「100日の郎君様」韓国ドラマファンもK-POPファンも気軽に楽しめるロマンチック時代劇!
いよいよ来週7月21日(日)からNHKBSプレミアムにて放送開始す「100日の郎君様」は、K-POPグループのEXO(エクソ)のD.O.ことド・ギョンスと子役出身で演技力に定評のある女優ナム・ジヒョンの韓国ロマンチック時代劇!今回はドラマの魅力をご紹介、番組公式サイトで見どころ動画が公開されている。
「100日の郎君様」は、運命の2人の100日の愛を描く。桜の下での幼い出会いから16年。暗殺者に殺されかけて記憶のなくなった世子ユル(ド・ギョンス(EXO-D.O.))は、自ら下した命により、ある村で婚期を逸したホンシム(ナム・ジヒョン)の夫となることに…。
※ドラマの詳しいあらすじと見どころは【「100日の郎君様」を2倍楽しむ】で紹介している。ちなみにタイトルの“郎君様(낭군님=ナングンニム)”とは昔の言葉で、若い妻が旦那様のことをこう呼んだ。
■ありきたりの設定をとびきり面白く!
最近の韓国ドラマは時空を超えたり、トッケビや幽霊、人魚などとの恋などあの手この手で視聴者を驚かせているが、「100日の郎君様」で描かれるのは、初恋、記憶喪失、親の因縁、身分違いの恋…など、おおよそ新鮮味のないネタばかり。ところが、ドラマは瞬間最高視聴率は16.7%まで上がり、tvN月火劇最高の成績を残して放映終了した。この視聴率は、「トッケビ」 「応答せよ1988」 「ミスターサンンシャイン」に続く、歴代tvNドラマ4位という快挙。(詳細は韓国での評判)
「女の香り」のノ・ジソル作家が描いた全16話の本作は、「宮中」「村の生活」「宮中」の三幕構成で、とてもわかりやすい。難しい時代背景など知らなくても楽しめ、時代劇初心者や苦手な方にもお勧めしたい一作だ。もちろん、時代劇としてもよくできており、中国との関係やある時代特有の官職、戦争などから、歴史ドラマファンなら舞台背景やゆかりの人物捜しなども楽しめる。これについては別の機会で考察するのでお楽しみに。
第一幕の「宮中」では淡い初恋と謀反、第二幕「村の生活」ではかりそめの夫婦となった主人公カップル(ド・ギョンス&ナム・ジヒョン)の笑える新婚生活、そして第三幕「宮中」では親の因縁と身分違いの恋と悪者成敗が描かれる。特に第二幕「村の生活」は面白エピソードがどっさり。BTSのヒット曲「Boy In Luv」(상남자=サンナムジャ)や「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」のパロディまで出て来て、K-POPファンも韓ドラファンもクスリとさせられる。果たしてそれがどこで見られるのかはドラマを見てのお楽しみ!
■100日間の切ない感情を描いた名曲に胸キュン
素敵なストーリーをさらに際立たせるのがドラマ音楽(OST)だ。「太陽の末裔」や「雲が描いた月明り」のドラマ音楽も歌った“OST女王”GUMMYの「消える」をはじめ、ジニョン(B1A4)の「この愛を」、そしてド・ギョンスのEXOの仲間CHENの「桜のソナタ」などの名曲が、主人公2人の100日間の切ない感情を盛り上げる。(OSTをAmazonでチェック)
ドラマの見どころはまだまだたくさんあるが、何より主人公カップルをはじめとした名優たちの熱演がドラマを生き生きとさせた。次回はそんなキャスト陣の魅力と演じた役についてご紹介しよう。
■キャスト
イ・ユル/ウォンドゥク役:ド・ギョンス(EXO-D.O.)
子役:チョン・ジフン
ユン・イソ/ホンシム役:ナム・ジヒョン
子役:ホ・ジョンウン
左議政 キム・チャオン役:チョ・ソンハ
王役:チョ・ハンチョル
漢城府参軍従7位 チョン・ジェユン役:キム・ソノ
世子嬪 キム・ソヘ役:ハン・ソヒ
ムヨン役:キム・ジェヨン
ほか
【「100日の郎君様」を2倍楽しむ】では、放送前に時代背景やキャストの魅力、豆知識などを紹介していく。また、放送にあわせて各話のあらすじと見どころも紹介。
◇NHK「100日の郎君様」番組サイト
2019.07.21スタート 毎・日21:00~22:00
◇Youtube「100日郎君様」予告動画
【作品詳細】【「100日の郎君様」を2倍楽しむ】