初回視聴率14.7%!沢村一樹「刑事ゼロ」第2話 過去の自分と記憶をなくした自分の対決!予告動画と1話ネタバレあらすじ

2019年01月16日08時00分ドラマ
@テレビ朝日

刑事となってからの20年間の記憶をなくした敏腕刑事・時矢(沢村一樹)!第2話は、記憶がない7年前の事件が冤罪ではなかったのかという疑惑と向き合う!過去の自分が解き明かせなかった謎に今の自分が迫る!テレビ朝日17日(木)夜8時より 沢村一樹主演「刑事ゼロ」第2話(拡大SP)を放送!予告動画は番組公式サイトで配信。

刑事時代・20年間の記憶をなくしてしまった刑事が主人公という今までの刑事ものとは一線を画す内容の「刑事ゼロ」。テレビ朝日のドラマ枠「木曜ミステリー」の初回は、平均視聴率は14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。1999年から始まった「木曜ミステリー」の初回視聴率としては最高値。主演の沢村一樹も「京都の魅力、現場スタッフの努力が良い形で視聴者の皆様に届いて、本当にうれしく思います」と、喜びの声を上げている。

事故にあう前の時矢(沢村一樹)のクールな刑事役と記憶をなくした後のちょっととぼけたような刑事役。一人の役でありながら、一人二役のような演技で視聴者を惹きつけた第1話。そんな時矢の相棒となるのが、佐相智佳(瀧本美織)。新人刑事ながら、大先輩であるはずの時矢や福知市郎(寺島進)に上から目線というのも視聴者たちに新鮮さを感じさせた。

ドラマの主題歌は、THE YELLOW MONKEYの「I don’t know」。楽曲は、”記憶”をテーマとしている。2019年1月25日(金)には配信がスタートする。この曲が含まれるアルバム「9999」は、THE YELLOW MONKEYの19年ぶりのアルバム。アルバムは4月17日(水)にリリースを予定している。ドラマを盛り上げる主題歌にもご注目。

第2話は、いしのようこ、中村靖日をゲストに迎え、記憶をなくしている7年前に時矢が逮捕した犯人が冤罪ではないか?という疑惑に対峙する。過去の自分が暴けなかった謎を、現在の時矢が研ぎ澄まされた五感を活かして解決できるかが見どころである。

■前回(第1話)ネタバレあらすじ
京都府警捜査一課刑事・時矢暦彦(沢村一樹)は“京都府警に時矢あり”といわれるほど優秀な刑事。だが、容疑者を追跡中、廃工場の貯水プールに転落。病室で目を覚ましたとき、なんと刑事拝命以来の20年間の記憶を失っていることに気づく…!

時矢は見舞いにやって来た元相棒・福知市郎(寺島進)のことを暴力団関係者と誤解するばかりか、新たにコンビを組むよう命じられた新人女性刑事・佐相智佳(瀧本美織)から、深夜に女性府議会議員・椎名蒼が刺殺されたことを聞いてビビりまくり。その遺留品を見せられても、まるでピンとこない。

記憶喪失のことを周囲に打ち明ける間もないまま、新たに発生した殺人事件の初動捜査に当たることになった時矢。被害者のフリーライター・今宮賢は公園の鉄棒に吊るされていた挙げ句、鉄棒と遺体の前面には色付きの粘着テープが奇妙な形で貼られていた。このテープが示す図は、犯人からのメッセージなのか。メッセージといえば、府議会議員殺害現場にもアルファベットなのか記号なのかわからない血文字が残されていたが、有名な府議会議員としがないフリーライターの間に接点があるとは到底思えない。

ところが、粘着テープに顔を近づけた時矢は、「同じ匂いがする…!」と、驚愕の一言を発する。実は、失った記憶の代わりに鋭い嗅覚など研ぎ澄まされた五感が備わった時矢は、そこに議員殺害現場の遺留品と共通する匂いを嗅ぎ取ったのだ。

敏腕刑事と周囲には思われている時矢のつぶやきがきっかけとなって、あれよあれよという間に合同捜査本部が設立されることになったが、2つの事件が同一犯による連続殺人であるという根拠はほかに何も見当たらず、捜査は難航。時矢の立場は、本部内で微妙なものになる。

第2の事件の被害者の父親・今宮社長宅を訪ねた際、妻がお香に凝っていて、そこに「香洛堂」の文字を発見していた。「香洛堂」を訪ねると、時矢は2つの事件に残された図形が香りを聞き分ける遊び、“組香(くみこう)”に関係しているとわかり、それは源氏香に使われている。そして、今回の連続殺人は、源氏香を見立てた殺人であると推理する。調べを進めるうち、事件の周辺に高名な小説家・鳴島恭三(小林稔侍)の影がちらついてくる。

お香のサークルに通っていた、今宮夫妻、医者時代の椎名蒼、鳴島恭三の妻・桜子が、源氏香に参加していたこともわかった。そんな折、今宮社長がまたしても、源氏香になぞられて殺されてしまった。犯人は、鳴島恭三の息子・芳孝。芳孝は父と同じように小説家を目指したものの、父に罵倒された挙句、書いた小説を焼かれたしまい、家を出たのだった。

そして、第4の事件。今回は、未遂で終わったが、被害者は鳴島桜子。捜査途中で、智佳に記憶喪失のことがばれてしまった時矢。しかし、「これで最後にする」といい、そのまま捜査を続行する。今宮の遺言書を預かる弁護士事務所を訪ね、不法に遺言書を覗いてしまう。そこには、財産を鳴島芳孝に譲ると書いてあり、DNAの鑑定書で親子関係も立証されていた。芳孝は、鳴島恭三の子供ではなく、今宮社長の子供だった。つまり、源氏物語に当てはめると、不義密通の子・薫が芳孝、その母親・女三宮が桜子、その不倫相手・柏木が今宮社長、薫の恋敵・匂宮が今宮賢、女三宮に仕えていた小侍従が椎名蒼。芳孝がその生い立ちを恨んで殺したとすると第3の殺人までは納得できるが、第4の事件は謎であった。

しかし、第5の殺人が起きるとなると狙われるのは鳴島恭三と考え、パーティ会場に向かう警察。しかし、一瞬の隙に恭三は姿を隠す。時矢は組香に関係する場所に恭三が行っていると思い、考えをめぐらす。そして、その研ぎ澄まされた五感で、場所を特定する。そのころ、桜子は病院を抜け出していた。

到着した場所にはスタンガンで撃たれた恭三と、スタンガンを手にしている桜子。第三の殺人で、負傷したわが子・芳孝の殺人計画を引き継いだのだった。芳孝は、父を殺して、自分も自殺するという小説を書いていた。その小説通りになるように殺人を重ねていたのだった。もともと、桜子のことを気に入っていた今宮社長に妻である桜子をレイプさせ、妊娠させたのは恭三だった。小説のネタにするためにそんなことをしていたのだった。桜子の犯罪を防ぐため、時矢は芳孝を忘れないために、事件を起こすのではなく、生きて、思い出してあげることが大切だと説得した。桜子はその説得に応じたのだった。

事件解決後に、時矢は医者である叔父(武田鉄矢)を再訪すると、刑事としての記憶は残っているといわれる。そして、智佳の協力も得られることになり、刑事としての仕事を続けてゆくことにした。

■第2話あらすじ
かつては敏腕でスマート、現在は“記憶ゼロ状態”になってしまった京都府警捜査一課刑事・時矢暦彦(沢村一樹)は、別れた妻で弁護士の奥畑記子(財前直見)から、いきなりある書類を渡される。そこには、7年前に時矢が逮捕した犯人には冤罪の可能性があるとして、近々仮釈放されるのに合わせて再審請求の準備をしていると記されてあった。しかし、刑事拝命以来の20年間の記憶を失った時矢は元妻との出会いも別れも覚えておらず、もちろん7年前のこともすっかり頭から消え去っていた…。

コンビを組んだ新人刑事・佐相智佳(瀧本美織)によると、7年前の事件とはファイナンス会社社長・逢沢省三(剣持直明)が自身の別荘の階段から転落死したというもので、時矢は別荘を設計した建築士・芹野泰夫(中村靖日)が突き落としたとして逮捕したようだった。

刑務所に出向き接見した時矢に対し、芹野は「真実はすべて僕の記憶の中にある。刑事さんがたどり着いた結論だけが唯一の真実ではない」と、まっすぐな眼差しで語り掛ける。もしかしたら自分が冤罪を生んだのかもしれない…。そう考えた時矢は、智佳と共に再捜査を開始。現場となった別荘は当時、密室状態だったが、再訪したところ、隣の別荘に住む出版社社長・円城明日香(いしのようこ)から意外な真実を告げられて…⁉

はたして7年前の事件は冤罪だったのか、それとも…!? かつての自分が解き明かせなかった密室殺人の真相に、記憶ゼロの時矢が挑む! そしてついに芹野が仮釈放されるが…!?

テレビ朝日 2019年1月10日スタート。毎週木曜夜8時放送 木曜ミステリー「刑事ゼロ」。脚本:戸田山雅司。出演:沢村一樹/瀧本美織/寺島進/横山だいすけ/猫背椿/渡辺いっけい/財前直見/武田鉄矢ほか。

テレビ朝日2019年1月スタート 木曜ミステリー 「刑事ゼロ」番組公式サイト
Twitter公式アカウント「@Keiji_zero2019」

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