綾野剛&星野源「MIU404」第2話 移動立てこもり事件って?予告動画と第1話ネタバレあらすじ

2020年07月02日08時00分ドラマ
(C)TBS

米津の主題歌「感電」にシビレタ!ノンストップで疾走する新しい刑事ドラマ、綾野剛×星野源のバディと“第4機捜”メンバーが活躍する、野木亜紀子脚本、1話完結のノンストップ“機捜”エンターテインメント「MIU404」(TBS、金曜夜10時)7月3日放送の第2話の見どころと、第1話ネタバレあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開されている。



6月26日に初回放送を迎えた「MIU404」の平均視聴率(世帯)は13.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と2桁に乗せ、好スタートを切った。放送後には“Not Found”な“機動捜査隊”=「MIU404」が世界ツイッタートレンドで1位となるなど、早くも注目を集めている。

「MIU404」は初動捜査のプロフェッショナル“機動捜査隊”が、24時間というタイムリミットの中で事件解決を目指す新感覚の刑事ドラマだ。疾走感あふれる展開や、近年の刑事ドラマでは珍しく派手なカーチェイスも見ごたえがあった。Twitter上では「年代問わず楽しめて最高」「やばいぐらいに面白い!」と絶賛の声が多く上がった。

主人公の伊吹藍(綾野剛)と志摩一未(星野源)のバディが魅力的なだけでなく、陣馬耕平(橋本じゅん)と九重世人(岡田健史)のベテランと新人のコンビをはじめ、4機動捜査隊に関わるメンバー全員に独自の魅力が備わり、見ごたえのあるドラマに仕上がっている。

ドラマ放送中に初公開された主題歌 米津玄師の「感電」は、リアルタイムで聴いた視聴者から「カッコイイ!」「感電めっちゃいい!」とドラマの世界観とマッチした曲調に感動の声が上がった。新曲「感電」は8月5日リリースの米津の5thアルバム「STRAY SHEEP」に収録される。

7月3日放送の第2話では、“移動立てこもり事件”と殺人事件の容疑者・加々見崇役で松下洸平がゲスト出演する。昨年のNHK朝ドラ「スカーレット」でヒロインの夫・八郎役で注目を集めた実力派俳優だ。 松下は今回の撮影をとても楽しみにしていたという。

松下は「今まで自分が演じてきた役の中でも、特に難しい役だと感じました。どう演じようかなと悩み、最初に台本を読んでから一回閉じて、台本に書かれていない役のバックボーンを本筋とは関係ない部分まで細かく想像したり、時間をかけて役を構築していった感じです。撮影が始まる前からかなり気合が入っていました」と語り、「綾野さんも星野さんもめちゃくちゃ優しくて、全身全霊で僕の芝居を受けて止めてくださって。お二人とじゃなかったらここまでやりきれなかったと思いますし、“お二人に信じてもらわなきゃ”と思って演じていました。とにかく本気でみんなが演じているので、その勢いをぜひ感じていただければと思います」と作品をアピールしている。

予告動画では、志摩に相棒を死なせた過去があることが明らされていた。「自分も信じない…」という志摩、優秀だった彼が第一線を退いたのはどんな理由が?

■第1話ネタバレあらすじ
警視庁の働き方改革の一環で、刑事部・機動捜査隊(通称:機捜、別名MIU)の部隊が3部制から4部制に変更となった。臨時部隊として新設された“第4機捜”隊長の桔梗ゆづる(麻生久美子)は、刑事部長・我孫子豆治(生瀬勝久)にゴリ押しされて、警察庁刑事局長の息子でキャリアの九重世人(岡田健史)をメンバーに加える。

“第4機捜”の隊員として招集された志摩一未(星野源)は、旧知の陣馬耕平(橋本じゅん)とバディを組めるはずだったが、九重が加わったことで、候補段階で落としていた奥多摩の交番勤務員・伊吹藍(綾野剛)を招集し、バディを組むよう命じられる。

伊吹がどんな人物なのか、不安になった志摩は情報を集めるが、「とにかく足が速い」というだけで、短期間で次々と部署を異動していたり、かつての同僚刑事たちに「彼については話したくない」「二度と顔を見たくない」と言われたり、調べるほどに不安が増す。

そして、第4機捜任務初日に、初顔合わせをした2人は伊吹の運転でパトロールに出かける。志摩はあおり運転をしてくる後方車を無視するよう言うが、伊吹は荒っぽい運転をやり返して、道交法違反で捕まえようとする。交差点で車をよけた西田ふみこ(平野文)が倒れてしまう。あおり運転の車を強制的に止めさせて、伊吹は運転手に詰め寄り、志摩はふみこを助けに駆け寄る。

伊吹が運転手と言い争いをしている間に、事件として通報され、陣馬と九重も駆けつけた。そして、一部始終を撮影していたナウチューバーの特派員REC(渡邊圭祐)が立ち去る。あおり運転をしていた車にはドライブレコーダーがついており、言い逃れができないと志摩に諭された運転手は引き下がる。その間に、転倒したふみこは「無くした」と言っていた“おもちゃのステッキ”を置いたまま姿を消していた。

休息時間にうどんを食べようと用意していた“第4機捜”に出動要請がかかる。被害者は血だらけで救急搬送され、頭部打撃で意識がない。付近に防犯カメラはなく、聞き込みで情報を得る。伊吹のいい加減な初動捜査にダメ出ししながら、志摩は的確に情報を整理し、犯人の足取りを追う。

志摩の推測どおり、パーキングに止めてあった被害者の車を発見。被害者は昼間のあおり運転の運転手・水島だった。そして、加害者がドライブレコーダーを盗んだことを確認する。しかし“機捜”の初動捜査の仕事はここまでで、一連を捜査班に引き継ぐ。

そこに、昼間姿を消したふみこが、孫を残して行方不明になっているとの連絡が入る。ふみこは無くしたおもちゃを探しに行ったことが判明。伊吹はふみこを探そうというが、志摩は人探しは機捜の仕事ではないという。

さらに、新たな情報として、傷害事件の犯人はあおり運転の常習犯で、車のナンバーを付け替えているというものだった。伊吹は車のエンジン音で同じ車か判別できるという。エンジン音が同じだけでは緊急配備は無理だが、機捜の4人で手分けをして防犯カメラの映像を入手し、捜査することに。防犯カメラの映像を調べるのは、スパイダー班の糸巻貴志(金井勇太)だ。伊吹と志摩は、ふみこの捜索も糸巻に頼んでおいた。

やがて朝になり、糸巻から犯人の車の情報が入る。九重と陣馬が犯人の車を見つけるが逃走され、志摩と伊吹が横断歩道に突進する犯人の車に体当たりするが、犯人はそれでも車で逃走。足の速い伊吹が犯人を追い詰め、倉庫に逃げ込んだ犯人をやっと捕らえた。スパイダー班・糸巻は映像からふみこの行方も突き止め、彼女は無事救助され、孫とも無事会うことができたのだった。

任務後、「機捜っていいな。誰かが最悪になる前に止められるんだろ。ちょう、いい仕事じゃん」と伊吹は満足そうに呟いていた。桔梗から伊吹は機捜に向いているかと聞かれた志摩は、その時のことを思い出しながら、「ひとまず、保留でお願します」と答えた。

■第2話あらすじ
伊吹(綾野剛)と志摩(星野源)がパトロールをしていると、伊吹が隣を走る車に違和感を抱く。そんな中、警視庁から殺人事件の容疑者が逃走中という無線が入り、伊吹は隣の車に容疑者が乗っているかもしれないと察知し、追跡を開始する。

一方、殺害現場の初動捜査にあたる陣馬(橋本じゅん)と九重(岡田健史)は、第一発見者の証言から凶器のナイフを持って逃走した人物が、加々見崇(松下洸平)だということを知る。加々見は、事件現場となったハウスクリーニング会社では真面目に働く社員だったという。

殺害された会社の専務との関係性を疑う中、陣馬は遺体周辺には血の掌紋が多数ついているにも関わらず、加々見が飛び出した部屋のドアノブには血が付着していなかったことを不可解に思う。

疑惑の車を追尾する伊吹と志摩は、運転する田辺将司(鶴見辰吾)と助手席の妻・早苗(池津祥子)が怯えていたことから、車内で夫婦を脅す加々見による“移動立てこもり事件”と見立て慎重に様子を伺うが、接触した田辺夫妻の妙な態度から事件は予期せぬ方向へと転がっていく…。

金曜ドラマ『MIU404』TBS 2020年6月26日スタート。毎週金曜日夜10時から放送。出演:綾野剛 星野源 岡田健史 橋本じゅん 麻生久美子 渡邊圭祐 金井勇太 生瀬勝久 ゲスト:平野文ほか/脚本:野木亜紀子/Twitter公式アカウントは「@miu404_tbs」、予告動画等は番組公式サイトで公開している。

「MIU404」番組公式サイト

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