沢村一樹「刑事ゼロ」犯人は透明人間?京都府警にサイバーテロが襲い掛かる!第4話予告動画と3話ネタバレあらすじ

2019年01月30日08時00分ドラマ
@テレビ朝日

20年間の記憶をなくした敏腕刑事・時矢(沢村一樹)が次々を事件を解決する!第4話は、京都府警を襲う未曽有のサイバーテロ!サイバー対策室の但馬(野間口徹)は時矢に強い恨みを持っている!テレビ朝日1月31日(木)夜8時より 沢村一樹主演「刑事ゼロ」第4話を放送!予告動画は番組公式サイトで配信。

第3話は時矢の記憶喪失を知り、そのよき理解者として時矢を助けている智佳(瀧本美織)の鮮やかなアクションがさく裂!誘拐犯を追ってダムへ。そこにいた犯人に猟銃を向けられるものの、鮮やかな廻し蹴りで猟銃を落とし、犯人逮捕へ。さぞやアクションの練習を何度もしたのかと思いきや、このシーンで瀧本美織がアクションをすることは、撮影現場で決まったとのこと。実は瀧本美織は「アクション大好きなのでこれからもそういうシーンが盛り込まれるとうれしいです!」とコメントするほどのアクション好き。廻し蹴りのシーンはかなり鮮やかなので、見逃した方は公式サイトの動画でチェック。

第4話は、サイバーテロの話題。ゲストは、サイバー対策室のメンバーとして登場する野間口徹。売れっ子バイプレーヤーとして、映画やドラマなどに大活躍中。1月25日(金)に公開された『愛唄 -約束のナクヒト-』にも出演。連ドラも2018年秋ドラマでは「ドロ刑」、2019年冬ドラマでは、「グッドワイフ」と途切れることなく活躍している。今回の役は、記憶をなくす前の時矢に激しい恨みを抱いているという役どころ。どんな風に時矢と対峙してゆくのかが見どころ。

■前回(第3話)ネタバレあらすじ
京都市内の地下駐車場で、1億円の現金が強奪される事件が発生した。被害者は、貴金属買取チェーンの会長・夏富輝一郎(竜雷太)。海外バイヤーとの取引のため現場を訪れたところ、買い取り資金として用意してきた1億円を、バイクに乗った男に強奪されたという。夏富は警護もつけずに1億円を運んでいた。

捜査をはじめた京都府警捜査一課刑事・時矢暦彦(沢村一樹)と新人刑事・佐相智佳(瀧本美織)は、輝一郎の娘婿・武臣(佐伯新)から昨夜、奇妙な電話がかかってきたことを聞き出す。「身代金は受け取った。誘拐した息子は解放する」という内容だったが、武臣と妻・紗輝子(中原果南)のひとり息子で高校生の輝(中島凱斗)には何事もなく、いたずら電話かと思っていたという。夏富家では電話はすべて録音している。使用人の茂木(大浦龍宇一)に再生するように命じる紗輝子。

しかし、もっと奇妙なことが起きる。夏富家の郵便受けに1枚の1万円札が投函され、そこに「現金1億円を夏富会長に持たせて駐車場まで来い」というメモと数本の縮れた毛髪が挟まれていたのだ。科捜研で鑑定したところ、その毛髪はアジア系男性のもので、夏富家の誰とも一致せず、ますますわけがわからない。

ところが、衝撃の事実が判明する。なんと郵便受けに入っていた1万円札はその日の朝、強奪された1億円の中の1枚だったのだ。それを聞いた時矢は、誘拐から身代金要求、人質解放へと続く通常の誘拐とはまったく逆の流れで一連の出来事が起きていることを直感。つまり、誘拐事件はこれから起きるのではないか、”超絶逆回転誘拐”だと推理する。

夏富家の家族関係を調べる時矢と智佳は、20年前に夏富家に養子に入った長男・永久がいることがわかった。家にあった家族写真からは不自然にトリミングされた様子もあったことを時矢は覚えていた。金持ちの家の秘密を知っているだろうと思われる家政婦に行動確認・行確をする時矢と智佳。家政婦によると、永久はいたが、実子である輝が生まれてからはその存在は封印されていた。輝一郎は、実子の輝と、永久を完全に差別していた。そんな風に存在を無き者とされていた永久は、家で引きこもっていた。

永久の髪は縮れ毛。夏富家に送られてきた毛髪も縮れ毛であることから、鑑識が調査。縮れ毛は、永久のものと判明。永久が誘拐されたと時矢は考え、動機は「夏富家への復讐」と考えられる。

誘拐の目的を、永久を取り戻すことだとしたら、永久の実の親が怪しいと思い、加瀬の家にゆく。しかし、父親は亡くなっていた。永久の母は永久が生まれてすぐになくなっていたため、永久の両親はともに死んでいる。取り戻すためではなく、やはり、動機は「夏富家への復讐」であり、誘拐自体は永久が行っていると推理する。

夏富家に、「実の息子を誘拐した」と手紙が届いた。永久を許さないという、輝一郎は身代金の3億円と猟銃を持ち、指定された場所へ向かう。時矢たちが到着する前に出かけてしまった輝一郎。どこに向かっているのはわからなかったが、婿養子の武臣がカバンにGPSをこっそりとつけていた。輝一郎は別荘に向っていた。別荘に行くと、輝が縛られていた。輝は永久の逆回転誘拐をたくらんだのだった。永久の存在や苦しみを思い出してもらうためだった。永久は輝一郎からの扱いで、自分の存在や自分の時間を取られてしまったと思っていたのだった。輝は逆回転誘拐をすることで時間を巻き戻そうとしたのだった。

そして、輝を誘拐したのは、永久ではなく、使用人の茂木だった。強欲な輝一郎から金を奪うつもりだったのだ。猟銃を向ける茂木に立ち向かう智佳。猟銃を奪い、無事に逮捕する。輝一郎は永久のことも逮捕しろと叫ぶが、輝は輝一郎から3億入ったカバンを取り上げると、ダム湖に投げ込むのだった。「兄さんの苦しみを理解しろ…」と。

警察の聴取に口をつぐんでいる永久に、自分の記憶喪失のことを打ち明ける。「時間は取り戻せないかもしれない。ただ、その空白を埋めるための努力は、できる」と。

■第4話あらすじ
深夜、京都市内の中古品買取店で、時価500万円の純金の延べ棒が盗まれる事件が起きた。事件当夜、偶然店の前を通りかかり、怪しい男を見かけた時矢暦彦(沢村一樹)は捜査の行方が気にかかる。

店長・高沢真浩(弓削智久)から防犯カメラが作動していたことを聞き、時矢も佐相智佳(瀧本美織)も安心するが、そこへ現れたのはサイバー犯罪対策室の主任・但馬正樹(野間口徹)。但馬は、時矢たちにこれは単純な窃盗事件ではない、と言い放つ。

但馬にうながされ、防犯カメラ映像を確認すると、金の延べ棒が空中を浮遊して画面から消える映像が残されていた。まさに“透明人間”の犯行のように見える映像に、時矢と智佳は驚くばかり。実は、この店が警備会社から導入している防犯カメラは、年齢や性別などの条件を設定すれば、その条件に合致する客を映像から消すことが可能なものだった。つまり犯人は警備会社のシステムに外部からハッキングし、自らが映らないように条件を設定。同時に通用口のロックや非常ベルを解除して店内に入り、堂々と延べ棒を盗み出したのだ。但馬は前代未聞のハッキングによるサイバー犯罪と位置づけ、13係も捜査に参加することになった。

この防犯カメラ映像解析ソフトの開発者でもある警備会社社員・北浦菜月(西原亜希)も全面協力を申し出るが、その矢先、店で高沢が殺害される事態が発生して…!? また、時矢はまったく覚えていなかったが、3年前、一時だけ13係で時矢とコンビを組んでいた但馬は、なぜか時矢に強い恨みを持っているようで…!?

テレビ朝日 2019年1月10日スタート。毎週木曜夜8時放送 木曜ミステリー「刑事ゼロ」。脚本:戸田山雅司。出演:沢村一樹/瀧本美織/寺島進/横山だいすけ/猫背椿/渡辺いっけい/財前直見/武田鉄矢ほか。

テレビ朝日2019年1月スタート 木曜ミステリー 「刑事ゼロ」番組公式サイト
Twitter公式アカウント「@Keiji_zero2019」

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