韓国ドラマ「SKYキャッスル」第9-13話あらすじとみどころ:新たな企み|予告動画
韓国で社会現象を巻き起こし、日本の情報番組でも取り上げられた大ヒットドラマ「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」が、BSフジにて再放送中!12月4日(金)第9話-第13話までのあらすじ、見どころをご紹介!DVDも好評発売中で公式サイトで予告動画が公開されている。また番組公式サイトではウジュ役チャニとSF9メンバー、ジュヨン役キム・ソヒョンのコメント動画が公開されている。
【「SKY キャッスル」を2倍楽しむ】では、各話のあらすじと見どころと共に、韓国での評判やダイジェスト・メイキング映像、キャストの魅力などまとめて紹介している。
■第9話
タブレット内のヨンジェの日記を見たスイムは、ミョンジュ一家の悲劇の中核はキム先生だと確信しソジンに忠告するが、ソジンは聞く耳を持たない。しかし、その一連の話を聞いたジニは驚き、キム先生を慕うソジンへの態度を変える。そんな中、ジニの夫ヤンウは腰を痛めてしまう。上司のジュンサンに手術を受けるべきだと思うが…。
ヤンウ×ジニ夫婦は、緊張感張り詰めたドラマの中で笑いを提供してくれる貴重な存在。ヤンウ役を演じたチョ・ジェユンは多くの作品にて三枚目キャラクターを演じており、本ドラマ内でもその実力を遺憾なく発揮!ジニはその都度コロコロと態度を変えるも、このSKYキャッスル住民の中では一番まともな、視聴者の我々と同じような感覚の持ち主かもしれない。彼女の口調も特徴的で、韓国の流行の中でキム先生と同様にモノマネする人が多く発生した。表情や口調が一見オーバーに見えがちだが、実際お金持ちの奥様にいそうだと思える絶妙の演技が素晴らしい。
またこれまでソジンの過去の話が出てきたが、ジュンサンにも過去の女性関係が!?前週に続き次々と多方面で秘密が明らかになってきており、更なる問題が巻き起こる予感しかない。当時韓国での視聴率は10%に迫る勢いでどんどん話題が広がっていった。
■第10話
生徒会選挙に一緒に出ようとウジュを誘うが、断られてしまったイェソ。そんな中、チヨンに対抗心を燃やすジュンサンは、イェソをウジュに勝たせたい一心で生徒会長への立候補を勧める。そんなある日、ソジンとキム先生の前にスチャンが姿を現す。そこでスチャンはキム先生を脅すように車に乗せる。ソジンがあとをつけてみると…。
大人が子供の生徒会選挙にまで口出しするのは行き過ぎた行為だとは思うが…。イェソはこれまで親のお膳立てで何不自由なく生きてきたが、ウジュに対してはなかなか思い通りにいかず、初めて自分ではどうにもできない状況に陥る。だからこそ余計にウジュと仲の良いヘナが憎くて仕方ない!このようなワガママで自己中心的なイェソと違って正義感溢れる模範生ヘナ、と思いきや…?ヘナの裏の顔も少しずつ見えてくる。
また姿を消していたスチャンがキム先生を怒りに満ちた顔で訪ねてきたのは、やはりミョンジュの死の一番の原因はキム先生だったのか?そして何と手には猟銃が!ハラハラドキドキの展開が止まらない。
■第11話
ジュンサンの機嫌を損ねてしまい、お手上げ状態のヤンウを見かねて、ジニがヤンウになりきりお詫びのメールを送る。一方、生徒会選挙でウジュとペアを組む有力候補のヘナが目障りなソジンは、ヘナを辞退に追い込み、イェソは生徒会長に任命される。そんな中、母親が亡くなり遺品の整理をしていたヘナは1枚の写真を見つけ…。
医療ドラマでもよく派閥争いなど見るが、いくら上司とはいえ、自分の大切な体は安心できる医者に任せたいものだ。しかし、上司の機嫌を取らなければという何とも悩ましいヤンウの姿は、ついつい共感してしまう。
また、ヘナを生徒会立候補から辞退させるために妨害する親なんてとんでもない!と思うが、一方でヘナの行き過ぎた行動もあり、一概に可哀想だとは言い切れない。しかしながらたった一人の家族であった母親を失ったヘナ。高校生とは思えないほどずる賢い姿(ワガママばかりのイェソが単純で可愛く思えてくるほど)も、彼女の境遇ではそうやって生きていくしかなかったのかもしれない。一人で母を見送るシーンは可哀想でたまらない。そしてヘナの母の遺品から分かった衝撃の事実は、韓国中を震撼させた!
■第12話
夫婦同伴のパーティーでジニは、スイムがヨンジェを題材に小説を書こうとしていることを公にする。スンヘ以外は猛反対するが、スイムも書く意思を曲げず、ソジンとジニはキャッスル内で反対署名を集めることに。一方、チョ先生にスイムについて調べさせたキム先生は、スイムが心を痛めるヨンドゥという元教え子の存在を知り…。
スイムの正義感は本来あるべき姿かもしれないが、反対するのもまた我々人間が大いにとりうる行動だろう。これまでの慣習を重んじて変化を恐れたり、少数意見の立場に立つのを恐れる人々の精神的な弱さも鮮明に描かれている。
そしてキム先生がスイムに近づき、涙ながらに語るシーンは、彼女の本心なのか、演技なのか?このあたりから、何が本当なのか分からなくなってきて、ますます謎が深まっていく。更にヘナもまた、あんなに対立していたイェソに笑顔で近づいていく。本ドラマのメインOST「We all lie」という曲が韓国で大ヒットしたが正にその通りで、何が正しいのか?それぞれの欲が複雑に絡み合い視聴者も段々と混乱してくるだろう…。
■第13話
イェソに挑発されたヘナは、住み込みでイェビンの家庭教師をしたいとソジンに直接申し入れるが、きっぱり断られてしまう。一方、スイムの小説執筆が問題になったSKYキャッスルでは住民総会が開かれる。反対署名を集め、善人ぶるソジンにうんざりしたスイムは、ソジンの過去を公にしてしまい、その場は騒然となり…。
本来なら絶対近づきたくないはずの相手に対して、ヘナがここまでやるなんて、どれだけたくましいのかとびっくりしてしまう。ソジンも勿論そうだが、特にイェソにとってヘナがイェビンと親しくなっていくのはストレスでしかないだろう。彼女の心理状態の変化は本ドラマの大きなポイントだ。
そしてスイムがうっかりと口を滑らせたことで、一気にソジンの立ち位置が危うくなる。夫のジュンサンはこんな時本来家族を守るべきだが…。視聴者の皆さんの考えはソジンの自業自得、はたまたいくらなんでも可哀想、どのように感じるだろうか?しかし転んでもただでは起きないソジン、次はどのような手にでるのか!?
韓国での評判や見どころ、メイキング動画、キャストの紹介など【「SKYキャッスル」を2倍楽しむ】でまとめている。
■キャスト
ハン・ソジン役:ヨム・ジョンア
イ・スイム役:イ・テラン
キム・ジュヨン役:キム・ソヒョン
ノ・スンヘ役:ユン・セア
チン・ジニ役:オ・ナラ
カン・ジュンサン役:チョン・ジュノ
ファン・チヨン役:チェ・ウォニョン
チャ・ミニョク役:キム・ビョンチョル
ウ・ヤンウ役:チョ・ジェユン
ファン・ウジュ役:チャニ(SF9)
カン・イェソ役:キム・ヘユン
キム・ヘナ役:キム・ボラ
◇BSフジドラマ一覧ページ
2020.11.05スタート 金・土4:00-5:00(木・金28:00~28:55)再放送
2020.04.01-05.13 月~金14:59-16:00 BS初放送
◇公式サイト
【作品詳細】【「SKY キャッスル」を2倍楽しむ】