原作ファンも絶賛!中井貴一「雲霧仁左衛門4」土曜時代劇で 6日スタート!第1話予告動画とあらすじ【2020夏ドラマ】

2020年06月04日22時30分ドラマ

雲霧仁左衛門、目指す標的は江戸城にあり!中井貴一が稀代の大盗賊・雲霧仁左衛門に扮して活躍する、池波正太郎原案の人気時代劇「雲霧仁左衛門4」(全7話)が、NHK総合、6日から土曜時代劇(午後6時5分から)に登場!番組公式サイトで予告動画が公開された。



原作は池波正太郎著の同名小説、1974年から「週刊新潮」で連載された人気時代小説。希代の大盗賊・雲霧仁左衛門率いる雲霧一党と、その捕縛を目指す火付盗賊改方長官・安部式部との攻防を描く。過去には仲代達矢主演で映画化(1978)、以降5度ドラマ化されたが、2013年に池波正太郎の生誕90周年を機に中井貴一主演シリーズをNHKBSプレミアム「BS時代劇」枠にてスタートし、2018年9月には第4シリーズが放送された。明日からNHK総合で放送の「雲霧仁左衛門4」はその再放送となる。

シリーズの原作は池波正太郎著の同名小説だが、第2シリーズまでで原作は全部使いきっており、第3シリーズからは原案となっている。今シリーズは、尾崎将也、森下直らによるオリジナルの脚本で、原作の世界観は残し、縦軸である仁左衛門、式部の関係は踏襲しつつ、横軸であるゲストの部分を創作し、原作ファンからも高い評価を得た。

「雲霧仁左衛門4」の出演は、第1シリーズからの雲霧仁左衛門(中井貴一)、仁左衛門を心から慕い変幻自在の七化けのお千代(内山理名)、火付盗賊改方の安部式部(國村隼)、ナンバー2である山田藤兵衛(村田雄浩)をはじめ、雲霧一党にはナンバー2小頭の三坪の伝次郎(近藤芳正)、驚異的に身が軽い州走りの熊五郎(手塚とおる)、盗み細工の制作や、盗みに入るための仕掛けを密かに施す大工小僧七松(大東駿介)が顔を並べる。
そして今シリーズには、永山絢斗、星野真里、忍成修吾、佐野史郎、イッセー尾形、小野武彦らが出演する。

初回は、江戸の街に天一坊という青年が現れることから、物語が始まる。天一坊は将軍吉宗の御落胤を名乗り幕府を騙そうとした実在の人物だが、詳細な記録は残っておらず第1話~3話の脚本を手掛けた尾崎将也のオリジナルストーリー。
天一坊(永山絢斗)は、自分が、時の将軍・徳川吉宗の子ども(=御落胤)であると称して、浪人たちを集め始め、大盗賊団の頭、雲霧仁左衛門(中井貴一)とその一党を巻き込んだ大きな事件となる。イッセー尾形演じる、不気味な米問屋を営む豪商・柏屋清兵衛にも注目されたい。

■第1話「大盗賊と御落胤(ごらくいん)」
米価の高騰に揺れる江戸。雲霧一党の頭・雲霧仁左衛門(中井貴一)は米問屋・伊勢屋に次の盗みの狙いを定める。雲霧の動きを読んだ火付盗賊改方長官・安部式部(國村隼)は主だった米問屋に見張りを付けた。一方、将軍吉宗の御落胤と名乗る天一坊(永山絢斗)という謎の男が現れ世間を騒がせる。天一坊の後見人と称する赤川大膳(佐野史郎)は仕官と引き換えに高額の金を浪人たちに要求していたが、その大膳は大店の米問屋・柏屋清兵衛(イッセー尾形)と裏で繋がっていた。ある日、仁左衛門は行き倒れていた天一坊を偶然助ける。

「雲霧仁左衛門4」はNHK総合「土曜時代劇」で6月6日18:05スタート。原案:池波正太郎、脚本:尾崎将也ほか、出演:中井貴一、國村隼、内山理名、永山絢斗、イッセー尾形、近藤芳正、村田雄浩、手塚とおる、佐野史郎、大東駿介、星野真里、忍成修吾ほか。予告動画は番組公式サイトで公開している。

NHK土曜時代劇「雲霧仁左衛門4」番組公式サイト

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