綾野剛&星野源「MIU404」第6話に村上虹郎が新米刑事役で登場!予告動画と第5話ネタバレあらすじ

2020年07月29日00時00分ドラマ
(C)TBS

伊吹(綾野剛)と九重(岡田健史)がタッグを組んで、6年前のタリウム事件の真相と、志摩(星野源)の元相棒・香坂(村上虹郎)の死の謎に挑む!そして、REC(渡邊圭祐)にコンタクトしてきた成川(鈴鹿央士)の真意は…「MIU404」(TBS、金曜夜10時)7月31日放送の第6話「リフレイン」の見どころと、第5話ネタバレあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「MIU404」は初動捜査のプロフェッショナル“機動捜査隊”が、24時間というタイムリミットの中で事件解決を目指す新感覚の刑事ドラマ。7月24日に放送された第5話「夢の島」は、ジャパニーズドリームを求めて日本にやってきた技能実習生や外国人留学生の厳しい現状が問題提起された。

第5話の平均視聴率(世帯)は12.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で五週連続2桁をキープ、前回第4話の10.2%から2.3ポイントアップした!ドラマの中で「外国人問題って視聴率とれないんだよね」とテレビ局の本音が語られていたが「お茶の間がよろこぶ番組をつくるのが仕事」が出来れば、視聴率はとれるということが証明された結果となった。

Twitter上では、第4話の“手取り14万円”に続いて飛び出した“GoToタグ”のタイムリーすぎるネタに注目が殺到!脚本家の野木は自身のTwitterで「本筋じゃない部分で騒がれるのも微妙なので明言しておくと5話を書いたのは三月頭なので、GOTOは単なる偶然です。同名のキャンペーンへの揶揄ではありません。前回の14万もそうですが、そんな小さな皮肉のためにあとから台本を直したりもしません……本筋じゃない……」と真意をつぶやいたが、「野木さんは預言者か…?」「ほんと、4月時点くらいの脚本なの?」「このタイミングでGO TOなんて言葉が出てくるあたり、毎度ながら野木亜紀子さんの脚本こわいよ」「持ってる作品ってこういうの引いちゃうんだよね」とさらに脚本への評価が高まっている。

野木が語る“本筋でない部分”にも注目が集まってしまうのは、メッセージ性の強い「MIU404」だからこその反応で、それだけ視聴者を夢中にさせているということだろう。

今回の陣馬・九重チームの動向は、ITに弱い陣馬は劣勢気味で、代わって九重が前回に引き続き見事SNSに隠された謎を解き明かし成長を見せつけた。さらに注目されたのは、投稿されたタグの内容を解読した九重が「隠語みたいなもんったい!水森は強盗を集める気がなかとですよ」と方言で語り、「やったばい…」と満足げにつぶやくシーン。冷静なエリートキャラの九重が興奮して唐突に九州弁でしゃべる姿に、ネット上では「ギャップ萌え」「かわいか〜」といったコメントが多数寄せられた。

7月31日(金)放送の第6話「リフレイン」では、志摩の捜査一課時代の相棒・香坂義孝役で村上虹郎がゲスト出演する。独特な存在感と高い表現力で人々を魅力している村上、映画作品では受賞歴も多く、2020年公開予定(5月22日公開予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期、公開日未定)の『燃えよ剣』では岡田以蔵を演じている。

村上は、「ご一緒させていただいた星野源さんとは今回が初共演なのですが、源さんは自分を律していて緊張感を持たれているイメージがあったんです。作品によっては柔らかい雰囲気の役もありますけど、その緊張感が前から好きでした」と星野との共演の喜びを語り、第6話の一番のみどころが、なぜ志摩が現在のようになってしまったのかというところで「香坂はその原因でもあるし、志摩の闇でもある。過去の世界でバディだった志摩と香坂の間に何があったのか、2人の距離感にも注目して見ていただければと思います」と語っている。

やっと志摩が「相棒殺し」と呼ばれる理由が解き明かされる、第6話「リフレイン」。繰り返しという意味のタイトルに込められたのは、誰の想いなのだろう?

■第5話 ネタバレあらすじ
日本人店員が勤務するコンビニを狙った強盗事件が同時発生する。伊吹(綾野剛)と志摩(星野源)は、現場周辺の店舗でコンビニ店員に扮して張り込みを行うが、なんと、その店舗も強盗に襲われてしまう。さらに付近の店舗も同時刻強盗に襲われ、マークしていた捜査員によって19人が一斉に確保される。犯人は外国人ばかりで、その大半が低賃金で労働する元技能実習生だった。

伊吹と志摩も同様に犯人を捕まえるが、2人に仕事を教えた留学生のマイ(フォンチー)が勤務する別店舗では、犯人を取り逃がしていた。その一件が発端で、マイに共犯の容疑がかかってしまう。マイは容疑がかかったまま釈放され、伊吹達がボディーガードについて犯人が接触してくるのを待つことになった。

伊吹と志摩は、マイの関係者から話を聞くために彼女が通う日本語学校の事務員・水森(渡辺大知)を訪ね、日本語学校の実態を知る。生徒の8割はお金に困っている留学生で、生活の為に規定以上に働かなくてはならず、政府もそれをわかっていて受け入れているのだと水森は言う。マイもトリプルワークで生活を立てていた。

そんな中、伊吹は恩師であり元刑事の蒲郡(小日向文世)に会いに行く。今は外国人支援センターで働く蒲郡からも外国人労働者の話を聞く。技能実習生の多くは人目につかない裏方で仕事をし、時には不当な低賃金労働を強いられることもあること…蒲生は「なんでもそうだ。まともにやろうとする人間と抜け道探して悪さする人間がいる」と語る。

さらに蒲生は、伊吹が語った相棒・志摩を「なんで自分が信じられなくなったんだろう。自分を信じられないとなると、そいつの軸足はどこだ?大丈夫なのかそいつは」と心配する。伊吹は銃口を額に当てた志摩の愚行を思い返していた。

伊吹はSNSへ投稿されたベトナム語の翻訳を蒲生に頼む。投稿の内容は、「理不尽には理不尽で返せ、俺たちには金を奪う権利がある」。蒲生と懇意のベトナム人留学生は、現地では使わない単語が使われており、これを書いたのはおそらく日本人だろうと言う。

4機捜のメンバーは犯人を水森だと目星をつけた。マイはコンビニをやめさせられてしまうが、水森の犯行を裏付ける証拠は出てこない。志摩は水森にマイが逮捕されそうだと告げ、SNSで強盗を呼びかけたあなたが逃げおおせるのは理不尽だと迫る。

水森は「移民を受け入れないといいながら、実習生や留学生という名目で何十万人も働かせている。こんな小さな島国で…朝5時にコンビニに弁当をならべるため、便利な生活を安く手に入れるため」といい、日本の現状が理不尽なのだと言う。その言葉を聞いた志摩はキレ気味に「俺は今何十万人という人の話をしているんじゃない。マイさんのたった1人の1回の人生の話をしている」と言い返す…。

結局、水森は任意同行に応じず、代わりにフェイスノートに次の強盗の書き込みをする。書き込みは前回と違って拡散されず、その理由を九重が突き止める。予告通りにコンビニを襲った水森は、止めに来た志摩と伊吹によって取り押さえられながら「強盗したのは日本人だ。外国人は日本に来るな、この国に来るな、ここはあなたを人間扱いしない、一山いくらで買って、いらなくなれば帰れという。捨てられる。ジャパニーズドリームは全部嘘だ」と叫ぶのだった。

そして、偶然居合わせたRECが撮った水森逮捕の映像はナウチューブで注目を集める。その映像を使いたいというテレビ局からの誘いを断ったREC(渡邊圭祐)の元に、成川岳(鈴鹿央士)からSOSのメッセージが届く…。

■第6話あらすじ
「志摩(星野源)は、相棒殺し」という噂話を聞いた伊吹(綾野剛)は、志摩から真相を聞き出そうとする。しかし、志摩は一向に話そうとしない。堪り兼ねた伊吹は、九重(岡田健史)から志摩のかつての相棒である香坂(村上虹郎)が不審な死を遂げていた事を聞き出す。

九重によると、6年前、捜査一課に来たばかりの香坂は志摩と一緒にタリウムを使った連続毒殺事件を捜査していた。しかし、ある日香坂は古いビルの下で遺体として発見される。彼の死を調べていく中で、香坂と度々衝突していた志摩が疑われ、それ以来“相棒殺し”と呼ばれるように…。

伊吹は高坂の死の真相を探るため、九重を引き連れ、同日に起きたタリウム連続毒殺事件について調べ始めるが…。

金曜ドラマ『MIU404』TBS 2020年6月26日スタート。毎週金曜日夜10時から放送。出演:綾野剛 星野源 岡田健史 橋本じゅん 麻生久美子 渡邊圭祐 金井勇太 生瀬勝久 菅田将暉 黒川智花 鈴鹿央士 ゲスト:村上虹郎 ほか/脚本:野木亜紀子/Twitter公式アカウントは「@miu404_tbs」、予告動画等は番組公式サイトで公開している。

「MIU404」番組公式サイト

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