NHKBSP「太陽を抱く月」第17話詳しいあらすじと見どころ:ひとつになる時!予告動画

2020年08月23日21時55分ドラマ
(c)2012MBC

ヨヌの霊に怯える王妃ポギョン、ユン・デヒョンがヨヌに魔の手を伸ばす!そしてヨヌがウォルだったと知ったフォンは…NHKBSプレミアム海外ドラマ枠で再放送中「太陽を抱く月」8月30日(日曜、夜9時~)放送の第17話の詳しいあらすじと見どころを紹介、本作はブルーレイとDVDも発売しており予告動画はYoutubeにて視聴できる。

※詳しいあらすじを知りたくない方はネタバレなしの17話あらすじをどうぞ。【「太陽を抱く月」を2倍楽しむ】ではキム・スヒョンとハン・ガイン。キム・ユジョンが来日したイベントの再現レポートや見どころなどまとめて紹介している。



■キャスト(少年・少女期)
ホ・ヨヌ/ウォル役:ハン・ガイン(キム・ユジョン)
イ・フォン役:キム・スヒョン(ヨ・ジング)
陽明君役:チョン・イル(イ・テリ=旧イ・ミノ)
キム・ジェウン/ウン役:ソン・ジェリム
ユン・ボギョン/ポギョン役:キム・ミンソ(キム・ソヒョン)
ホ・ヨム役:ソン・ジェヒ(イム・シワン)

■第17話「ひとつになる時」
ヨヌ(ウォル)は活人署から帰る陽明君を見送り、“ウォル”がヨヌだと気づいている陽明君は、思わず「突然消えたりしないよな?」と尋ねる。陽明君と別れ、庭に一人たたずむヨヌ。そんな“ヨヌ”を呼ぶ声がして振り返ると目の前にはフォンが…。フォンはヨヌを強く抱きしめ、ヨヌはフォンが全てを知ったことを悟る。そんな2人を見て愕然とする陽明君。
「罪人の巫女ウォルだ」と信じたい陽明君の言葉が悲しい。色白のチョン・イルの目のふちが悲しみでみるみる涙が滲み眼のふちが赤くなる姿が何とも美しい。今回はチョン・イルの切ない目の演技に注目。

その時、ヨヌとフォンの前に突然大勢の刺客が現れる。陽明君とウンが駆けつけて応戦。腕をケガした陽明君は、戦いをフォンに委ね、ヨヌの手を取りその場から連れ去る。ところがウンとの約束を破って陽明君はヨヌを連れたままどこかへ姿を隠してしまう。
ウン役のソン・ジェリムとフォン役のキム・スヒョンの激しい剣アクションに注目。

怪我を負った陽明君は母がいる寺にヨヌを連れて行き、そのまま意識を失う。陽明君の母はひと目でヨヌの正体を見抜き、息子の切ない恋心をヨヌに打ち明ける。一方、ウンは、陽明君の居所を隠すが、フォンは王である自分と親友である陽明君との板挟みのウンの心中を察する。
ウンほどの人物が、ヨヌの足取りを掴めないはずはない。忠臣ウンの苦悩を誰よりも知るフォンは、王の湯殿に連れて行き、凍える心と体を温めろよう命じる。

翌朝、ヨヌと並んで歩く陽明君は、ヨヌを失いたくなかったから正体に気づかないふりをしたと告白する。ヨヌは陽明君のお陰で救われたと感謝を伝えながらも、陽明君の気持ちには応えられないから自由になってほしいと、立ち去ろうとする。それでも傍にいてほしいという陽明君の言葉を、その場に現れたフォンが「王の女人を連れて逃げるのは謀反だ」と厳しい言葉で遮る。そして、今この場で王の首を取ればこの国の王になれると、陽明君に剣を渡す。剣をフォンの首元に突きつけた陽明君は…。
やはり“解憂石”という言葉で陽明君はヨヌだと気づいたのだ。ヨヌを失いたくない気持ちと同時に、自分を必要とする場(活人署)がある事に陽明君は喜びを感じていたのだ。嫡男でないために王位に就けなかった陽明君。そんな腹違いの兄の有能さとヨヌへの恋心を知るフォンは、最初で最後のチャンスを剣と共に渡したのだ。そして陽明君もまたフォンの男気を誰より理解している。さあ、陽明君はつきつけた剣をどうするのか?そして、フォンはなんと言うのか?

宮殿に戻ったフォンは両班姿に戻った愛らしいヨヌに見惚れ、思わずお付きの者たちの前でヨヌを抱きしめる。「ヨヌ、ヨヌ…」と何度も何度も名前を呼ぶ。政務に就いても、心は康寧殿の奥の部屋に匿ったヨヌが気になって仕方がないフォン。一方、ヨヌが生きていてノギョンと共にフォンが匿っているはず、とユン・デヒョンから聞いた大王大妃は驚愕。そしてフォンを訪ねて、ノギョンとウォルを引き渡すよう告げ、しらを切るフォンに、自分と自分が大切にする人を守りたいなら何も探るなと警告する。大王大妃の警告の言葉を隠し部屋で聞いたヨヌは、不安に駆られる。
フォンが康寧殿に戻る途中でユン・デヒョンと対面するシーン。ヒリヒリする会話のやりとりの一方で、2人きりになったフォンとヨヌは、互いに、書物(韓非子)と自分自身(ウォル)にやきもちを焼いたり、キスしたりとラブラブ満載。NHK版ではカットされているが、この後、大王大妃の突然の来訪で慌てたフォンが、文机でストレッチの真似でごまかしたりするコミカルなシーンがある。ところで、同じ相手に恋をするという展開は、NHK総合で放送中の「100日の郎君様」も同じだ。

ヨヌを連れだし散策するフォンは、なぜ記憶が戻ってすぐに話さなかったかと聞き、ヨヌは王妃がいるので言えなかった。死んだはずの自分が出ては混乱が起きるからと答える。そして、8年も想い続けてくれたフォンに感謝しながら生きて行こうと思った、と続けるヨヌに、ヨヌに苦しみを与えた者たちを断罪し、罪なき者を復権させ、全てを元に戻すとフォン。フォンが明かそうとしている真実が、フォンを苦しめるかもしれないと考えるヨヌは、「先王がすべてを伏せたのにはよほどの理由があったはず。太陽である王様の傍にいられるのならそれで充分」と、これ以上過去を探るのを辞めてほしいと頼む。そんなヨヌの手を取って正殿に連れて行き、初めて出会った時にヨヌが諭してくれた君主の道を口にし、今も政治を行うときに、ヨヌや師であるヨムのことを思いだすと話し、もう1本の“太陽を抱く月”と名付けた簪(かんざし)を渡し、口づけをする。
ヨヌに贈った簪は1対で作らせたものだった。1つは8年前に渡し、もう一つはヨヌが王妃になったときに渡すつもりだったのだ。ヨヌが簪を手にしたとき、韓国でも話題になった、カメラがフォンとヨヌの周りをぐるりと回る“360度キス”があったが、こちらもNHK版ではカットされている。

NHKBSプレミアム「太陽を抱く月」番組公式サイト
 2020.05.10スタート 日21:00-22:00 再放送
 2014.05.10-09.20 土08:30-09:30 再放送
 2013.01.20-06.23  日21:00-22:00 放送済
Youtube「太陽を抱く月」予告動画
作品公式サイト

kandoratop【作品詳細】【「太陽を抱く月」を2倍楽しむ】