ジュノ(2PM)×チャン・ヒョク×チョン・リョウォン「油っこいロマンス」韓国での評判をレポート!
ジュノ(2PM)&チャン・ヒョク豪華共演で日本でも話題となった「油っこいロマンス」の韓国での評判をご紹介したい!予告動画はYouTubeにて公開中。
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「油っこいロマンス」は、2018年5月〜7月にSBSにて放送された月火ドラマ。韓国一の中華料理店のスターシェフから、みすぼらしい街の中華料理店の厨房に転落した主人公の愛と生存、料理のストーリーを描く。 「嫉妬の化身~恋の嵐は接近中!~」の脚本家と「あやしいパートナー~Destiny Lovers~」の演出家がタッグを組んだ「本格五感刺激 美味しいロマンス」で、ジュノとチャン・ヒョクの豪華共演ということで早くから日本でも話題になった。
本作品は「熱くなった鍋、ぐらぐら沸騰した油よりも熱い恋愛談」「ロコ(ロマンチックコメディ)厨房活劇」というキャッチコピーで分かる通り、厨房を舞台に繰り広げられるラブコメディ。キャラクターそれぞれの個性がとても強く、また繰り広げられる展開もかなり特徴的な作品だ。一風変わったドラマ内容に、最初はその勢いに圧倒されてしまった人も多かったようで、正直なところ好き嫌いが分かれるかもしれない。ただし、はじめのうちはドラマのテンションについていけずあっけにとられていた視聴者も、見ているうちにその独特の魅力に抜け出せなくなっていったようだ(4話を過ぎたあたりから一気にはまったというコメントが複数みられた)。次第には放送終了後に「翌週までどうやって毎日過ごせば良いのか」と嘆く視聴者が続出する程。「重い内容でもなく、あきれながらも笑い、おもしろくて笑い、とにかく笑った」といった感想もあり、会社や学校が始まる憂鬱な週明けに、明るい気分にさせてくれたドラマのようだ。
ドラマのストーリーや雰囲気には一部意見が分かれるものの、出演俳優たちの演技力には好評価の嵐だった。実力のある出演者それぞれが自分のキャラクターを完璧にモノにしており、かなり濃い顔ぶれとなった。
主人公ジュノはロマンチックコメディ初挑戦となったが、過去出演作「記憶~愛する人へ~」「キム課長とソ理事 ~Bravo! Your Life~」「ただ愛する仲」とはまた違った演技を見せ視聴者を驚かせた。「ジュノの表情演技がすごい。過去出演したドラマをまた見返して比較したい」「外見も演技も魅力あるが、声が最高だ」「純粋でかわいいのに、カリスマも見せてくれた」と、ツンデレ男子の魅力で視聴者を釘付けにした。
チャン・ヒョクもまた本作品で新たな魅力を見せた。彼の演じる役柄に当初ファンからは驚きの声もあったが、 アクションシーンも多くこなし、元人情派ヤクザのチルソンを熱演した。視聴者は男性美あふれるチャン・ヒョクに惚れ惚れし、またジュノとの息のあった演技に「ケミが最高だった」と賞賛の声。更には「セウ(チョン・リョウォン)ともお似合い」「セウとチルソンをくっつけてください」といったセウ×チルソン派の視聴者も多く見られ、チャン・ヒョクの人気ぶりを再確認、存在感を見せつけた。
また、本作品は中華料理店を舞台にしていることもあり、料理のシーンが多く出てくるのも大きな魅力の一つだ。近年韓国では「ゴハン行こうよ」シリーズや「おひとりさま~一人酒男女~」「甘辛オフィス」といった“モッパン”(食べるシーンにフォーカスした放送)をはじめとし、食をテーマにした番組がトレンドとなっている。ドラマ以外にもバラエティ番組、またYouTubeでもモッパンが数多く存在する。本作品も番組紹介等で「空きっ腹で見ないこと!」と注意書きがある通り、次々と出てくるおいしそうな料理が食欲を刺激する。当時韓国では夜10時からの放送であったため、夜食を食べたくなった、また食べてしまった視聴者も多かった。
視聴率に関しては、平均が6.5%、最高視聴率は8.6%を記録した。同時間帯1位を記録した放送回もあり、一部の韓国メディアは「好視聴率を記録し、作家と監督の独特の試みに若い視聴者が魅了された」と分析し、「若い世代ドラマであることを明白に立証した」と評価した。
◇予告動画
◇公式サイト
◇韓国公式サイト
【作品詳細】【「油っこいロマンス」を2倍楽しむ】