【最終回ネタバレ】水谷豊×反町隆史「相棒18」ディープフェイク映像の脅威!第20話ネタバレあらすじ

2020年03月19日12時00分ドラマ
@テレビ朝日

「相棒18」最終回(第20話)は、スランプに陥ったように見える右京(水谷豊)が日本の闇と対峙した!指示を与えた内閣府官房長官に罪を認めさせられたのか?半年に渡り全話2桁の視聴率でフィニッシュした!相棒シリーズで初となる見逃し配信は公式サイトやTVerなどにて、ビデオパスで見放題配信中だ。



3月18日に半年に渡り放送された「「相棒 season18」が最終回を迎えた。右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)とコンビも5シーズンを終え、すっかりと安定感が増し、第16話などで、右京が亘の身を案じ「特命係など辞めなさい」と言うなど、二人の間の絆が前シーズン以上に強まった印象がある。

シーズン18では「花の里」がなくなっていたため、事件解決してからや事件のことを話す右京と相棒たちの姿が見れないことに残念がる人が多かったが、第20話で芸者だった小出茉梨(森口瑤子)が”ほぼ花の里”と同じような店「こてまり」を始めることとなった。次シーズンからはこの場所が「花の里」に代わる右京のくつろぎの場所となる。

視聴率は、16.7%、15.4%、11.9%、15.7%、14.3%、15.2%、15.0%、13.3%、14.0%、14.6%、16.7%、14.5%、16.2%、14.1%、11.8%、13.9%、14.1%、16.4%、15.9%と全作2桁で推移し、第20話は13.8%でフィニッシュを迎えた(ビデオリサーチ社調べ、関東地区)。次シーズンは反町隆史の続投となるのか?「花の里」に続く、「こてまり」も決まり、次シーズンへの期待が高まる。

■「相棒」冠城亘×「日産」SKYLINE 期間限定CM動画公開!
「相棒」冠城亘×「日産」SKYLINEの特別CMがYouTubeにて期間限定で公開されている。「相棒」でおなじみのサウンドトラックにのせたファン必見のCMとなっている。
期間限定CM動画

■「相棒シーズン15~18 オリジナルサウンドトラック」発売決定!
2020年3月31日に「相棒」シーズン15~18オープニング曲と、劇中使用曲のサウンドトラック・アルバムの発売が決定した。

■「相棒コンサート-響-」に主要キャストがゲスト出演!
オーケストラ・バンドの生演奏と特別編集した名場面映像で楽しむ「相棒コンサート-響-」が10月に東京と大阪で開催される。10月12日、13日の大阪公演には主席監察官役の神保悟志、芹沢刑事役の山中崇史、24日、25日の東京公演には中園参事官役の小野了、伊丹刑事役の川原和久が登場する。詳細は番組公式サイトにて。




■最終回(第20話)ネタバレあらすじ
亘(反町隆史)は、最近、右京(水谷豊)の推理力が衰えているのではないかと、角田(山西惇)にこぼしていた。軟禁された天礼島の事件(2019年10月9日放送「アレスの進撃」)や、重大な見落としをして「僕としたことが!」と嘆いたテロ未遂事件(2019年12月4日放送「檻の中」)などをあげつらいスランプを危惧するが、右京自身は、どこ吹く風で…。

そんな中、元東亜ダイナミクス社長の桂川(村上新悟)が、自宅寝室で殺害される事件が発生。背中から刺された傷が死因だったが、なぜかスマホの音声認識アプリが立ち上げられていて、『99』という謎の数字が残されていた。さらに、現場のパソコンから発見された、桂川と女性の“ベッド動画”が波紋を呼ぶ。問題の女性は、顔認証から内閣情報調査室の柾庸子(遠山景織子)と判明したものの、政府直轄組織の人間ということで、警察としても配慮せざるをえなかった。

事件に興味を持った右京と亘は、現場となった桂川のマンションを訪れるが、そこには青木(浅利陽介)の姿があった。上層部から“特命係一派”とみなされ、捜査から外されたことに反発して、協力を思い立ったらしい。右京は、青木から得た情報や現場の状況から、問題の映像にフェイク映像ではないかと疑問を抱く。いっぽうその頃、事件と何らかの関係があると思われる内閣官房長官の鶴田(相島一之)は、懇意にしている芸者・小出茉梨(森口瑤子)から悪巧みを指摘されていた。

翌日、伊丹(川原和久)たち捜査一課は、桂川をスポンサーとして最新の映像技術を研究していた鬼石美奈代(坂井真紀)という大学の特任教授から話を聞いていた。しかし、飄々とした彼女にはぐらかされるばかりで要領を得ない。そんな中、「週刊フォトス」が桂川と柾庸子のあるスクープ映像を入手。監察官の大河内(神保悟志)の指示で特命係がその動画の押収をすることとなり、右京と亘で「週刊フォトス」の風間楓子(蘆名星)を訪ねた。そこで楓子に話を聞いているうちに、編集部が騒然となる。「週刊フォトス」のサイトが荒らされ、アクセス数が多数になりサイトダウンまでしていた。それはDDos攻撃を受けたものと青木が説明する。きっかけは動画が原因だった。右京たちはその動画を手に入れた。

動画には、桂川と柾庸子がクラブで痴話げんかしているものだった。しかし映像が不鮮明で確定までには至らない。クラブに話を聞きに右京達がいっていると、伊丹(川原和久)や芹沢(山中崇史)もやってきた。青木が動画を解析していると大河内から圧力がかかる。社美彌子(仲間由紀恵)も特命係にやってくると、柾庸子が長期出張になったと話す。中園までもが特命にやってくると「桂川殺人事件を追い回すな。柾庸子が犯人だ」と話し、あえて特命に捜査をするように仕向ける。そのころ、柾庸子は、内閣官房長官の鶴田たちに匿われていた。

青木は動画がディープフェイクではないというが、右京は青木の判定結果が100%ではないという。右京は”動かぬ証拠”である映像が都合よくでてきたことに作為を感じていた。

AI技術に詳しそうな人物があやしいとにらんだ右京達は、伊丹たちに桂川の周辺に該当しそうな人物がいなかったかと確認すると、伊丹は鬼石美奈代のことを話すが、アリバイが確実だったという。そのアリバイは動画だった。右京達が鬼石美奈代の大学へゆくと、若い男女の二人が「バイト感覚だったんだ」と謝罪してきた。週刊フォトスに動画を売りつけた二人だった。二人は鬼石美奈代から頼まれて動画を売ったのだ。鬼石美奈代は子供のころから映像の天才少女と言われていた。

甲斐峰秋(石坂浩二)に連れられて「こてまり」で会った小出茉莉が持っていた動画は茉莉がまるで第二次世界大戦の当時に20歳くらいで写されたもののようだ。茉莉の客には内閣官房長官の鶴田がいた。鶴田は右京と亘を直接呼び出した。鶴田は「君たちは何がしたい」といい、上に逆らってなんの意味があるのかと尋ねた。右京は「真相を知りたい。そして犯人に贖罪の機会も与えたい」と話す。右京は鶴田に鬼石のことも確認するが、鶴田は知らないという。

社は内閣府がこの事件をお蔵入りさせたいと話すと右京はピンと来たようだ。そのころ、青木は防犯カメラの映像で柾庸子が鬼石美奈代を拉致していることを見つけた。しかし、この映像は右京が青木に依頼して作らせたフェイク映像だった。大事になれば内閣府も動くだろうと思ったからだ。右京は柾庸子と鬼石が一緒にいると踏んでいた。右京の読み通り、鶴田の部下の栗橋(陰山泰)が動き出した。いった先には柾庸子と鬼石美奈代がいた。

桂川と一緒にベッドで映っていたのは、鬼石美奈代だった。鬼石美奈代の技術がどうしても必要な内閣府がその犯罪を隠すために、鬼石に映像の改ざんさせたのだ。鬼石美奈代はコンバットナイフを桂川の背に刺した。徐々に血液が肺にたまり死に至った。その寸前に電話で救急車を呼ぼうとして「99」と言ったところで、鬼石美奈代がその手を踏みつけた。鬼石美奈代は桂川の女癖に嫉妬していたために桂川を殺したという。特命は栗橋や柾を逮捕しようとしたが、二人は自主を説得していたと言い逃れる。

鶴田は右京たちに「何事もほどほどにね」と高笑いした。右京は矢代に、特命を動かしていたのではないかと尋ねたが、社はそんなことはないと反論する。

そして、右京と亘は「こてまり」へ向かう。

テレビ朝日10月スタート「相棒 season18」。出演:水谷豊/反町隆史/川原和久/山中崇史/山西惇/浅利陽介/芦名聖/神保悟志/杉本哲太/仲間由紀恵/石坂浩二ほか。番組公式Twitterアカウントは「@AibouNow」。PR動画は番組公式サイトにて公開。

テレビ朝日「相棒 season18」番組公式サイト
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