NHK「いだてん」五りん(神木隆之介)の出生が明らかに!第38話予告動画と37話ネタバレあらすじ

2019年10月05日10時30分ドラマ
©NHK

嘉納治五郎(役所広司)の死後、日中戦争はいよいよ長期化!1940年東京オリンピック開催への反発が強まる!そんな中、りく(杉咲花)と勝(仲野太賀)が結婚するのだが戦争が2人の将来に立ちはだかる…NHK総合6日(日)20時より、BSプレミアム18時より、BS4K午前9時より第38話を放送!予告動画は公式サイトで公開。



■SNSでは嘉納治五郎ロス
29日放送された第37話で亡くなった嘉納治五郎(役所広司)。第1話からのレギュラーで金栗四三(中村勘九郎)、田畑政治(阿部サダヲ)を見守る父的存在として、またオリンピックの生き証人としてその存在感は主役級に大きかった。

SNSでは嘉納治五郎の死を悲しむツイートが続出。史実とはいえ、多くの視聴者が悲しみを覚えた。田畑政治が嘉納治五郎の亡骸と対面したシーンは、涙なくして見られなかった。

1938年、エジプト・カイロで行われたIOC総会に出席した嘉納治五郎。帰国するためカナダ・バンクーバーから氷川丸に乗船した。船内で体調を崩した嘉納治五郎は、横浜港に到着する2日前の5月4日、肺炎のため死去。享年77。嘉納治五郎の亡骸は氷詰めにして安置され、棺にはオリンピック旗をかけられた。

嘉納治五郎が息を引き取った氷川丸はその後、1941年には日本海軍に徴用され、病院船として活躍。太平洋戦争以降も多くの人を乗せ活躍したのち、1961年より、横浜・山下公園に保留され現在に至る。

氷川丸は現在、朝10時から夕方5時まで船内見学できるほか、船上でさまざまなイベントやコンサートなども開催されている。以前は夏場になるとビアガーデンがオープンしており、筆者も何度か利用したことがある。横浜の夜景を見ながら飲むビールの味は、格別だった。



■前回(第37話)ネタバレあらすじ
1937年日中戦争勃発!しかし嘉納治五郎(役所広司)は1940年開催決定している東京オリンピックに向け準備を進めていたが、周囲からはオリンピック反対論が沸き起こる。

なかでも河野一郎(桐谷健太)と副島道正(塚本晋也)は軍国化する日本でオリピック開催することは好ましくない。日中戦争の最中の日本は平和の祭典・オリンピック開催国として相応しくないと主張。しかし嘉納治五郎(役所広司)は頑として東京オリンピック開催を主張した。

東京で小松勝(仲野太賀)の指導をしている金栗四三(中村勘九郎)は、オリンピック開催が危ぶまれる中、田畑政治(阿部サダヲ)が務める新聞社へ乗り込み「河野一郎に会せろ!」と熱り立つ。

「河野はもう新聞社を退社している」と、なんとか四三をなだめる田畑に四三は「梯子を外された選手の気持ちがわかりますか?目標を失った選手の悲しみ、田畑さんならわかるでしょう」と、若い選手たちのためにオリンピックを開催してほしいと懇願する。

「戦争になろうと、小松くんを走らせたい…それは矛盾でしょうか?」と問う四三に田畑は「スポーツに矛盾はつきものだよ。なぜ走る?なぜ泳ぐ?答えられないよ。でもそれしかないじゃんね。戦争に勝ちたいじゃない。マラソンでも勝ちたい。水泳でも勝ちたいんだよ」と答えた。

IOC総会に参加するため日本を発つ嘉納治五郎は、田畑に同行を求める。しかし田畑は「オリンピック返上するなら同行する。だめだ、こんな国でオリンピックをやったらオリンピックに失礼です!この場におよんでみっともないこと(返上)はできないけれど、できるのはあなたしかいません!」と嘉納に言う。

一人エジプトに旅立った嘉納。IOC総会では日中戦争を非難する声が多く、国際的にも日本は孤立する一方だった。各国から散々言われた嘉納治五郎は最期に「どうか私を信じてください」と頭を下げる。結局、嘉納治五郎の人徳により再び1940年東京オリンピックは再承認された。

IOC総会に参加するため日本を発つ嘉納治五郎は、田畑に同行を求める。しかし田畑は「オリンピック返上するなら同行する。だめだ、こんな国でオリンピックをやったらオリンピックに失礼です!この場におよんでみっともないこと(返上)はできないけれど、できるのはあなたしかいません!」と嘉納に言う。

結局一人エジプトに旅立った嘉納。IOC総会では日中戦争を非難する声が多く、国際的にも日本は孤立する一方だった。各国から散々言われた嘉納治五郎は最期に「どうか私を信じてください」と頭を下げる。結局、嘉納治五郎の人徳により再び1940年東京オリンピックは再承認された。

日本に向け、カナダ・バンクーバーを出航する氷川丸に乗船した嘉納治五郎。そこで外務省に勤務する平沢和重(星野源)と親しくなる。当初、肉をばくばく食べるほど元気だった嘉納だが、途中体調を崩し寝こんでしまう。

一時、回復したものの病状は悪化。嘉納は1938年5月4日、肺炎のため死去した。横浜港にかけつけた田畑政治は嘉納の亡骸と対面する。そこで田畑は平沢から嘉納の遺品、ストップウォッチを託された。



■第38話「長いお別れ」あらすじ
1961年、巨人軍の祝賀パーティーに招かれた古今亭志ん生(ビートたけし)は口演中、脳出血で倒れ病院に運ばれた。

1938年、日中戦争が激しさを増すなか、日本政府はオリンピック返上を決断した。そのころ、小松勝(仲野太賀)はりく(杉咲花)と結婚。しかし戦争が2人の将来に立ちはだかるのだが…。

NHK 10月6日(日)【総合】夜8時より【BSプレミアム】夜6時より【BS4K】朝9時より大河ドラマ「いだてん 東京オリムピック噺」(全47話)第38話を放送。再放送は【総合】毎週土曜日午後1時5分より、【BS4K】毎週日曜日午前8時より放送。

脚本:宮藤官九郎。出演:阿部サダヲ/中村勘九郎/森山未來/塚本晋也/星野源/神木隆之介/ビートたけし/役所広司ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_td_idaten」。第38話予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

NHK 大河ドラマ「いだてん 東京オリムピック噺」番組公式サイト

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