「サイコだけど大丈夫」第5-6話あらすじと見どころ:呪われた城の少女~青ひげの秘密
6月20日より韓国tvNにて放送開始し、Netflixでもほぼ同時に独占配信中のキム・スヒョンとソ・イェジン主演の韓国ドラマ「サイコだけど大丈夫」、ムニョンが父親に首を絞められたハプニングを知ったガンテは、雨の中バイクを走らせ…5話~第6話のあらすじと見どころを紹介しよう。(※場面写真は話数と異なることもあります)
「サイコだけど大丈夫」は、手に負えない人生の重さで愛を拒否している精神病棟の介護士ムン・ガンテ(キム・スヒョン)と、生まれつきの欠陥で愛を知らない童話作家コ・ムニョン(ソ・イェジ)が、お互いの傷を労り治癒していく、ファンタジー童話のようなロマンチックコメディ。【「サイコだけど大丈夫」を2倍楽しむ】では、各話のあらすじと見どころ、豆知識、関連動画、韓国での評判などをまとめて紹介している。
■第5話「呪われた城の少女」
ムニョンを探したガンテは、雨で冷え切った彼女をバイクの後ろに乗せてひとまず安宿に入ろうとするが、財布を忘れ、仕方なく自分の家に連れ帰る。「人と共感しようとしないムニョンに、相手の表情から気持ちを汲み取れ、『ゾンビの子』のようにムニョンも食べ物より温もりが欲しいのではないか」というガンテの言葉を否定するムニョンだが…。翌朝、ムニョンを泊めたことがみんなに知られてしまい、ジュリは特に大きなショックを受ける。サンテもガンテが嘘をついたことを怒り、親友ジェスはガンテがムニョンと関わることを心配する。これまでサンテを安心させるために無理に笑顔も作ってきたガンテだったが、ムニョンと出会って兄のことさえ忘れる瞬間がある自分に戸惑う。ムニョンの少女時代を知るジュリは、コ・デファンが娘のムニョンの首を絞めたのは、自己防衛のためではないかと考え、深夜の病院で聞こえる奇怪な歌声が気になる。そんな中、ゴロツキ記者への賠償などでいよいよ出版社は倒産必至となり、イ・サンイン代表はスンジェを連れてムニョンの元へ行く。サンインを追い返したムニョンは病院で壁画を描くサンテを連れだし…。
雨に打たれた二人が休もうと入った安宿のフロント役でチョン・サンフンが特別出演!彼はパク・シヌ監督の「嫉妬の化身」に出演している。二人をニヤニヤしながら見物するチョン・サンフンの姿は予告時から話題となっており、出演時間は短いが視聴者に大きなインパクトを残した。チョン・サンフンは先日韓国で放送終了したOCN 「番外捜査」に出演しており、また下半期にはKBS「浮気をしたら死ぬ(浮気をしたら殺す)」にキャスティングされている。因みにこの宿の名前は「ベイツ・モーテル」。アルフレッド・ヒッチコックの映画『サイコ』に登場するホテルと同じ名前だ。このような細かいネタが随所に散りばめられているので是非探してもらいたい。
また翌朝には、ガンテをかけたムニョンとジュリの激しい女の闘いが繰り広げられる!普段おとなしく感情を露わにしないジュリが泣いていた理由とは?ちょっと幼稚だがかわいい姿が見れる。またガンテの服を来たムニョンを見たサンテの発言にも注目だ。
ラストのガンテがムニョンの元に少しずつ近づいていくシーンでは、ソ・イェジの美しさが際立ち、古城の雰囲気も相まって本当に童話に出てくるワンシーンのような映像美は注目だ。この美しい古城は江原道ウォンジュにある複合エコヒーリングタウン「サニダカフェ」という広大な敷地内にある。またここで流れるOSTはLee Suhyun of AKMU(이수현) のIn Your Time(아직 너의 시간에 살아)だ。
■第6話「青ひげの秘密」
記憶の中の少女がムニョンだと最初から気づいていながら、今まで黙っていたガンテを責めるムニョン。ガンテは少年時代に命を助けてくれたことへの礼と、ムニョンから逃げたことを謝り、未練を絶つために打ち明けたと告げる。ところが、サンテがムニョンと「専任挿絵家としてムニョンの屋敷で暮らし、その対価としてキャンピングカーを買う」という契約を結んだことを知り、難しい決断を迫られ、少年時代の辛い記憶を思い出す。それはずっとガンテを苦しめ、ガンテ自身の人生を放棄させた記憶だった。ジュリの母親に背中を押され、平日はガンテもムニョンの屋敷で暮らすことに。サンテが地下に降りようとしたとき、ムニョンは『青ひげ』の話をして立ち入ることを禁じる。翌朝からガンテ兄弟のお陰で清潔で健康的なムニョンの生活が始まる。病院では患者から情報を仕入れたオ院長がムニョンの父親を診察し、彼が誰かと間違えて娘の首を絞めたのかもしれないと考える。一方、ムニョンは病院で出会ったうつ病患者の行動に、大きく心を揺さぶられ…。
サンテが交わした契約について悩むガンテに、ジュリの母がかけた「これまでサンテが生きていけるように面倒を見てきたんだ、これからは後押ししてあげる段階に移りなさい」という言葉は、優しさが感じられジーンとする。しかし契約相手がムニョンだと知った瞬間、実の娘への裏切り行為にしまった!という顔をするのが笑えてくる。それを知ったジュリの荒ぶった姿や「俺の元に戻ってこい!」と叫ぶ親友ジェスなどコミカルなシーンが続くので楽しく見ることができるだろう。ジュリ役のパク・ギュヨン、チョ・ジェス役のカン・ギドゥンは共に「ロマンスは別冊付録」の新入社員コンビとして記憶している方もいるのでは?パク・ギュヨンは今回はメイクやファッションも素朴だが、彼女の魅力であるかわいらしい笑顔や透明感は健在。当初は大人しい女性かと思いきや、どんどん感情がむき出しになってくるので注目。カン・ギドゥンはおちゃらけつつもいざというときはガンテを助けてくれる、ドラマには欠かせないアクセントとなる存在だ。
またサンインがムニョンの機嫌をとろうとケーキを買うこのカフェは、韓国では有名なコーヒーチェーン店、エンジェリナスコーヒー(Angell-in-us coffee)だ。韓国旅行の際に訪れたことのある人も多いのでは?現在サンテを演じるオ・ジョンセが広告モデルを務めていることもあり、ドラマでも多く登場するので注目だ(今回の撮影地はヨイドリバータワー店)。
そして最後に『青ひげ』のモノクロ映像、そしてNGシーンが流れる。女性陣の顔が並べられたシーンは恐ろしいはずだが、ジュリの母まで!?ちょっとくすっとなる。ドラマとはまた違った主人公たちの笑顔やお茶目な姿が垣間見えて、撮影現場の雰囲気の良さなどが伝わってくる。
■キャスト
ムン・ガンテ役:キム・スヒョン
ムン・サンテ役:オ・ジョンセ
コ・ムニョン役:ソ・イェジ
ナム・ジュリ役:パク・ギュヨン
チョ・ジェス役:カン・ギドゥン
◇韓国tvN「사이코지만 괜찮아」番組公式サイト
◇Netflix
◇YouTubeチャンネル
◇ツイッター(@NetflixJP)
◇フェイスブック
◇インスタグラム
【作品詳細】【「サイコだけど大丈夫」を2倍楽しむ】