒立ち、大げさな表情、固い体の動きなど、素人目から見ても「こりゃダメだ……。」とわかる圧倒の棒演技ぶり。冷たくあしらわれてもめげずに演技を続けようとし、「必要があれば裸にだってなります!」とズボンまで下す気合いの入りっぷり。「どうぞお帰りを」と退席を促されても「沈清伝を!」と諦めない。場違いなガッツに辟易したホ・サムウン教授(イ・ビョンジュン)は、「あの男だけは2次審査に進めなくては!」と激昂。



22実はこのオーディション、ある国家に関わる重要な目的の為、「演技力なし、詮索しない」人間を審査し採用するためのものだった。2次審査に受かったソングンの運命の行方は、果たして……。売れない役者としての悲哀を滲ませながら、全身をフルに使って必死な一幕をコミカルに演じる姿は、ソル・ギョングならでは。俳優として<演じること>へのこだわりまでも垣間見れる、貴重な本編映像だ。なお、ソル・ギョングは本作の演技で第35回黄金撮影賞 最優秀主演男優賞を受賞している。

■あらすじ
1972年、韓国と北朝鮮との間で南北共同声明が発表される。統一ムードが高まるなか、初の南北首脳会談に向け、韓国では北朝鮮の最高指導者・金日成(キム・イルソン)の代役オーディションが秘密裏に行われた。オーディションに受かった売れない役者ソングン(ソル・ギョング)は、いつしか自分を金日成だと信じ込んでしまう---。22年後の1994年、ある理由からそんなソングンと、彼に振り回されてきた息子テシク(パク・ヘイル)の同居生活が始まる。

■作品概要
監督:イ・へジュン『ヨコヅナ・マドンナ』
出演:ソル・ギョング 『殺人者の記憶法』、パク・ヘイル 『神弓-KAMIYUMI-』、ユン・ジェムン、イ・ビョンジュン、リュ・へヨン

2014/韓国/カラー/韓国語/128分/原題:나의 독재자/英題:My Dictator 映倫:G
配給:ファインフィルムズ © 2018 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.

映画公式サイト
本編映像

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