【最終回拡大SP】「半沢直樹2」1000倍返しは実現できるのか?銀行を辞めるな!第9話ネタバレと第10話予告動画
「半沢直樹2」最終回・第10話は、15分拡大で放送される!バンカーとしてのプライドをかけ、全行員の思いを胸に、1000倍返しを!またまた半沢を襲う左遷の道は?半沢の壮大な闘いが幕を閉じる!「半沢直樹2」の最終回・第10話が9月27日(日)夜9時から15分拡大でTBSで放送される!最終回・第10話予告動画は番組公式サイトで公開中。
9月20日に15分拡大で放送された第9話も、話題の尽きない回であった。13日に放送された第8話で、半沢直樹(堺雅人)と大和田常務(香川照之)がながーーい距離から間を詰め手を取り合い共闘すると思われたが、第9話ではそんな簡単には進まないこともわかった。半沢たちが必死で手に入れた箕部幹事長(柄本明)の証拠は大和田から中野渡頭取(北大路欣也)へ渡り、箕部の手に戻されたのだった。そして、箕部演じる柄本明渾身の「小童ー!早よ、やれー!」の声の中、土下座を強いられる半沢。その半沢に大和田は「半沢くんやりなさい!」と明示、土下座をさせようと半沢に馬乗りになる。馬乗りになる大和田に徹底的に対抗して、半沢はついに大和田を振り飛ばした。
このシーンについて、香川照之は放送後に自身のTwitter(@_teruyukikagawa)でその裏話を明かしている。撮影は7,8回行われたそうで、それも、全力のシーン。香川照之も半沢直樹も「親亀、子亀状態」の演技に全身筋肉痛になったという。そして、土下座せずに、半沢が言い放ったのが「やられたらやり返す、三人まとめて1000倍返しだ」の一言だ。9月27日に放送される最終回でいったいどのような形での倍返しになるのか今から気になる展開である。
第9話の話題をさらった人物に、元金融庁の黒崎(片岡愛之助)だ。箕部の悪事を暴こうとする点で半沢と同士となる。伊勢志摩ステートのことを半沢に話すだけではなく、その後の現金の流れを他行の情報まで仕入れて、紀本常務(段田安則)の下で働いていた灰谷に金の流れの指示が紀本であったことを白状させた。黒崎の急所を掴むという荒業もあったが、半沢に対しての友情のようなものにTwitterの検索ワードの上位にもあがっていた。
最終回も15分拡大で放送される。半沢はまたまた左遷という憂き目にあうのか?それでも、銀行員としてのプライドは捨てないと視聴者は信じている。また、6日の生放送で監督が明かしていた、ラストで重要な役割をする児島演じる箕部の秘書の笠松がどんな役割を演じるのか?箕部に”飾り物”扱いされている白井(江口のりこ)は誰に反撃するのか?最後の最後、どんな結末になるのか楽しみである。
■前回:第9話ネタバレあらすじ
半沢(堺雅人)は、合併前の旧東京第一銀行が箕部幹事長(柄本明)に貸し出した20億円もの融資の実態を探ろうとするが、亡くなった牧野元副頭取(山本亨)が不正な金を受け取っていた証拠を突きつけられ、手を引くことを余儀なくされる。
同じように箕部を追っていた金融庁の黒崎(片岡愛之助)にも箕部の魔の手が伸び、再び国税庁に異動させられてしまう。黒崎が最後に残した「伊勢志摩ステート」というヒントを手がかりに、半沢は伊勢志摩へと飛ぶ。空港では、東京セントラル証券の森山(賀来賢人)だった。半沢が一人で調べるには限界がある。森山は半沢を助けるためにやってきたのだ。
伊勢志摩支店の同期の協力を仰ぎ、伊勢志摩ステートの15年前の財務資料を徹底的に調べる半沢。すると、20億の金の流れが見えてきた。そこへやってきたのは、箕部の秘書の笠松(児島一哉)だ。資料が半沢の目に触れたことを確信していた。
半沢たちが見つけたのは、20億の金がながれた伊勢志摩ステートは、のちに飛行場となる二束三文の土地を買っていたのだ。そして、箕部がそこに飛行場を誘致させ、伊勢志摩ステートは莫大な利益を得た。そしてその大半は箕部へ、一部が旧東京第一銀行の特殊口座へと流れていたのだ。
証拠を探すために再び倉庫にいくと、西荻窪支店の資料がごっそり消えていた。てっきり、灰谷たちが持って行ったのかと思っていたら、資料をとりにきた灰谷が慌てて何も持たずにでていくシーンが防犯カメラに映っていた。実は、資料は中野渡頭取(北大路欣也)の命を受けていた富岡(浅野和之)が地下4階の隠し部屋に隠していたのだ。
箕部は債権放棄をしない銀行に圧力をかけたい。総理からも圧力をかけられるが、白井(江口のりこ)はお飾りに過ぎないと白井の意見には耳をかさない。乃原弁護士(筒井道隆)がいい案があるという。実は乃原は紀本と小さいときからの知り合いだった。紀本の父親が銀行につとめ、工場を経営していた乃原の父親に融資しなかったことが原因で乃原の父親の会社はつぶれた。乃原は紀本がどうなってもいいと思っていた。そして、乃原は、中野渡頭取に圧力をかける。しかし、中野渡は動じない。
半沢は灰谷に誰の指示かをはなさせるために渡真利(及川光博)と福山(山田純大)に、灰谷を張らせていた。そして、居酒屋で捕まえると、灰谷の手帳に書かれていた特徴的な文字を見つけようとする。灰谷が戻ってきてしまったが、そこへ元金融庁の黒崎(片岡愛之助)がやってきて、金の流れを解明し、灰谷に迫ると、灰谷は紀本の指示だと認めた。
紀本は地下五階の部屋に証拠があると白状したが、そこにはもう何もなかった。大和田の忠実な部下の福山が大和田に連絡してしまったのだ。そして、箕部と中野渡、大和田が会っているレストランに半沢は乗り込んだ。半沢が中野渡にも銀行としての在り方を正すが、中野渡は首を縦には振らない。そして、半沢を帝国航空の担当からも外すと言い放つ。箕部は半沢に土下座で謝るように迫る。「小童ー!早よ、やれー!」と箕部が声をかけると、大和田がなんとかして土下座でその場を収めようとする。しかし、そんな大和田を振りほどき、半沢は「銀行の、この国の正義を信じる国民のために…やられたら、いや3人まとめて1000倍返しだ!」と声をあげた。
■最終回:第10話あらすじ
伊勢志摩ステートから箕部幹事長(柄本明)への金の流れが記された決定的証拠は、大和田(香川照之)と中野渡頭取(北大路欣也)によって箕部の手に渡ってしまった。怒りに燃えた半沢(堺雅人)は3人に対して1000倍返しを誓うも、帝国航空再建プロジェクトから外されてしまう。
頭取に裏切られ、バンカーとしての熱意を失いかけていた半沢だったが、森山(賀来賢人)と瀬名(尾上松也)に背中を押され、もう一度立ち上がることを決意する。そして渡真利(及川光博)と共に紀本常務(段田安則)の居場所を突き止めた半沢はある衝撃の事実に行き着くのだった・・・。
しかし、中野渡頭取が債権放棄を認める会見の日は目前に迫っていたーー。
はたして半沢はタイムリミットまでに箕部の不正を暴く決定的証拠を見つけ出し、バンカーの誇りと正義、そして銀行の未来をかけた全身全霊の倍返しを叩きつけることが出来るのか!?
TBS 2020年7月スタート。毎週日曜よる9時放送、日曜劇場「半沢直樹」。原作:池井戸潤『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『半沢直樹3 ロスジェネの逆襲』『半沢直樹4 銀翼のイカロス』。出演:堺雅人、上戸彩、香川照之、北大路欣也、片岡愛之助、及川光博、柄本明、江口のりこ、筒井道隆、賀来賢人ほか。番組公式Twitterアカウントは「@Hanzawa_Naoki」。PR動画は番組公式サイトで公開されている。
◇TBS 日曜劇場「半沢直樹」番組公式サイト
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