早くも感動の声続出!『ワイルド・ローズ』ナッシュビルのライマン公会堂でローズが歌うシーン映像公開!
新進気鋭の女優、ジェシー・バックリーがその歌声を披露し、賞レースを席捲した『ワイルド・ローズ』が公開され、早くも感動の声が続出する中、ローズが憧れの場所、ナッシュビルのライマン公会堂で歌うシーン映像が公開された。
本年度の賞レースで<⾳楽賞>を席巻し、ナショナル・ボード・オブ・レビュー<インディペンデント映画TOP10>を始めとする世界中のインディペンデント映画賞で作品賞・主演女優賞を受賞。Rotten Tomatoesでは93%FRESHと⾼評価を獲得。実在の⼈物をモデルに生まれ本作で、全曲を自ら歌う主演に挑むのは、『ジュディ虹の彼⽅に』(19)での好演が光った、英国の新鋭ジェシー・バックリー。母親役には、『リトル・ダンサー』(00)でアカデミー®助演女優賞にノミネートされたジュリー・ウォルターズ。ローズに⼿を差し伸べる資産家のスザンナ役に『ホテル・ルワンダ』(04)でアカデミー賞®助演⼥優賞ノミネート、『プーと大人になった僕』(18)ではカンガ役を演じた実力派ソフィー・オコネドーなど、豪華キャスト陣が顔を揃え、英国からまた⼀本名作が誕生した。
この度解禁されたのは、ローズが憧れの場所、ナッシュビルのライマン公会堂で歌うシーン。伝説のラジオ番組「グランド・オール・オープリー」の収録会場であるこの場所はカントリー・ミュージックの聖地とも⾔われており、思わずそのステージに忍び込んだローズは、広い客席を⾒つめて静かに歌い出す。このシーンで歌われるのはワイノナ・ジャッドの「When I Reach the Place Iʼm Going」(2005)。「この⼿で門を開けてそして目指す場所に着いたなら必ず道は見える」という歌詞が、グラスゴーから海を越え憧れのナッシュビルに辿り着いたローズの気持ちとリンクします。ここでの撮影について、ジェシー・バックリーは「ついにナッシュビルに着いて、ローズが感じたように本当に特別な場所だと思うと、鳥肌が立ちました。当然、⼀番特別な瞬間はライマンでの撮影です。あのステージに立ちました。ジョニー・キャッシュ、エミルー・ハリスや偉⼤なカントリーミュージシャンが歌った場所で、カントリーミュージックの聖域です。カントリーミュージックの亡霊が浮遊しています。そこでの撮影は信じられないほど落ち着いていました。とても特別な場所です。」とローズさながらさながらに感動したことを振り返る。
劇中では他にも1950年代の⼤ヒット曲ハンク・スノウ「Iʻm Moving On」や、現代カントリー・ミュージック界を牽引するクリス・ステイプルトン「Outlaw State Of Mind」、またロックバンドであるプライマル・スクリーム「Country Girl」をカントリー調にカバーするなど、年代・ジャンルを越えた楽曲たちがバラエティ豊かに劇中で歌われ、ローズの⼼情とリンクした歌詞が、エモーショナルに観る者の⼼に語りかける。トム・ハーパー監督は「カントリーミュージックは実直で誠実な⾳楽だと思っていて、ジェシーもすごく実直で誠実な人だからこそカントリーミュージックと相性が良かったんだと感じています。彼女の歌も演技も彼女自身の中にあるそういった部分が現れているんだと思います。」とカントリー・ミュージックとバックリーの相性の良さを称賛。
そんな最⾼の⾳楽を⽣み出すため、ローズのバンドのメンバーには世界的な⾳楽家たちが参加。スコットランドを代表するアコーディ奏者のフィル・カニンガム、”スコットランドの象徴”とも称される世界的バイオリニストのアリー・ベイン、ストライトギター奏者のネイル・マッコールらが劇中の⾳楽に深みを与える。「イギリスでトップクラスのフォークやカントリーのアーティストと働けたうえ、ネイル・マッコールとロンドンの薄汚れたスタジオで歌えるなんて本当に信じられないわ。しかも歌の指導もしてくれたし、⾳楽に全ての気持ちをぶつけてくれた。みんな才能あるミュージシャンだし、素晴らしい友⼈よ。フィルとアリーなんて私にとってのヒーロー、ボニー・ライオットと⼀緒に演奏したこともあるのよ︕」とトップクラスの⾳楽家たちとの⾳楽体験の感動をジェシー・バックリーは振り返る。
■あらすじ
カリスマ的な歌声を持つシングルマザーのローズは、故郷のスコットランドからアメリカに渡り、歌手としての成功を夢みていた。だが、不器用にしか生きられない彼女は、夢を追い求めるあまり、時に愛する母親や幼い二人の子供たちを傷つけてしまう。夢か家族か、若さと才能を兼ね備え、遂に掴んだチャンスを前に、葛藤する彼女がたどり着いた答えとは?描き下ろした初のオリジナルソング。ラスト5分、魂のステージが今幕を開ける──!
■作品概要
監督:トム・ハーパー脚本:ニコール・テイラー
出演:ジェシー・バックリー、ソフィー・オコネドー、ジュリー・ウォルターズ
2018/カラー/5.1ch/イギリス/スコープ/102分/原題:WILD ROSE/字幕翻訳:中沢志乃
配給:ショウゲート
◇予告動画
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