王の怒りを探せ!「逆賊-民の英雄ホン・ギルドン-」第12話あらすじ:怒りの琴線|BSテレ東

2020年12月24日17時06分ドラマ
Ⓒ 2017 MBC

必要なのは不正の証拠ではなく王の怒りであることに気づいたギルドンたちは、燕山君が怒る材料を集めることに!BSテレ東の毎週金曜(午後5時58分から)新韓ドラ枠で放送の韓国ドラマ「逆賊-民の英雄ホン・ギルドン-」明日12月25日第12話のあらすじと見どころをご紹介、番組公式サイトに予告動画が公開されている。

「逆賊-民の英雄ホン・ギルドン-」は激動の朝鮮時代を舞台に、実在した義賊ホン・ギルドンを主人公に、最下層に生まれながら民の心を掴み、民を暴君・燕山君から救うべく、“愛”と“戦い”に身を捧げた英雄の激動の人生を描く最高の英雄時代劇。
【「逆賊」を2倍楽しむ】では、インタビュー映像、時代背景、実在の人物(ホン・ギルドン、燕山君)などドラマ視聴に役立つ情報をまとめているので視聴の参考にどうぞ。



■キャスト
ホン・ギルドン役:ユン・ギュンサン
ガリョン役:チェ・スビン
燕山君役:キム・ジソク
チャン・ノクス/コンファ役:イ・ハニ
父アモゲ役:キム・サンジュン
兄ギルヒョン(パク・ハソン)役:シム・ヒソプ
妹オリニ(サンファ)役:イ・スミン
オム・ジャチ役:キム・ビョンオク
ソプリ役:パク・チュンギュ
ヨンゲ役:イ・ジュニョク
イルチョン役:ホ・ジョンド
セゴル役:キム・ドユン
クッセ役:イ・ホチョル
オプサン役:イ・ミョンフン

■第12話「怒りの琴線」
燕山君は掌楽院の女楽たちを集め、自分に関する世間の噂を問い質す。他の女楽たちが物怖じする中、コンファンは燕山君と彼の祖父にあたる世祖の悪評までを正直に報告。燕山君は更なる噂を集めるよう命じる。一方、ギルドンたちも燕山君が怒る材料を集めることに。

巷にまで世祖の悪評が広がっていることを知った燕山君は、このために曾孫の自分を臣下たちが軽んじるのだと憤慨。燕山君は史官の中に世祖の噂を記録した者が1人でもおれば証拠として罰せると考える。そこで、世祖の噂が記された文書を探すために、科挙で燕山君の心情に配慮した回答をした史官パク・ハソン(ギリョン)を昇進させる。次にユ・ジャグァンには噂を広めた元凶を探し出すために史書の検閲を命じる。ノ・サシンはこれに反対するが、王命を受けたユ・ジャグァンはためらわない。ついにギリョンが王朝実録の草稿である史草の中から、史官キム・イルソンが記した世祖を暗に批判した“弔義帝文”を発見する。燕山君は臣下たちの前で、「(イルソンの師である)キム・ジョンジクらが弔義帝文を回し読みし、世祖大王を反逆者と誹っていた」と声を荒げ、朝廷では大騒動が巻き起こる。
燕山君を激怒させた曾祖父に当たる世祖の悪評とは「世祖が魯山君(ノサングン、第6代王・端宗)の遺体を山奥に埋め、息子の側室にも手を出そうとした」というもの。この醜聞が後に大きな問題を起こすことになる。このエピソードについては「王と妃」171-175話でも描かれる。
今回始めてノ・サシンがギリョンに声をかける。果たしてなんというのか?

※豆知識:ノ・サシンが史書を調べることを止めたのは、本来史書は一般はおろか重臣、王でさえ閲覧することは許されなかった。しかし「朝鮮王朝実録」によれば燕山君はしばしば史書の検問をさせていたとあり、燕山君の章『燕山君日記』は信ぴょう性が低いと記されている。「朝鮮王朝実録」など史書については 【朝鮮王朝豆知識】「◆歴史記録書」で詳しく解説している。

※豆知識:第7代王・世祖はクーデターで王位についたことで、ドラマでは悪役として描かれているが、後世には、数々の治績を残した名君としても伝わっている。即位後は、王権の地位向上と財政の安定を図るために数々の治績を残している。


BSテレ東「逆賊」番組公式サイト
 2020.10.09スタート 金17:58-18:54 再放送
 2019.02.11-02.19 月~金10:55-12:00
公式サイト

kandoratop【作品詳細】【「逆賊」を2倍楽しむ】