シン・セギョン×チャ・ウヌ（Astro)主演「新米史官ク・へリョン」韓国での評判と見どころを紹介！

シン・セギョン×チャ・ウヌ（Astro)主演で贈る、朝鮮王朝時代に実際にはいなかった女性の史官がいたら、という架空のお仕事＆ロマンス史劇「新米史官ク・へリョン」の韓国での評判をご紹介！本作はNetFlixにて全話好評配信中だ。



「新米史官ク・へリョン」は、韓国で2019年7月〜9月にMBCにて放送された、激動の朝鮮王朝時代を舞台に、新米女性史官（書記）ク・ヘリョンの奮闘とロマンスを描いたドラマ。韓服の似合う女優として定評の大人気女優シン・セギョンとアイドル界で「顔の天才」といわれるビジュアルを持つチャ・ウヌのW主演で話題になった。主人公二人の美しさゆえに、韓国では本作品が「ビジュアルマッチブ」と騒がれ、美男美女見たさに見始める視聴者も多数！インパクト大、期待大と放送開始前から騒がれた作品であった。（「ビジュアルマッチブ」：マッチブ（맛집）は「美味しいお店」という意味で通常飲食店のことを指す韓国語だが、本作品では、ビジュアル的に申し分ない二人が主役を務めたためネット上でオススメドラマとしてこのように騒がれていた。チャ・ウヌの「顔の天才」も然り、韓国はこのような面白いキャッチフレーズが次々と多く誕生し、その時の流行語などを知るきっかけにもなるだろう。）

特にチャ・ウヌは現在韓国で最も注目されている人物といっても過言ではなく、CMや広告に引っぱりだこで顔を見ない日はないほどの旬のアイドルだ。そのためアイドルファンだけでなく、お茶の間の幅広い世代に認知されてきている。 そんな彼が地上波初主演、また時代劇に初挑戦ということで、ファンだけでなく多くの人々から関心を集めた。

またストーリー自体も、時代劇特有の激しい展開も比較的少なく、ほのぼのと楽しめる作品だという明るい意見が多数。その結果、普段あまり時代劇ドラマを見ない層の心までもしっかりとキャッチしたようだ。勿論、フュージョン史劇だからといってドラマ中でロマンスだけをメインに描いている訳ではないので、時代劇初心者の方にも時代劇導入編として楽しく鑑賞できるだろう。

尚、本作品はまさにこれまでの時代劇とは一味違う雰囲気のドラマであり、実際に出演者達も制作発表時のインタビューにて、既存の時代劇とは一線を画したドラマにしようと努力したと明かしている。シン・セギョンは「私たちが今まで見聞きした朝鮮時代の女性とは違った姿を描こうと、これまでの時代劇の固定概念や、自身がこれまで時代劇で学んだ姿に捉われず、自由に考えようと努力した」と強調した。チャ・ウヌもまた「時代劇といえばこうだろう、といったを良い意味で裏切るよう、斬新で新しい視点で見ることができるだろう」と語っている。



視聴率は平均5.3％。第10話の7.3％が最高視聴率となり、最終回視聴率は4.5%、6.6%(40部作であり、1話30分で1日2話放送)を記録して前日放送の4.0%、6.2%より小幅上昇し放送終了した。ドラマの話題性等を勘案するともう少し伸びてほしかったところだが、ストーリー展開や結末に関しては概ね高評価。多かった感想としてはやはり、チャ・ウヌが何とも美しいと彼のイケメンぶりに触れたものであり、惚れ惚れとする視聴者が多数。しかしそれだけでなく彼の演技に対しても、「私のIDはカンナム美人」の時よりも演技が良くなった、更にはドラマ序盤よりも後半の方が自然になった、などと演技力の伸びしろを感じるコメントも多数。単純にイケメンを拝みたいという動機で見始めたいう人も多かったと思うが、どんどんと演技力に磨きをかけて成長していくチャ・ウヌに今後も注目していきたい！

また、男性社会の中で女性が一生懸命奮闘する姿を描いた本作品は、時代劇ながらも現代社会で活躍する女性達に通じる姿であり多くの共感を得た。シン・セギョンは演技力は勿論のこと、本作品のキャラクターにとても合っていると高評価を得た。また、俳優としてはまだまだ経験の浅いチャ・ウヌを、先輩として、年上女子のシン・セギョンがうまくリードしていたという声も多く聞こえた。
因みに、本作品の主人公たちも、年上女子×年下男子という設定である。「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」「ボーイフレンド」などで世間に巻き起こった「年下男子ブーム」はそろそろ落ち着いてきたかと思えば、「100日の郎君様」もしかり、時代劇にまで登場している。本作品では年上女子といってもシン・セギョンもまだ20代！シン・セギョンが90年生まれ、チャ・ウヌが97年生まれと、90年代生まれの何とも若々しいカップルが主演を務めた。このようにアイドル界だけでなく、ドラマ界にも若い世代が台頭してきており、新しい風が吹いていることがよく分かる。
（参考までに元祖年下男子ブームを引き起こした「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」カップルはソン・イェジン82年生まれ、チョン・へイン88年生まれで6歳差であるのに対し、「ボーイフレンド」カップルはソン・ヘギョ81年生まれ、パク・ボゴム93年生まれで12歳差。但し、「100日の郎君様」カップルはド・ギョンス（EXO-D.O.）が93年生まれで、95年生まれのナム・ジヒョンより2歳お兄さん）

これまでの時代劇とはまた一風変わったテイストの本作品。主人公の美男美女をうっとりと眺めるだけでなく、監督や出演者達が目指した「斬新で新しい時代劇」を是非とも味わっていただきたい。
あらすじやキャストはコチラで詳しく紹介。

◇Netflix
◇MBC番組サイト


【作品詳細】【「新米史官 ク・ヘリョン」を2倍楽しむ】