「カーテンコール」第1・2話で早くも泣ける…祖母コ・ドゥシムの願いを叶える“偽の孫”作戦が始動|ネタバレ
2022年10月31日より韓国KBSで放送開始し、日本でもAmazonプライムビデオを通じて同日より配信開始した「カーテンコール」は、カン・ハヌルとハ・ジウォン、コ・ドゥシムら超豪華キャストが揃う2022年下期最高の期待作。ここでは第1話と第2話のあらすじと見どころを解説する。
「カーテンコール」は、3か月の余命宣告された北朝鮮出身の老婦人チャン・グムスンの願いを叶えるために、前代未聞の特命を受けた男の地上最大の詐欺劇とそれにかかわる人々の物語。カン・ハヌル、ハ・ジウォン、コ・ドゥシムの3人が共演するとあって、韓国はもちろん日本でも今年下期一番の期待作として注目を集めている。【「カーテンコール」を2倍楽しむ】では各話のあらすじと見どころ、キャストなどまとめて紹介している。
■キャスト⇒キャスト・キャラクター(俳優・登場人物)徹底紹介
ユ・ジェホン(偽“ムンソン”)役:カン・ハヌル
パク・セヨン役:ハ・ジウォン
チャ・グムスン役:コ・ドゥシム
チョン・サンチョル役:ソン・ドンイル
ペ・ドンジェ役:クォン・サンウ
パク・セジュン役:チ・スンヒョン
ジウォン役:ファンウ・スルへ
パク・セギュ役:チェ・デフン
ソ・ユニ(偽“ジンスク”)役:チョン・ジソ)
リ・ムンソン役:ノ・サンヒョン
ほか
■第1話ネタバレ
朝鮮戦争のさなか、1950年12月。グムスン(ハ・ジウォン)は、夫リ・ジョンムン(カン・ハヌル)と赤ん坊の息子ヨンフンを連れて脱北を目指し、避難船の停泊する港へと急ぐ。しかし、港は逃げ惑う人々で混乱しきっており、思わぬ事態が起こる。ジョンムンは他の子どもを助けようとして船に乗り遅れ、グムスンは夫と息子と引き離されてしまう。戦争の非情さが、そのまま家族の運命を引き裂く形で描かれる。
ひとり南へたどり着いたグムスンは、生きるためにクッパ店を開く。やがてその店は、戦争で故郷を失い、行き場をなくした人々の心を癒やす場所となっていく。そして彼女は、そこから旅館「楽園」を築き上げる。のちにそれは、韓国を代表するホテルチェーンへと成長していくが、その原点には、ただ“生きる場所”を求めたひとりの女性の強さがあった。
現在のグムスン(コ・ドゥシム)は、ホテル「楽園」を率いるカリスマ会長として君臨している。だが、余命3カ月の宣告を受け、静かな晩年のはずだった日々は一変する。さらに、ホテル売却を進めようとする孫息子セジュン(チ・スンヒョン)と、祖母の遺志を守ろうとする末っ子の孫娘セヨン(ハ・ジウォン)の対立も深まり、家族は大きく揺れ始める。
物語は、グムスンの過去と現在を行き来しながら進む。彼女は2004年、離散家族再会の場で50数年ぶりに息子ヨンフン(キム・ヨンミン)と再会した。しかし、ヨンフンはグムスンを想い独身をとおした亡き父に対して、南で新しい家庭を気づいた母の姿に複雑な思いを抱えていた。さらに、統一後も北に戻らないと母に怒りをぶつけたのだった。グムスンは南で、理解ある男性と結婚し息子1人を残して先だった。そしてその息子も妻とともに先立たれていた。今は、残された孫たちのため。北の家族を忘れたことはないと話す。孫ムンソンが彼女の手を握って慰めた。次の家族再会にヨンフンとムンソンは来ず、ヨンフンの死亡通知だけが届いた。グムスンにとって最後に残された願いは、北朝鮮に残した孫ムンソンとの再会だった。
側近のチョン・サンチョル(ソン・ドンイル)はムンソンを捜すが、彼が麻薬密輸に関わる粗暴な人物になっていると知る。そこでサンチョルは、ムンソン本人ではなく“代役”を立てるという大胆な決断に踏み切る。その候補として目に留まったのが、北朝鮮訛りで舞台に立つ売れない俳優ユ・ジェホン(カン・ハヌル)だった。
見どころは、まずコ・ドゥシムが演じる晩年のグムスンの存在感だ。言葉よりも表情で人生を語るような演技が深く胸に残る。また、カン・ハヌルは前半でジョンムン、後半でジェホンを演じ分け、ひとつの作品の中で全く異なる温度を見せる。さらに、ジェホンが劇中で“ヒョンビン”の名前を口にする場面には、「愛の不時着」を思わせる遊び心もあり、韓ドラファンなら思わず反応してしまうはずだ。また、ホテルのロケ地についてはこちらでも紹介している。
■第2話ネタバレ
一方、ホテル「楽園」の売却を止めたいセヨンは、長兄セジュンを必死に説得しようとする。だがセジュンは、利益率の低いホテルを守る意味がないと考え、売却方針を崩さない。セヨンは、ビジネスに関心の薄い次兄セギュ(チェ・デフン)にも助けを求めるが、彼もまた中立の立場を保ち、家族の対立はますます深まっていく。グムスン自身もセジュンに思いを伝えようとするが、彼にとって「楽園」は家族の思い出の場所ではなく、処分すべき資産にすぎなかった。
そんな中、セヨンの前に新たな波乱が起こる。VIPルームを長期契約した客として現れたのは、巨大財閥サムウの後継者ペ・ドンジェ(クォン・サンウ)だった。彼はセヨンの元婚約者で、今もなお彼女に未練を残している。ホテルの将来をめぐる緊張に加え、セヨンの私生活まで揺さぶる存在として、ドンジェが物語に入り込んでくる。
ジェホンは依頼を引き受けた以上、やるからには徹底的に演じようとする。そこで舞台仲間のソ・ユニ(チョン・ジソ)に妻役を頼み、二人で“ムンソン一家”を作り上げてグムスンの屋敷へ向かう。こうして、祖母の願いをかなえるための偽りの再会劇が、いよいよ本格的に幕を開ける。
この回の見どころは、ジェホンが「誰かを幸せにできるなら、それが本当の演技だ」と考え、嘘を単なる詐欺ではなく“人を救う芝居”へと変えていくところだ。売れない俳優だった彼が、この依頼を通して役者としての本質に触れていく流れがとても印象的である。また、元恋人として登場するクォン・サンウの存在感も大きく、セヨンとの再会が今後どう動くのか気になる導入になっている。
また、ハ・ジウォンの元恋人として登場するクォン・サンウも存在感十分だ。ハ・ジウォンとは映画『恋する神父』以来の共演で、長く韓国ドラマを見てきた人ほど、思わずニヤリとするキャスティングになっている。
「カーテンコール」は10月31日から韓国KBS2にて毎週月・火曜日の午後9時50分に放送、Amazonプライムビデオで同日より配信している
◇KBS公式ページ
◇公式ティーザー映像 日本語字幕なし