あのファン・ビンビンに見いだされた美貌の女優!「東宮」ポン・シャオランの自撮りインタビュー映像と特典映像公開!
中国ドラマ「東宮(とうぐう)~永遠(とわ)の記憶に眠る愛~」でブレイクし、その美しくエキゾチックな顔だちから、さらに活躍の場が広がることが期待される女優ポン・シャオランの自撮りインタビュー映像と彼女の憂いある演技を切り取った特典映像が公開された。
ポン・シャオランは、2013年からテレビの情報番組で活躍をしていたが、中国の大スター女優・范冰冰(ファン・ビンビン)と出会い女優に転身。「東宮~永遠の記憶に眠る愛~」での演技が評価され、視聴者が選ぶ賞として権威ある華鼎賞で、第16回(2019年)古装劇(時代劇)部門の最優秀女優賞にノミネートされた実力派だ。
「東宮~永遠の記憶に眠る愛~の中で彼女が演じるのは、その美貌とは裏腹に天真爛漫で男まさりな性格の姫・小楓(しょうふう)。他国の皇子との政略結婚から逃げようとしたり、忘れたいほどの恋をしたり、愛する人と家族や国に対する想いとの狭間で葛藤しながらもまっすぐに純粋に生きようとする姿がとても魅力的で愛らしい。また、小楓は一途に愛されるヒロインであるにも関わらず、その想いが彼女に伝わらないのがなんともやきもきさせるのだ。果たして小楓を待ち受ける運命は彼女の恋を成就させてくれるのか。
今回公開される映像では、演じていないポン・シャオランと演じている小楓としての姿が楽しめる。本編では、より愛嬌のある演技をするなど多彩な表情を見せてくれるポン・シャオランの貴重なインタビューを紹介。
Q:「東宮」への出演依頼を受けた時の印象、出演を決めた理由を教えて下さい。
出演のお話をいただく前に実は原作を読んでいました。何度も何度も読み返し、その度に顔がくしゃくしゃになるほど泣いてました。第一印象は「あれだけ甘い恋をしていた二人なのに、なんで最後はそんなに切ないのかな?」です。出演を決めたのは小楓というキャラクターが大好きだからです。小説では最初に小楓の視点から書かれていたので、小楓の心理や考え方をより繊細にとらえることができました。できるなら彼女が傷つかないよう小説の中に入って、彼女の可愛さ、率直で純粋なところ、彼女の全てを守ってあげたいです。それぐらい小楓のことが好きで愛しいです。
Q:彭小苒さんが演じられた曲小楓は、どんな人物ですか?
小楓はもっといい結末を迎えるべきだと思います。西州での生き方が自由奔放だったからこそ、情義を重んじていたからこそ、豊朝に嫁いでからの彼女を取り巻く無力感や、孤独無縁な気持ち、そして束縛から逃れたいという気持ちが強く際立ちます。特に、彼女が全ての記憶を取り戻してから耐えなければいけなかった心の負荷は、彼女の年齢にしては過酷過ぎます。好んで選んでない環境の中で余儀なく“大人”になっていく、たくさんの人が彼女を憐れむわけですね。来世というものがあれば、ぜひ小楓には草原に戻り自由に生きてほしいです。
Q:曲小楓はとても純粋でまっすぐな女性だと思いますが、演じる上で気をつけていたことは?
小楓の純粋な性格に反し、彼女の可愛いところがわざとらしく不自然にみえるのが心配だったので、基本的には役作りのために特別にしたことはありません。視聴者の方々のいろんなコメントを拝見したことがありますが、個人的に「小楓の可愛さは作った感じがなくて自然だからこそ心を打たれる」という言葉に感動し、安堵しました。敢えて役作りをしないで自然に挑んだことがちょうどいい結果を出したのかも知れないと思ったりします。
Q:ご自身と比べて似ていますか?
性格上似ているところが多いですが、経験はだいぶ違いますね(笑)。例えば、私たちは時々無頓着で、時には少しわがままです。恋愛となると少し無謀で単純すぎるところがありますが、至って誠実だったりします。でも私は小楓のように全部族が殺されても愛するような恋はしてないですよ!
Q:乗馬シーンではさっそうと乗りこなしていますが、もともと乗れたのですか?また、馬たちとのエピソードがあれば教えてください。
東宮の撮影で初めて学びました。10月頃で秋冬の季節だったと思いますが、当時「壩上草原(京北第一の草原と呼ばれ、河北省境内に位置している)」で西洲のシーンを撮っていて、そこで一番印象に残ったのは小楓が馬の競技に出るシーンです。馬に乗る前に監督と顧剣から事前にストレッチするようにとアドバイスをもらい、まずストレッチをしました。そして馬にも気持ちが通じると思い、賄賂として“小紅馬”にリンゴをあげながら「このあと私をイジメないでね!」と、相談というか頼んでみました。“小紅馬”はとても賢いので、きっと私が伝えようとする気持ちを分かってくれたと思います。それに幸い私自身もそんなに疎くなかったようで、結果“小紅馬”と協力しあって短時間で習得することができましたよ~。
Q:西州と豊朝では衣装の雰囲気がガラリと変わります。着方や衣装の特徴に違いはありましたか?また、ご自身はどちらが好みでしたか?
西州の衣装のほうが好きです。たくさん重ね着できるので暖かいからです。外での撮影時期が秋冬だったので気温がかなり下がっていて、西州の衣装は分厚くて、中に3枚、更に外に3枚を重ねるスタイルだったのでとても暖かかったです。豊朝のほうは薄手のスカートが多く、私は毎回中に厚手のヒートテックを着てホッカイロをたくさん貼っていたので、とても重かったです(笑)。
Q:本編の中で、一番見てほしいおすすめの場面はありますか?
名シーンが多いので全部オススメします(笑)。その中でも「壩上草原」でのシーンは、絵にかいたような景色ばかりなので本当にオススメです。例えば草原での馬と一緒に奔るシーンとか、星空の下で小楓と小五が中元式の婚礼をあげるシーンとか、そして小五が小楓のために蛍を捕まえる湖でのシーンなど、本当に美しいです!
Q:撮影に際し、普段から準備することや持っていくモノはありますか?撮影前には必ず監督の説明が入ります。一部段取りや細かい感情の表現において監督だけの構想があるはずなので、それをしっかりキャッチできるようにしています。いつも大変勉強になります。必ずもっていくものですか?夏はミニ扇風機で、冬はホッカイロですかね!
Q:曲小楓は2人の男性に愛されます。ご自身が小楓だったら、どちらを選ぶと思いますか?
李承鄞と小楓のほうがもうちょっと相思相愛な気がします。顧剣はただ黙々と付き添っている感じですね。李承鄞は愛をはっきり伝えないし、顧剣は表に出さないので、私が選ぶとなると躊躇なくもっとはっきりと気持ちを伝えてくれる人ですかね(笑)。
Q:顧剣は小楓を一途に愛し尽くしていましたが、ご自身の恋愛においては、尽くす派ですか?尽くされたい派ですか?
恋愛の場合、感情面ではお互い“尽くし合う”関係かなと思っています。相手に世話され尽くされるのももちろん好きですが、私は相手に尽くす過程も楽しめるタイプです。尽くすことで得られる満足感や幸せもありますよ。
Q:撮影後に出演者の方やスタッフと会うことはありましたか?
クランクアップの後、一度私の家に集まってみんなで食事会を開きましたよ(笑)。こっそり教えますね、裴将軍の料理はものすごく美味しいですよ。一部の方は他のスケジュールでいなかったんですが、普段はSNSグループでお互い連絡を取り合っています。もう一つここでだけ話します。顧剣のSNSには「沙雕(サーディヨウ)動画)」がたくさんありますよ…(笑)。
※沙雕(サーディヨウ)動画):笑えるおバカ動画
Q:日本に来たことはありますか?または、日本でこれから行ってみたい場所は?
行きたいところたくさんあります…。まだ東京しか行ったことがないですが、夢の旅行先リストには大阪と北海道もあります。東京で一番印象深かったのは富士急ハイランドです。楽しすぎます!今度東京に行ったら絶対にまたジェットコースターに乗ろうと思います…。とても怖そうな部屋(お化け屋敷)もありましたが、そこは怖くて入れませんでした。前回は一人だったので無理でしたが、今度友達と行くときは勇気を出して入ってみようと思います。そして北海道に行ってスキーをして、あと宮崎駿先生のアニメがとても好きなので、日本に行ってもっと知っていきたいと思っています!
Q:最後に日本のファンに一言お願いします。
「東宮」は飴です、甘過ぎて苦みもある飴(笑)。日本の皆さん、「東宮」と小楓を応援していただき、好きになっていただきありがとうございます。私達が頑張って完成したドラマが皆さんに認められて嬉しいです。そしてそれが私達の原動力になります。小苒はより良い作品と役で、再び皆さんにお会いできるようこれからも頑張ろうと思います。そしてその日がとても楽しみです!
■あらすじ
その昔、中原の豊朝(れいちょう)、西域の西州(せいしゅう)、移動を続ける民の国・丹蚩(たんし)、老王の治める朔博(さくはく)という四つの国は勢力を競いながらも、互いに政略結婚を重ね戦乱の危機から免れていた。そんな中、西州王の姫・曲小楓(きょくしょうふう)にも豊朝の皇子との縁談が持ち上がる。だが、美しく奔放な小楓は「知らない人に嫁ぐのはイヤ」だと拒み続けていた。その頃、豊朝では皇太子・李承稷(りしょうしょく)が父である皇帝の怒りをかっていた。李承稷は、皇太子を廃せられた上、和親の使節として西州へ向かうよう命ぜられる。皇太子を慕う第五皇子の李承鄞(りしょうぎん)も同行を申し出て一行が西州を目指した矢先、一行は何者かに襲われてしまい、李承稷が殺されてしまう。そして、重傷を負い砂漠を彷徨う李承鄞の前に、美しい西州の女人が現れる…。
■キャスト
・李承鄞(りしょうぎん)役:チェン・シンシュー (陳星旭)「射鵰英雄伝 レジェンド・オブ・ヒーロー」
・曲小楓(きょくしょうふう)役:ポン・シャオラン (彭小苒)「老九門」
・顧剣(こけん)役:ウェイ・チェンシャン (魏千翔)「蘭陵王」
・李承鄴(りしょうぎょう)役:ワン・チュアンイー(王傳一)「悪魔で候~惡魔在身邊~」
・李賾(りさく)役:ロー・ガーリョン (羅嘉良)「岳飛伝 -THE LAST HERO-」
・太皇太后役:スーチン・ガオワー (斯琴高娃)「龍珠伝ラストプリンセス」
■スタッフ
・原作:匪我思存(フェイウォスツゥン)「皇帝の恋寂寞の庭に春暮れて」
・監督:李木戈(リー・ムーゴー)「三国志 Three Kingdoms」
「東宮(とうぐう)~永遠(とわ)の記憶に眠る愛~」
2020年7月1日
DVD-BOX1/レンタルVol.1~9 同時リリース
Rakuten TV/ビデオマーケット 先行配信スタート
2020年8月5日
DVD-BOX2/レンタルVol.10~18
2020年9月2日
DVD-BOX3/レンタルVol.19~28
各BOX 18,000円(本体)+税
発売元:「東宮」製作委員会
販売元:ポニーキャニオン
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