【落語】フジ23日「セブンルール」立川談春の愛弟子・立川こはるが落語の高座に上がるのは…!?予告動画
【古典芸能・演芸】故・立川談志を頂点とする落語立川流で初の女性落語家となったのが、談春の愛弟子・立川こはる(37)。現在、人気若手落語家として全国各地の高座に上がるこはるに番組が密着!男社会で生きるこはるの姿とは…!?フジテレビ23日(火)夜11時より「セブンルール」を放送。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
近年、女性落語家が増えたとはいえ、落語界は時代錯誤のような男社会である。そんなイバラの道に進んだのが、今回「セブンルール」でフューチャーする立川こはる。
都会の真ん中、お洒落な街として有名な表参道で育ったこはるは、大学生の時に落語と出会い、東京農工大学大学院を中退して、立川談春に入門した。
落語立川流とは故・立川談志を頂点とする一門で、落語界の中でも昇進が厳しいことで有名。落語家には「前座」→「二つ目」→「真打」という身分制度があるのだが、立川流にはその前座を16年務めた落語家がいるほど厳しいのだ。その中でも特に厳しいと言われているのが「談春一門」。
師匠・立川談春はチケットが最も取りにくい落語家と称されるほどの人気ぶり。自叙伝『赤めだか』(扶桑文庫)が二宮和也(嵐)、ビートたけし主演でドラマ化された(2015)のは記憶に新しい。
自身もTBS日曜劇場「ルーズヴェルト・ゲーム」(2014)や大ヒットした「下町ロケット」(2015、2018)に俳優として出演。落語を知らない人でも、談春の顔と名前は知っている、という方も少なくないだろう。
その談春唯一の弟子が、23日放送「セブンルール」に登場する立川こはるである。こはるの落語は軽妙な口調で聞いていてとても心地良い。師匠譲りのしっかりした落語を演じている。
一見すると中学生の男の子!?と思われがちだが、これでもれっきとしたアラフォー女子。これがまた、落語通の中高年男性に人気で、こはるの落語会は常に満席。意外とファンの年齢層は高めなのだ。
女性が落語なんて…と思われる方もいらっしゃるだろう。しかしこはるは女性にしては低めの声質で、女性っぽさを感じさせない。聞いている方も八っつあん、熊さん、横ちょのご隠居さん…の世界に違和感なく入ることができる。
滑稽噺から大ネタまで、持っている噺の数も決して少なくない。筆者はこはるの落語を聞いて、もう充分真打昇進してもよいのでは!?と思うのだが、談春の判断は決して甘くない。もうしばらくは「二つ目」という身分で頑張るのだろう。
落語通をもうならせる若手落語家として、日々、全国の高座にあがっている立川こはる。ぜひ一度、立川こはるの落語を聞いていただきたい。
フジテレビ7月23日(火)夜11時より「セブンルール」を放送。出演:立川こはる。スタジオキャスト:青木崇高/本谷有希子/YOU/若林正恭。番組公式Twitterアカウントは「@7rules_ktv」。番組公式Instagramアカウントは「7rules_ktv」。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
◇フジテレビ「セブンルール」番組公式サイト
◇立川こはる公式サイト
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