【ノーカット】山田洋次監督×吉永小百合×二宮和也(嵐)の名作『母と暮せば』が3/29NHKBSにて放送!

2019年03月28日20時00分映画
(C)2015「母と暮せば」製作委員会

長崎に落とされた原爆で亡くなったはずの息子の亡霊が、母親の前に現われて…巨匠・山田洋次監督、主演に吉永小百合と嵐の二宮和也を迎えたヒューマンドラマ『母と暮せば』が、明日3月29日(金)NHKBSプレミアムにて昼1時~3時15分にノーカットで放送する!番組公式サイトで予告動画が公開されている。

『母と暮せば』は、「父と暮せば」の劇作家・井上ひさしが長崎を舞台に描きたいと強く考えていた構想を、山田洋次監督が映画化。第89回アカデミー賞で外国語映画賞の日本代表に選ばれた秀作。
「父と~」が描いたのは父と娘だが、本作は母と息子。松竹の“母もの”を彷彿とさせるのはさすが松竹出身の山田監督。吉永と二宮の息の合った演技が見ものだが、回想を駆使するあたりは井上が得意とした舞台的演出で、彼に対するリスペクトを感じさせる。また、中盤で登場する小学生の女の子の名前が過去の山田作品を想起させるのも心憎い。

本作で息子の浩二役を演じた二宮和也(嵐)が、第39回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞に輝いた。授賞式の様子はコチラで紹介⇒ナビコン2016.3.5ニュース記事

■あらすじ
1948年8月9日の長崎。助産師をする伸子の前に、3年前、長崎に落とされた原爆のせいで亡くなったはずの息子・浩二が現われ、その日から浩二はたびたび伸子の前に現われるようになる。2人は思い出話から他愛のない雑談までたくさんの話をするが、いちばんの関心は医学生だった浩二の恋人・町子のことだった。伸子は町子に好きな人が現われたら幸せな結婚をしてほしいというが、浩二は顔色を変えて猛抗議し……。

■キャスト
福原伸子役:吉永小百合
福原浩二役:二宮和也(嵐)
佐多町子役:黒木華
黒田正圀役:浅野忠信
上海のおじさん役:加藤健一
富江役:広岡由里子
川上教授役:橋爪功

■スタッフ
監督:山田洋次
脚本:山田洋次、平松恵美子
撮影:近森眞史
音楽:坂本龍一

映画『母と暮せば』予告動画
NHKBSプレミアムシネマ