2月12日（金、夜9時から10時54分）の日本テレビ「金曜ロードSHOW！」では藤原竜也主演の人気シリーズ最終章となる『カイジ　ファイナルゲーム』（2020年）を地上波初放送！過去にも出演した天海祐希や松尾スズキに加え、吉田鋼太郎や福士蒼汰など新たに豪華俳優が集結！国家を相手に命を賭けた頭脳戦を繰り広げるカイジが最後の大勝負に挑む！予告動画は番組公式サイトにて公開中だ。



2020年劇場公開され、興行収入20.6億円のヒットを記録した『カイジ　ファイナルゲーム』は福本伸行の人気コミックを藤原竜也主演で実写映画化した『カイジ』シリーズの第3作目。第1作目となる『カイジ　人生逆転ゲーム』（2009年）に始まり、前作『カイジ2　人生奪還ゲーム』（2011年）から9年、多くのファンが待ち望んだ本作でシリーズラストを飾る。監督は第1作と第2作も手掛けた佐藤東弥が引き続き務めた。

本作の見どころは原作者の福本が徳永友一と共に脚本に参加したというところ。福本本人が考案した新たなゲーム、「バベルの塔」「最後の審判」「ドリームジャンプ」「ゴールドジャンケン」など、原作にも登場しなかったゲームが映画だけに登場する。作品の魅力の1つである「緻密なルール」にヒヤヒヤしながら、手に汗握る展開はファンならずとも楽しめるポイントだ。

そして、主人公で借金まみれのダメ人間、カイジを演じているのが藤原竜也。藤原は現在、フジテレビ系で放送中の「青のSP（スクールポリス）－学校内警察・嶋田隆平－」（火曜・午後9時）にも出演中の人気俳優だ。舞台『身毒丸』や映画『バトルロワイヤル』シリーズなどで見せた狂気的でストイックな演技が魅力の藤原は、本作でもそのカリスマ性を遺憾なく発揮している。

そんな藤原が演じる主人公、伊藤カイジはクズ人間だけど愛されるキャラクター。自堕落な生活を送り何者にもなれないクズが、勇気を武器に人生を賭けるカイジ。そんなカイジに多くの人が魅了され、カイジが放つ「あ～キンキンに冷えてやがる～！！悪魔的だ～！」などのフレーズが「カイジ語録」としてファンの間では注目を集めている。シュールなカイジの世界観において緊張と緩和をもたらすカイジ語録。『カイジ　ファイナルゲーム』ではどんな語録が飛び出すのか？こちらも注目して見て頂きたい。

さらに、主人公の脇を固める俳優陣もファイナルに相応しく超豪華な顔ぶれが集まった。過去作にも出演した、松尾スズキ、生瀬勝久や天海祐希に加え、福士蒼汰、新田真剣佑、吉田鋼太郎が初参戦し物語を盛り上げる。特に”日本の派遣王”黒崎義裕役の吉田鋼太郎と藤原竜也が真っ向から睨みをきかせるシーンのパワーアップした「顔面圧」は必見。果たしてカイジはゲームを制してクズから脱却できるのか？人として成長できるのか？天国か地獄か・・・カイジが迎える未来をお見逃しなく！

■あらすじ
2020年、東京オリンピックの終了を機に国の経済は急激に失速していった。この国では金を持つ者が生き残り、金のない弱者は簡単に踏みつぶされ、身を寄せ合うことでなんとか生きていた。

カイジ（藤原竜也）は自堕落な生活の末、派遣会社からクズと罵られ薄い給料袋を手に1本千円のビールを買うかどうか迷っていた。そんな困窮を極めるカイジの前に、帝愛グループ企業の社長に出世した大槻（松尾スズキ）があらわれる。カイジは大槻から、金を持て余した老人が主催し、一晩で大金を稼ぐことができるゲーム「バベルの塔」の存在を知らされ、そのイベントに一緒に組んで参加しようと誘われる。カイジは言いようのない不安に躊躇しながらも、命を賭けた一攫千金のチャンスである”最後のギャンブル”に挑むのだった。

■キャスト
伊藤カイジ：藤原竜也
高倉浩介：福士蒼汰
桐野加奈子：関水渚
広瀬湊：新田真剣佑
黒崎義裕：吉田鋼太郎
大槻太郎：松尾スズキ
坂崎孝太郎：生瀬勝久
遠藤凛子：天海祐希
西野佳志：山崎育三郎
高瀬強士：前田公輝
菅原太一：瀬戸利樹
渋沢総一郎：金田明夫
東郷滋：伊武雅刀

■スタッフ
原作／脚本：福本伸行『カイジ』（講談社ヤンマガKC刊）
監督：佐藤東弥
脚本：徳永友一
音楽：菅野裕悟

◇日本テレビ「金曜ロードSHOW！」番組公式サイト