BS-TBS「六龍が飛ぶ」第1-3話あらすじ:封印したい寸劇!子役たちの熱演に注目|予告動画
6人の英雄が理想国家を目指して立ち上がる、超話題の韓国時代劇「六龍が飛ぶ」(全65話)がBS-TBSにて2020年11月11日(水)より月~金曜午後1時~1時55分まで放送されることが分った!作品公式サイトに予告動画が公開中だ。
「六龍が飛ぶ」は、腐敗した高麗に革命を起こし、新たな理想国家を建てるため立ち上がった6人の英雄の生き様を描いた歴史くエンターテインメント時代。【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】では時代背景や、各話の詳しいあらすじと見どころやキャストの魅力や豆知識をまとめて紹介している。
※以下、50話版を視聴してあらすじ紹介しているので、カットされた場面やあらすじが前後することもある事、ご理解ください。今回紹介するのは全50話版の1話~3話途中まで。
■キャスト(子役)
イ・ソンゲ=太祖役:チョン・ホジン
チョン・ドジョン=三峰/サンボン役:キム・ミョンミン
イ・バンウォン=靖安大君役:ユ・アイン(ナム・ダルム)
イ・バンジ=タンセ役:ピョン・ヨハン(ユン・チャンヨン)
プニ役:シン・セギョン(イ・レ)
ムヒュル役:ユン・ギュンサン(ペク・スンファン)
ヨニ役:チョン・ユミ(パク・シウン)
■第1話あらすじ(1話/全50話版)
高麗後期の14世紀。イ・ソンゲは高麗の辺境(東北地域)を守る無敵の武将。五男のバンウォンはそんな父を尊敬し、父のようなザントガル(モンゴル語で最強の男)になりたいと夢を抱く少年。勉強よりも武術を磨き戦に出たいと言うバンウォンに、ソンゲは裏切り者を目の前で処刑し、戦の厳しさを目のあたりにさせる。
一方、都・開京ではイ・ソンゲを都堂(最高の行政官庁)に呼び入れる王命が下ったという話が伝わる。 申し入れをしたチョン・モンジュ側は喜び、反対勢力のイ・インギョム側が一気に緊張を高める。隠居した太后の復活と臣下たちが一気にイ・ソンゲ側につくことを恐れたイ・インギョムは対応策に追われ、イ・ソンゲの上京を待ち望んでいた臣下たちは明との戦を防げると喜ぶ。だがイ・ソンゲを信じるなと水を差すチョン・ドジョンに臣下たちは動揺する。
3日後に開京に向かうというイ・ソンゲに頼み込んで、同行することになったバンウォンは腕の立つヨンギュと都に先入り。都見物の途中に物乞いの子供たち(ストリートチルドレン)に身ぐるみはがれてしまい、そこでタンセとプニ兄妹と出会う。兄妹は母親を探すために上京し物乞いの仲間になっていた。
ところが、ある文書を見たことがきっかけで3人は、高麗最高の権力者であるイ・インギョムの屋敷に忍び込むことに…。
冒頭、メインキャストの3人が洞窟で出会う。バンウォンは喜びの表情だが、一方のタンセは何やら企んでいる様子。このあたりの事情はしばらくの間お預け。ドラマの序盤で熱演する子役たちは【天才子役】で詳しく紹介している。
■第2話(2話/全50話版)
イ・インギョムの開いた宴会でイ・ソンゲが裏切った内容の屈辱的な寸劇を見せられたイ・ソンゲ。その後、イ・インギョムは自分に忠誠を誓えとイ・ソンゲに詰め寄る。イ・インギョムに弱みを握られていることを知ったイ・ソンゲは、一度だけ見逃してほしいと頭を下げる。その様子をこっそり見たバンウォンは衝撃と落胆で混乱し、イ・インギョムに噛みつくが、インギョムはそんなバンウォンに裏切ったイ・ソンゲは悪なのか善なのかと問い掛ける。
そして、バンウォンは、友だちを助けてくれなかったと父ソンゲを非難する。
イ・ソンゲを開京から遠ざけることに成功したイ・インギョムだったが、自分の勝利ではなく誰かの勝利だとキル・テミに話し、かつて同じことがあったと思い出す。そして元の使者を出迎える迎接使にチョン・ドジョンを指名する。チョン・モンジュとホン・インバンは、イ・ソンゲが突然帰郷すると知り驚く。
一方、迎接使を引き受け長平門で歴史を変えると決心したチョン・ドジョンは、ホン・インバンに、自分が命を落とした時には私の意志を継いでほしいと頼む。ホン・インバンからドジョンが元の使節団を殺害しようとしていると聞いたチョン・モンジュは、これが士大夫たちを一網打尽にするためのイ・インギョムの罠だと察する。
芸人たちの小道具用の荷車に隠れて倉庫から抜け出したプニとタンセは山道の一角に到着する。荷車から出たタンセは捕まりプニはバンウォンに助けを求め、バンウォンはヨンギュに任せる。一方、チョン・ドジョンは倉庫に監禁されるのだが、ちょうどタンセを助けに来たバンウォンに出会い、イ・インギョムを止めてやると約束し、長平門へ。
イ・インギョムが脅しの中で「剣ではなく弓」と言い換えるが、これはイ・ソンゲは弓の名手だから。封印したいイ・ソンゲの過去をインギョムに教えたのは誰か?イ・インギョム邸で披露された寸劇についてはコ1話詳細/50話版「■豆知識」で詳しく解説。インギョムとキル・テミの回想シーンに登場するキム・ネピョンという人物と怪文書については2話詳細/50話版「■豆知識」で。
■第3話(2-3話/全50話版)
幼いバンウォンは鎮圧がおさまる頃、倒れている儒生の中にチョン・ドジョンの弟子ホ・ガンと出会う。チョン・ドジョンのようになりたければ成均館に入れと言ったホ・ガンの言葉を聞いたバンウォンは、咸興(ハムン)に帰る父イ・ソンゲに一緒に戻らないと伝える。一方、幼いプニとタンセは流刑地に送られるチョン・ドジョンを追い、長平門で歌った歌を母も歌っていたことを話し、何の歌なのかを聞く。チョン・ドジョンは、親子を装い近付いてきた子供たちに戸惑いながらも、その歌が恭愍王が作った歌であり、恭愍王と魯国公主に仕えた宮中のごく僅かな者だけが知る歌だと教える。さらに公主に仕えていたヨニャンという女官は18年前に死んだと告げる。話を聞いたタンセは母親捜しの手がかりをつかめずがっかりするのだが……。
プニたちが出て行ったと知ったバンウォンは、一人イ・インギョムの木を植え、打倒インギョムを誓う。儒生となったバンウォンは、ホ・ガンたちと「孟子講読会」に参加し、統治のあり方について熱心に学ぶ。だが、キル・テミの息子キル・ユたちは、明で『孟子』が禁止になったことを理由に、「孟子講読会」に参加する者たちを一人ずつ締め上げていた。そしてついにメンバーから自殺者が出てしまう。
ホン・インバンが流刑地から戻って来て成均館に戻る。インバンは儒生たちが次々と犠牲になっていることを聞き、成均館の秩序を正すよう命じる。ホ・ガンは告発文を貼りだして、キル・ユたちを追求しようとするが…。その帰り道、とうとうバンウォンが狙われる。
明との戦争を避けるためチョン・ドジョンが立ち上がり、フラッシュモブ、いやミュージカル「レ・ミゼラブル」のような感動シーンがあるのでお楽しみに。
ここで聞けるのは「無以異也(ムイイヤ)」という楽曲。「何も変わらない」、「違いは何もない」という意味で、孟子と高弟たちの言行・思想を集積して編纂した『孟子』の梁恵王章句にある言葉から歌詞がつくられたそうだ。果たして何が起きるのかチョン・ドジョンが歌った歌については2話/50話版「■豆知識」で解説している。
◇BS-TBS「六龍が飛ぶ」番組公式サイト
2020.11.11スタート 13:00-13:55
◇「六龍が飛ぶ」公式サイト
【作品詳細】【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】